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台風と大雨に翻弄された秋が終わり、当地は初冬の空気に包まれています。


タイトル画像は先日車検のため入庫した６３。

現行型の多いディーラーさんに持っていくと、新車登録から11年が経過したW211は相当古臭くみえます。ﾜﾀｽは好きで乗ってますけど(笑


今回ﾜﾀｽからはパワステフルードの交換のみを依頼しました。
費用は重量税・自賠責など諸費用も含めて15諭吉でした。


そして６３には先月購入した新しいスタッドレスタイヤが装着されていたので、
昨日新潟市内から自宅まで、全線ウェットの一般道を走行。

今回の相棒はContinental VikingContact™ 7。

スタッドレスタイヤ特有のノイズがよく抑えられ、ナンカンESSN-1で感じていた腰砕け感はありませんでした。一般道を流れに乗った速度程度ならまったく問題ないように感じました。前作のVC6と似た感触です。


そして今朝、土湯峠の路面に積雪状況が確認されたため、急きょ出撃。





土湯トンネル猪苗代側にある駐車場です。雪質は湿雪。除雪車が出動したばかりのようで、除雪前の路面と除雪後の路面が混在する状況でした。


特徴的なパターンがわかりますでしょうか？







前作VC6は左右非対称パターンでした。今回購入したVC7は左右対称のため、内減りの激しい６３にはとても有難い。


土湯峠を福島市方面へ走行。





道の駅つちゆは路面に積雪なし。ここでUターンして帰宅しました。





昨冬まで装着していたナンカンESSN-1と価格差がありすぎるため、比較するのはかなり酷かと思いますが、積雪路面を運転した自分なりの感想です。


VC7…縦・横方向共にグリップ力が相当高い。尻振っても振り方が穏やかでコントロールしやすい。また尻振りながらも縦方向にトラクションはかかっているので、尻振りを止めるために速度を落とさなくてもよい。ABSを効かせた状態でのブレーキングにおいても姿勢が安定しており、ESSN-1に比べると制動距離が圧倒的に短く感じる。コーナリング時にフロントが外へ逃げていく嫌な感じがない。

NGなところは、価格(汗　


ESSN-1…縦方向はそこそこグリップ力がある。一方、横方向のグリップ力が弱い。すぐに逃げたがる感じがある。尻振りだしてからの動きが速いので、アクセルを開けられない。そのため、FRでの登坂はかなり厳しい状況となる。ABSを効かせてしまうとABSが作動したまま滑っていく感じがあるため、ABSが作動しない速度での走行が基本。制限速度以下なら問題ないが、流れのよい道路であれば厳しい状況となる。コーナリング時、速度に注意していないとフロントが外にヌルっと逃げていく嫌な感じがある。で、アクセル踏んで尻を出すと、尻が出過ぎそうになるので、そうならない速度での走行が基本。舗装路面において、グニャグニャする感覚があるため、速度の管理は注意が必要。

ただ、圧倒的なコストパフォーマンスであの効きなら十分納得できる。
非積雪地域にお住いの方にとってはメリットのあるタイヤと思います。


？？？

「車検が終わりました」というタイトルなのに、ほとんどスタッドレスタイヤの感想になってしまいました。ちなみに今回、構造変更をかけての車検はしませんでした。ﾜﾀｽはエアサスをバネサスへ変更した時点で構造変更用書類を準備し、構造変更車検をお願いしますという事を伝えてお願いしたのですが、お互いよく話し合いまして、通常車検としました。

明日にかけて一段と寒くなるようです。今冬は雪が少ない事を祈りましょう♪