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ヤマシるのブログ一覧

2020年10月05日 イイね!

改めて効率ついて考えてみた

エキマニ交換して思ったよりセッティングが合わなくなったから、改めてセッティングを見直している中で、ちょっと気になったことがある。

LINKのベースデータを見ていると、燃料噴射タイミングが圧縮上死点前360度程度になっている。

これは、吸気と排気の間のタイミングで要は両方のバルブが開いている状態(オーバーラップ)の場合が多い。

一般的に、燃料噴射タイミングはポート噴射の場合、吸気バルブが開き始めるまでに噴射が終わるようにすると良いと聞くけど、ベースデータではそうなっていない!?

試しに、アイドリング中に420度くらいまで進めてみたら、空燃比が数%濃くなった。
ということは、シリンダーにより多くの燃料が入る(燃焼する)ようになったということで、逆に言うと燃料を減らすことができて燃費(効率)もちょっと良くなるはず。

なぜ、噴射タイミングを変えると(出ている燃料の量は同じなのに)空燃比が変化するのか?
と言うのは、きっと頭のいい人が説明してくれるはず!(爆)

とにかく、結果的にいい方向に変化したからOKという事で(ぇ











・・・って、終わらせるのもあれだから、一応自分なりに調べたり考えたりしてみたw

まず、空燃比の値が小さくなるという事は、排気ガスに含まれる酸素濃度が低くなるという事。

酸素濃度が低くなる=酸素を使っている=燃料が燃焼しているという事(※吸気量は同じ前提)だと思うから、吸気量も燃料も同じで空燃比が変わったという事は燃え方が変わったと考えられるはず。

要は、燃料噴射タイミングを適切にすると、ポート内で空気と燃料が混ざりやすくなったり混合器の温度が適度に上がったりして、燃焼しやすい状態になったのかなと。

吸気温度は低い方が密度が高く良いとされてるけど、それは混合器にする前の状態で、燃料が混ざった混合器はある程度に温度が高い方が燃料が気化しやすく燃焼しやすいのかな?

内燃機のエンジンは、熱膨張で出力を得ているわけで、
熱をトルク(パワー)に変換しているといってもいいはず。

だから、吸気と排気の温度差があればあるほど(膨張率が高いわけだから)高出力という事になる。
(ある意味、炭酸ジュースを真夏の車内においてたら爆発したのと同じ理屈!?ww)

という事で、混合器を温めるための時間を考慮して噴射タイミングは早い方がいいという事になる。

でも、早ければ早いほど良いというわけではない!?←早めすぎた時のデメリットがあれば誰か教えてくださいm(__)m

ただ、低回転の時は適切だった噴射タイミングも、高回転になるとそれでは不都合が出てくるんじゃないかと思う。


それを考えるために、表にしてみた。
横軸が角度で縦軸が回転数、紫色の部分が燃料が噴射しているタイミング。
※バルブタイミングは仮で、各工程の中心が最大になるようにしてます。
(表が細かい&アップできる画像サイズに制限があるから見にくいけど^^;)

・1000rpm/5ms/420度

この場合、吸気バルブが開く直前に燃料噴射が終わる感じ。
(もし、噴射タイミングを360度にした場合ポートが開いているときに噴射することになる)

・5000rpm/5ms/420度

同じ噴射時間&タイミングでも5000回転では150度ほど噴射してる。

・8000rpm/5ms/420度

ついでに8000回転だと240度程の噴射になる。

・8000rpm/12ms/420度

更に噴射時間を延ばして12msにしてみると・・・570度程噴射してることになる。
※この状態でインジェクターデューティーは80%
こうなるともう、前工程の吸気のタイミングと被ってる!
この状態はどうなんだろうか???

ということで・・・

・8000rpm/12ms/360度

噴射タイミングを遅らせて360度にしてみるとこんな感じ。
表で見るとまだ前工程の吸気タイミングと被ってるけど、実際は無効噴射時間があるから、ギリギリ被らないはず。

ただ・・・これに可変バルタイが関わるから実際はもっと複雑になるw

けど、可変バルタイに応じて噴射タイミングを変えるような設定もないし、実際はそこまで気にしなくていいのかな!?(特に高回転は)

ってことで、何が正解かわからなくなってきた(爆)


ちなみに、噴射タイミングを380度にしたときと420度にしたときを乗り比べてみると、420度の方がレスポンスが良くて軽快な感じがして、380度の時は軽快さは若干減るけどトルクがある感じがした。(特に低回転)

これは、ポートが開いてる状態(380度)で燃料を噴射するとダイレクトに燃料が燃焼室に入るから(上に書いた理由で)燃焼しにくいんだけど、逆に燃焼するのに時間がかかるからジワッと燃えてトルクが出やすいのかな?

ということだとすると、420度でも燃料を多めに吹けば同じようなフィーリングにできるのか?

でも、そうすると逆に燃費は余分に必要だから、燃費的には悪くなる??


ま、この辺は燃料だけじゃなく、点火タイミングも関係してくると思うし、吸気温度や水温とかでも変わってくると思うから、逆にあんまり詰めすぎると季節や天気でフィーリングが変化しすぎてハマりそうだから、あいまいにしといたほうがいいのかもwww
Posted at 2020/10/07 15:45:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

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2012.1.1 HN変更しました~ 「やまっく」 → 「ヤマシる」 至って(とりあえず見た目は)普通なS15シルビアAutechVer.に乗ってますw ...

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