明日からボジョーレ・ヌーボーが解禁ですね。
「若いワイン」だとか「これを喜ぶのは日本人だけ」などと言われますが、「その年の収穫を祝ってのワイン」という意味で飲んでも良いのでは・・・などと思っています。
そんな酒の話を考える時に、必ず思い出す一冊がこの本です。
静岡市内草薙の酒屋「Liberty」店主・長澤一廣氏の著作です。
この本、正直言って・・・・ヤバイです!!
ある意味、現代の酒業界に対する挑戦状です。
こんな事を言っても良いのか、こんな仕組みをバラしても良いのか・・・そんな内容ばかりです ((゜m゜;)アレマッ!
歯切れ良く業界の本音を暴露していく氏に対し、業界自体からの圧力も相当だったようですが、「本当に美味い酒を提供したい」という信念の元、悪酒を徹底的に排除し、良い物をのみを提供していく、というスタイルを貫き通しています。
悪酒を見極めるために研究&勉強に勤しみ、2000年には日本人第1号の「ビアクオリティ鑑定士」の資格を本場ドイツで取得したそうです。
そんな氏のスタイルが共感を呼び、静岡市内においても「知る人ぞ知る酒屋」となっています。
そして何時の頃からか、誰かともなく氏の事を「闘う酒屋」と称したそうです。
この本を読むと、いかに我々がCMや情報に踊らされているか、自分の味覚でなく他人の評価を見て味を判断しているか、が良く分かります...... ( 〃..)ノ ハンセイ
酒好きの皆さん、是非一度呼んでみてください!
「目から鱗」とはこの事ですよ。
車弄りのSHOPと同じで、何を購入するにしても信用のおける店を探したいなぁ~、と思う今日この頃です。
Posted at 2005/11/16 21:32:12 | |
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