フリージャーナリスト・岩上安身女史らによる、原発関連の調査報告LIVE

お久ぶりです。
米国では、兼ねてから分かっていた天然ガスの埋蔵に対する、採掘が具体化してきたことにより、原発の推進にブレーキが掛かり始めてますね。ユッカマウンテン核廃棄物処分場の実質的中止などもその表れでしょう。
我国の原発事業は、国内だけの問題、利権などが関係しているだけではなく、エネルギー施策の面で米国との関連は知られた話ですから、時間はかかるかも知れませんが将来的な脱原発の期待値も上がってきましたね（＾＾）

ご無沙汰してます。

軍用機器と絡め原発技術・設備を長年日本へ輸出してきた当の米国自身は既に舵を切っていますよね。スリーマイル事故も含め米国内でも大きな社会問題になりましたし。
日本は（そうした国際・国内的な利権もあって）今の原子力政策を継続し、今回の事故に至ってしまいましたが、、、。

福島原発の原料となるウランも日本はオーストラリアから輸入してきたわけで、採掘作業員となっているアボリジニの被爆問題・地域の環境汚染も深刻です。

事態そのものは非常にグローバルな問題ですが、IAEAはもちろんWHOなどの国際機構もそれに対し中立な立場を保てず、十分な機能を果たしていませんよね。本当に困ったことです。

問題は今後日本がどうするかですが、上（米国）からの改革となるか、下（一般市民）からの改革となるか。目が離せません。ただいずれにしても、小十郎さんのおっしゃるようにこの機運は、大きな期待をもって迎えられるものですよね。

日本はこの度の原発事故で非常に大きな被害を被ってしまったわけですが（そしてその実態に対し世間ではしばしば過小評価されていますが）、せめて新しい再生可能エネルギーの利用技術の深化と、グローバルなマーケットの開拓へ向けての第一歩となってくれることを願ってやみません。