冬の寒さもいよいよ本番。
サーキットタイムアタックもすっかりシーズンインですね。
とまれ、色々とあった2020年もあと数日となりました。
皆さんステキなカーライフをお過ごしでしょうか。
さて、年内の走り収めはもうちょっと先の予定ではありますが、ここ一ヶ月弱のカーライフについて書いておきます。
先ずはタイトル画像について。
NANKANG AR-1を履いて高松某所に向かっていた時の小ネタになります。
先日の阿讃走行でATR-Kのフロントがけっこう減って(磨耗して)しまいました。
本番タイヤ(ADVAN A052)の予定納期はまだまだ先ってことで、年末年始のサーキット走行用に急遽ATR-K 2本を追加購入したんですね。
それで、高松のショップさんにタイヤを組んでもらいに高松自動車を東へ向かっておりました。
この時に履いていたのはNANKANG AR-1です。
約一ヵ月後には(A052とバトンタッチする形で)AR-1を廃棄しちゃう予定でしたから、最後のライフを街乗りで消化している状況でした。
交換対象となる新旧ATR-Kは後部座席に積んでいました。
高松某I/Cの直前、急にハンドルが取られる様になり『あぁ、右フロントがパンクしたかな?』と。
取り敢えずI/Cを降りてパンク修理をしてやろうと(パンク修理キットは常備しています)。
ところが、I/Cを降りる直前になって焦げ臭くなってきました。
ハンドルを少し取られるだけで普通に走れる状況だったんですけど。
I/Cを降りているところでステアフィールが明らかにおかしくなり、超ゆっくり走行でI/Cゲートを抜けて路側に停車。
分かり難いですけど、右フロントが完全にパンクしちゃってました。
AR-1の構造が強過ぎるんでしょうね。
まさか完全にエア・ゼロ状態とは思いませんでした(けっこう普通に走れましたし)。
内部レイヤーが疲労破断した跡がくっきりです(黄矢印部分)。
このタイヤはもうダメだ… ってことで何とかジャッキアップして取り外してみると…。
分かります?
タイヤ内側が完全に破断して2ピース化していました。
この状況でもスロー走行ならできてしまうAR-1てヤバイです(どんだけ構造強いのよ)。
構造が強い一部のアジアンについては、『パンク?』って思ったらすぐに停車対応した方が良いですね。
普通のタイヤなら無理な状況でも普通に走れちゃいますから、気が付いた時には深刻な状況になっているかもです(騙されます)。
とまれ、タイヤを組んでもらう道すがらで良かったですよ.
後部座席に積んでいた(磨耗した)ATR-Kに換装して無事にショップに辿り着けました。
さてさて、上記した小ネタの翌週、フロントだけ新品に換装したATR-Kを履いて阿讃メンバーズアタックに参加してきました。
お久しぶりな方々とお会いできて楽しかったです。
結果(タイム)自体は良いものではなかったので記録としては簡単に(笑)
先の阿讃走行では高いトラクションを感じられたんですけど、右リアがズルズルに滑っちゃって思う様に走れませんでした。
1コーナー、M字2つ目(左)、最終コーナーで横に逃げちゃって、タイム的には(フロントを新品にしたにも関わらず)前回の0.1秒落ち止まり。
『路面コンディションが悪いのかな?』と疑うも、他の皆さんからは『トラクション、かかりますよ』と…。
ひそかにベスト更新を狙っていたんですけど… 年明けにリベンジ@阿讃してやろうと思います。
ちなみに、阿讃メンバーズアタック当日、GR徳島さんのお取り計らいで【GRヤリス】と【スープラ】の試乗をする事ができました。
先ずは【GRヤリス】。
RZのハイパフォーマンス、最高グレードのやつです。
カタログ値として、車重が1,280kg、1.6Lの3気筒ターボ(272ps & 37.7kgf・m)の四駆ですね。
車重の軽さから期待は大なんですが、1.6Lの心臓がどれほどのパフォーマンスを見せるのか。
軽く2周を走るだけの試乗でしたが、一応のインプレを書いてみます。
凄い!って思ったのはボディ剛性の高さ。
ブーレキング時も旋回時もとにかくボディのヨレを感じませんでした。
このボディならトラクション性能も高いでしょうね。
タイヤのグリップが上がった分だけ速くなるだろうなと。
やっぱりそうか… と残念に思えたのは低速トルクの細さ。
もちろん、この車単独で考えれば十分に速いんです。
ただ、インプやエボと比べて… って話になると5,000回転くらいまでの加速がダル過ぎる。
ワイドなギア比も相まって下の無さを強く感じました。
ジムカーナならインプ・エボと同じPN4のはずで、これで戦えるの?って思えてしまうレベル。
高回転を維持できるコースなら話は別なんでしょうが、ショートサーキットやジムカーナで好タイムが出せるイメージが持てませんでした。
チューニングによってどれほど化けるのか?
来年のジムカーナで好成績を残せるのか?
今後の活躍に期待ですね(活躍してほしい!)
続いてA90スープラ。
セカンド・グレードとなるSZ-R。
カトログ値として車重 1,450kg、4気筒ターボ(258ps & 40.8 kgf・m) & スポーツ8ATのFRですね。
こちらも軽く2周を走っただけなんですが、一応のインプレを。
先ずはボディ剛性の高さを強く感じました。
最近のシャシーって凄いですね。
運転席はタイトでスポーツカーっぽい。
加速感はマイルド。もうちょっとパンチのある加速をするのかな… って思っていたんですが。
ファースト・グレードのRZ(6気筒ターボの387ps & 51.0kgf・m)ではないので、こんなものかも。
乗り心地は良かったです(良過ぎるくらい)。
スープラっぽいと思うのですが、スポーツカーというよりもGTカーですね。
以上、気分を害する方もおられるでしょうが、自分が受けた印象を正直に書いていますのでご容赦方。
さて、阿讃メンバーズアタックから数日後、タイヤ屋さんから『予定よりも早くADVAN A052が届きました』と連絡が入りました。
来年の予定納期だからATR-Kを追加購入したのにぃ…。
とまれ、GVBではDIREZZA以外の初国産タイヤです。
さっそくホイールに組み込みましたが、やはりトレッド幅が広いですね。
10Jホイールに265/35R18を履かせているわけですけど、ホイールリム幅が不足して見えます。
広めの駐車場で履かせてみて各部干渉チェックをしてみました。
265幅なら少し余裕があるはずの(私のGVBの)リアでパツンパツン。
サーキットなら大丈夫でしょうけど、高速道路で大きなギャップは超えたくないくらいのフェンダークリアランス。
ちなみに、いっぱいにステアをきるとインナーにはガッツリと干渉します。
サーキットオンリーなので大丈夫でしょう?
フロントの内側のクリアランス確認。
まだ30mmくらい余裕があります。外側の余裕はミリですけど。
ワイトレ(15mm)を外せば295でもいけるかな。
リアはインナーガードをカットすれば内側に+15mmくらいはいけそう。
外側(フェンダー)に余裕がないので、295化するならフェンダーを+10mmは拡幅しないと無理っぽいです。
来期に295化できるか… は未定ですね(笑)
最近のメンテについても書いておきます。
前回の交換から2年以上が経過してしまったのでクラッチフルードの交換を行いました。
クラッチフィールは特に変化なし… と思っていたんですが、よくよく考えてみると、半年前にクラッチを交換していてプル式をプッシュ式に変更しています。
その時にクラッチフルードは交換されているはずで… 半年ぶりのフルード交換にしかなっていませんでした(笑)
こちらは本当に前回の交換から2年以上が経過していたパワステスルードの交換です。
ステアフィールが若干スムーズになりました。
ある日、GVBの腹下に水溜りができる事に気が付きまして…。
はい、マフラーのガスケットがお亡くなりになっている様で、触媒から出てきた水がボタボタと垂れてきていました。
あと、画像は撮ってませんが、リアの車高とプリを微調整して、スタビも交換してみたり(純正戻し)。
最後ですが、エンジンオイルを変更してみることにしました。
Elf RR 10W-55 から LOVCA 15W-55 に変えてみることに。
ペール缶をひっくり返しているのは、ポリマー類の沈殿対応です(意味があるかは各自の判断でしょうね 笑)。
最近のElf RRのキレが良過ぎる印象を受けたので今回の銘柄変更となりましたが、LOVCAの方が随分とキレは悪かったです。
オイルジョッキからオイルを入れきる時の糸引き具合が全然違いました。
また、温間アイドル時の油圧が1キロ(100 kPa)も上がりました。
街乗りレベルの印象は悪くないです。
あとは、スポーツ走行時の油温上昇がどれほど大きくなるか。それに、タレの出方がどの程度か… ですね。
ある程度の使用後にレビューしたいと思います。
さてさて、年内にタカタに行って走り収めをしてくる予定です。
ADVAN A052でどの程度のタイムが出せるのか… 楽しみでもあり緊張もあり(笑)
とまれ、頑張ってこよう。