ポルシェの人気オプション?の「スポーツクロノパッケージ」について、記載したいと思います。
スポーツクロノパッケージがあると、ダッシュボードの中央にストップウォッチがつきます。一部の方は、マウントをとる(自慢する?)のに役立てているようです。
ポルシェの場合、オプションがたくさんあり、年代によっても異なるので、スポーツクロノパッケージが、ストップウォッチのことだと思っている方もいるようです。
スポーツクロノパッケージには、大きく3つの機能があります。車種、年式による違いは省きます。
(1)ストップウォッチ
最初に記載しましたが、正直、一般道ではあまり使用しません。
(2)スポーツ+モード
以前は、スポーツモードが追加されましたが、今は標準でスポーツモードがあり、スポーツ+モードが追加されます。ハンドルにモード切替スイッチが追加される場合もあります。
(3)ダイナミック・エンジンマウント、ダイナミック・トランスミッションマウント
今回の本題のマウントの話しです。自慢する話しではありません。
エンジンあるいミッションを車体後部に固定する部分の話しです。
911の場合はエンジンが車体後部にあるのでエンジンマウント、718の場合はミッドシップでトランスミッションが車体後部にあるのでトランスミッションマウントと呼ぶようです。
ボンネットを開けて、エンジンを空ぶかししたときにエンジン、ミッションが動くのを見たことある人は多いと思います。
これは、マウント(ゴム等)で不快な振動が車体に伝わらないようにいしているためです。
ダイナミック・マウントとは、この硬さを電気的に調整するというものです。
例えば、低速では振動を吸収してもらった方がよいですが、高速走行中のカーブとかはエンジンが動かないように強く固定するとかするようです。実際の制御方法は当方も把握できておりませんが。
ちなみに、992は記載がみあたらないので、削除されているようです。排気量が小さくなったので、振動が減って不要になったのでしょうか。
このブログを読まれて、定年ポルシェを検討されている方はご存じだと思いますが、このダイナミック・マウントは性能的には良いのですが、故障すると結構な金額になります。PADMで検索すると情報がでてきます。
私も、スポーツクロノパッケージは、マストオプションと言われるほど、欲しいオプションと思ってました。
しかし、先日、YouTUBEで、ダイナミック・マウントが故障したときに、普通のマウントに戻して、故障がでないようにコーディングしてもらうというのをみつけました。
もしかして、維持費や故障が不安な方は、むしろ無いクルマを選んだ方が、価格も安く、よいのではと思います。
もし、何か言われたとしても「壊れると高いから」と言えば、ポルシェに詳しい選択をしていると思われるのではと感じます。
Posted at 2021/11/12 11:54:25 | |
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