ニコルフェラーリのサーキットエクスペリエンスに行ってきました。
富士スピードウェイでの開催です。当日、誘導により車をいきなりレーシングコースのピットの中に駐車します、待っていた営業担当の方から丁寧に挨拶をいただき、パドックパスのようなプラスチックカードを受け取りました。ピット内で受付したら2階のクリスタルルームに上がります。
開会式が始まる頃に思ったのは、同伴者っぽい人を除くとえー、まじか。。。この台数で日曜日の午前中の国際レーシングコース貸切しちゃうのーーー?
同伴者っぽい人を除くと10人ちょっとしかない。そのうち何人かは納車待ちの方で、おそらく488チャレンジEvoのタクシーかもしれないと。
10人で3-4時間のサーキット貸切状態ってのは、しかも休日の富士スピードウェイ。
フェラーリチャレンジのレーシングスーツ着た人もいるのを見ると、ピットにあった、488チャレンジEvoのどれかは個人所有なんだなぁと、フェラーリワールドの広さを垣間見る。FOCJのメンバーっぽい方も何名か。自分もいちようメンバーだったっけ。
その後、本日のトレーナーおよび先導者ドライバーの紹介。4人とも現役の有名なレーシングドライバーかつフェラーリの公認トレーナーだそうです。
私は速度制限なしの組で、先導車はレーシングドライバー東徹次郎選手が運転するSF90、その次になんと599GTOが並びました。
後ろのピラーにかっこいいエアロがついていたが、後から調べたら599XXのエアロキットっぽい。。。
599GTOの方はレーシングスーツ着ていたので、ガンガン走っている人みたいです。で、その次に並ぶように指示がありました。後ろには812SF、488がついて、なんと先導車+4台で今日は走るそうです。1000馬力、670馬力、私の570馬力、800馬力、670馬力の順です。
お、他の組に458発見!と思ったら、458スペチアーレだったし。。。私は全参加車の中で最も低馬力!
一番後ろがよかったなぁと、ちょっと焦りましたが音で勝負!というか、この状況を楽しまないと勿体ないですね。
前の2台はやはり、早かったです。コーナー立ち上がりでちょっと離されるし、ストレートは勝負になりませんね。
安全のため、最終コーナー立ち上がりでは前を向いて一瞬の時間を置いてから先導車がぶっ飛んでいきます。その後ろが599GTOで、頑張ってついて行ってる感じがします。上手な方で経験も豊富そうな方なので納得です。
しかし、私の458ではちょっと辛いです。2週目からは、その一瞬のタイミングで回転数を落とさないように頑張りましたが、圧倒的な馬力と力量の前に458はついていけません。599GTOの甘美なサウンドに酔いしれながら、自分の458のサウンドもなかなか良いなぁと1コーナーブレーキングする感じです。20分を3セットで1時間ほどコースインしました。2セット目は東徹次郎選手の真後ろになりました。
最終コーナーの立ち上がり以外は速度を抑制されることはありませんので、無理しない範囲で全開でついていきます。各セット走行後にはアドバイスをいただき、次のセットでそれを試す感じです。
ピット横にはトランスポーター2台あり、そのうち1台はピット横のケータリングルームで暖房付きです。
488チャレンジEvoのサーキットタクシーは今回は乗りませんでしたが、次回は絶対に乗りたいです。全開走行で走りますと開会式で説明されていましたが、確かにぶっ飛んで速いタクシーで、ピットロード出口からすごい音。
終了後はランチとクリスマス用のシャンパンなどのお土産も付いていました。
日曜日の午前中の貸切で少人数走行、現役の有名レーシングドライバーからアドバイスをもらえて、20万円弱の参加費でした。ちょっと私には、高いな。。。と思っていましたが終わる頃にはまた来たいと思う内容でした。
ポルシェでも同じぐらいの費用でサーキットエクスペリエンスがあるようですが、広場や駐車場でのトレーニングレッスンとサーキット走行がセットになっており、スケジュールが丸一日です。なのでやはりフェラーリはちょっと高いですね。しかし、参加台数が少ないのもあり、とても濃密な時間でした。