ブレーキパッド摩耗の警告
が出ましたので、C63のブレーキローターとパッドを交換しました。
ブレーキローターを交換しましたので、調べたことをメモしておきたいと思います。
前回のブログでW204のC63 AMGは3種類の純正(フロント)ローターがあることがわかりました。
すべてブレンボOEMです。どのローターも、W204 ノーマルC63やW204 C63パフォーマンスパッケージで使用できます(サイズが同じ360mmのローター)。ちなみにE63も同じようです。C63ブラックシリーズは、もっと大きいローターなのでポン付けできないと思われます。
後期パフォーマンスパッケージの物は、見た目は軽量化された1ピースなのですがローターとベルハウジングが異なる素材のコンポジットローターなので、海外の掲示板や海外のショップでは1.5ピースと呼ばれているのでそう呼ぶことにします。
重さや特徴を比較してみました。
前期/後期のノーマルローター(1ピース)
いわゆる普通の1ピースローター、ドリルド、スリットなし
16.1 kg
前期パフォーマンスパッケージ(2ピース)
いわゆる普通の2ピースローター、ドリルド、スリット
あり
ベルハウジング黒でかっこいい!
13.4 kg
後期パフォーマンスパッケージ(1.5ピース)
1ピースに見えるけど、ベルハウジング周辺に穴が空いている1.5ピースローター、ドリルド、スリット
あり
ベルハウジングが塗装されていないので、見た目はおとなしい
14.3 kg
比べてみると前期のパフォーマンスパッケージの2ピースが最も軽い。
(リアは、すべて共通で1種類しかなく、ドリルド&スリットありの1ピースです。)
ちなみに社外品のevosportの2ピースだと10.6 kgのようです。
ノーマル1ピースローターから前期パフォーマンスパッケージの2ピースにすると
左右でなんと5.4 kgも軽量化が可能です。
デメリットは、スリットありなのでブレーキダストが多くなるのとパッドの摩耗が早くなると予想できます。
それと値段ですね。。。
定価だとフロント1ピース左右で7万円程度、2ピースだと27万円程度、1.5ピースは定価がわかりませんが海外では2ピースとあまり変わらないようです。通常2ピースローターだとベルハウジング使い回しでローター部分のみ交換とかできるのですが、ローターだけの提供が純正ではないです。社外品でディクセルとかはローター部のみの販売がありますが、それも結構なお値段します。パッドはフロントだけで6万円程度です。さすがブレンボの6ポッド!、お財布も軽量化できます。
コスパは優先ならダントツで1ピースローターです、ブレンボからはメルセデスロゴなしの全く同じ形状のローターが売っています。日本でも売っていますが純正と変わらないぐらい高いので、ブレンボ品で海外から買うのがコスパが一番良くなりそうです。
今回は、純正の最軽量な2ピースローターをノーマルC63にポン付けしてみました。
変更前 (ガリ傷の長さ計測のために撮影した昔の画像なので、ノギスも写っています。古い画像なのでタイヤも今と違う。)
変更後 (ホイール洗ってから撮影)
ローターの付け根の部分が黒くまたボルト付けされている、スリットもあります。とてもカッコいいです。
リフト使用で、一人で4時間かかりました。
作業は結構大変で、翌日とその翌日は全身筋肉痛になりました。。。
固着したローターを外すのがものすごい大変でした。
今回はフロントのみ。リアも警告が出てから作業しようと思います。
次回はパワー温存のために、ホイールやキャリパーのネジを外す際にインパクトレンチが欲しいです。
締め付けはトルクレンチでしっかりやるので仕方がありませんが、外すのも結構体力を使います。
ローターは片側がかなり固着していて、それだけで1時間かかりました。
CRCかけて、ひたすらハンマーで叩いてという筋トレモードです。
国産車のようにローターにサービスホールがないのです。
とはいえ、見た目がカッコよくなり、軽量化されたので報われた気がします。
Posted at 2018/09/22 09:56:28 | |
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