その1の続きです。
バッテリーの充電方法について、記載します。
バッテリーの充電には、いろいろな方式あります。
突然、「トリクル充電」、「フロート充電」とか言われると、聞くのがイヤになってしまうと思います。
よく使う言葉には、次の2種類があります。
(1)フロート充電
バッテリーの状況を監視して、減ってくると充電します。
シーテックは、この方式で充電します。
(2)トリクル充電
常時弱い充電をしておき、常に満タンにしておく方式です。
これは、クルマというより、非常時に電池でバックアップしている装置、例えば火災報知器などに使われています。
もし、クルマでこの言葉がでてきたら、理解していないという証拠です。
また、充電器には、以下の種類があります。
(1)接続すると、一定時間充電して、自動で停止するもの
比較的、低価格の充電器がこの方式です。
バッテリーの状態に関係なく、接続されると、一定時間充電し、自動で停止します。
もともと、エンジンに接続された発電機で充電されているので、すごく不安定な充電をされています。
エンジンの回転数によっても変動しますので、ラフな充電でよいとの考え方もあります。
(2)シーテック
先ほどのフロート充電で説明した、バッテリーの状態を監視して、減ってくると充電する方式です。
バッテリーは充電・放電で劣化が進んで行きますので、減ってきたら充電するというのが寿命も長くなります。
乗り終わったら、常時接続して、最適な状態にしておくことができます。
充電器は高価ですが、バッテリーの劣化は少ないと思います。
また、シーテックには「スノーモード」(雪マーク)というのがあります。
これは、どちらかというと、トリクル充電に近いです。ただ、目的が充電ではなく、さらに弱い充電で、バッテリーを温めて、凍結を防止するというところにあります。
バッテリーの寿命的には厳しい使い方になります。
バッテリーが上がってしまうと、車種によっては、PSMのチェックランプが点灯する場合があります。
また、夜とかでバッテリーが減ってくると、突然止まってしまうことも考えられます。
週末ぐらいしか乗らないクルマであれば、乗り終わった時に、シーテックを接続しておくというのが、一番よさそうなメンテナンスだと思います。
当然、駐車場所の防犯等の制約もあると思いますが。
Posted at 2019/09/29 06:11:12 | |
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