ureakのブログ一覧

　ポルシェに乗っていると、どのぐらいスピードを出すの？、制限速度を守るの？と聞かれます。





　某お店の営業マンの話しです。
　その営業マンも、ポルシェが好きで、何台もポルシェに乗っているというタイプです。

　その営業マンは、「高速に入ると、２００ｋｍ／ｈは出しますよ。」と、あっさりと話してました。
　続けて「ガンガン行きますよ。そのために、高いお金を払って、整備してますから。」と話してくれました。
　普通は、違法なことは言わないと思いますが。


　私の場合は、法廷速度を超えることもありますが、気持ちよく回転が上がっていけば超えてしまう場合もあるという状況でしょうか。

　やはり、ポルシェの気持ちよさを体感するために、乗っているので、エンジンの回転に合わせてスピードがでてしまう場合もあります。

　私の場合、何ｋｍ／ｈという数値というより、気持ちよく体感できることが大事です。
　なので、もしかすると、実際には遅い場合もあるかもしれません。


　ただ、年齢も年齢なので、違反にならない範囲で楽しんでいます。

　ポルシェの燃費はどのぐらい？。燃費悪いんじゃないの？。ガソリン代かかるんじゃないの？
　よく聞かれます。




　私には、この質問が理解できません。
　理由は、燃費を気にして乗っていないからです。

　ポルシェに乗る時に重要なのは、走りや音なども含め運転している満足感だと思っています。

　なので、走っている時に気にするのは、油音、油圧、水温、空気圧などであり、燃費は気にしていません。
　ガス欠になると困るので、ガソリン残量は気にしますが。


　ポルシェにも、アイドリング・ストップがつくので、燃費が重要なのは確かだと思います。
　しかし、どこまで考えるかは人によって異なると思います。
　
　クルマの楽しみ方として、燃費を競うのもあるのでしょうが、私は走りで楽しみたいと思っています。

　ポルシェに乗っているというと、「お金あるね～」とよく言われます。
　別にお金があるわけじゃないんだけど、好きだから無理して（楽しんで？）乗っているんだけど。




　これって、収入の中からクルマに使える金額が法律で決まっている訳ではなく、自分のお金を何に使うかの問題ではないでしょうか。


　私も、ポルシェに乗っていますが、節約していることは沢山あります。

　例えば、サラリーマンで年齢が高くなってくると、それなりに、オーダーワイシャツや、オーダースーツを着たりしています。
　私は、コストパフォーマンスの優れたものを選んでいます。

　また、飲みに行くのが好きな方ではありませんが、高いお店は殆ど行きません。

　自分で価値があると思ったところに、お金を使っているだけです。



　ポルシェだと、なぜか運転するときの気持ちは高まるし、自宅の駐車場に停まっているだけでも気持ちが違います。
　何か不思議な力を持っていると感じます。

　このためだったら、無理してでも、お金を払おうと思ってしまうのです。

　タピオカの行列をみて、感じたことです。







　私は、行列にならぶのが得意ではありません。

　並んでいる人にとっては、並んで食べるタピオカに、それだけの価値があるんだと思います。
　もしかすると、行列に並ぶことで価値が増幅されているのかもしれません。

　美味しさなのか、SNSへの公開ネタなのか、価値は人それぞれだと思います。



　ここで、もしかして、タピオカの行列も、私のポルシェも同じなのか、と感じました。

　今の時代、ほとんどのモノが便利になり「手がかからない」時代になり、逆に「手間をかけることができる」という事が、貴重になっているのかもしれません。

　ポルシェも、買うのにも手間がかかり、乗るのにも手間がかかるという状況ですが、充実感は全く違います。
　行列に並んで飲むタピオカと、同じ魅力なのかもしれません。


　ポルシェに限らず輸入車全般に言えることですが、手間がかかるけど、それだけの価値があるって最高だと思います。

　特に、定年間際になって、いろいろ考え直すようになってきた人たちにとっては、重要なのかもしれません。
　おススメです。

　お盆で集まった時の話です。

　お偉方から「日本では、高速道路でも１００ｋｍ／ｈ（一部１２０ｋｍ／ｈ）なのに、高いポルシェなんか乗っても無駄じゃないの？」と貴重なご意見がありました。
　他でも、よく聞く話しだと思います。




　「無駄で結構、ポルシェが趣味なんだから」と思って、聞き流して、大人の対応をしました。
　ただ、言い方があるんじゃないの？と感じました。


　GT4を普段の買い物に使えるかというと、使えないのも事実だと思います。
　しかし、感じるものがあるから、収入に見合わないポルシェに乗っているのです。

　私は、自分の趣味を押し付けるつもりもなく、趣味の考え方は人それぞれなので、それぞれの考え方を尊重したいと思っています。

　クルマに趣味のない人と、クルマの話をするときは、我慢が必要です。