ニャンコせんせいのブログ一覧

近頃、ハンドルを握る高齢者の事故が多発し重大事故が繰り返され、大きな社会問題になっています。
確かに私もおぼつかない運転の高齢者に出会い、ひゃっとさせられた事も少なからずありました。

ひとつ前のブログにも書きましたが、飯塚氏(87歳)の起こした重大な死亡事故により、高齢者の免許の年齢制限の声が高まりつつある様です。
実際、現在の運転免許の自主返納制は浸透しておらず、自分の親に免許の返上を促してもなかなか簡単に受け入れられる状態ではなく、免許の返上を個人として行わせるには限界があるのだと思います。

また免許を自主返納したいと思ったとしても、首都圏、都市部以外の多くの地域では公共の交通手段もなく、仕方なしに運転をしているさせている状況もあるのだろうと思います。

最近では飯塚氏の事故などが大きく報じられている影響もあって、高齢者の事故に耳目が集まっていますが、全体を見渡してみると少し前では煽り運転も社会問題になりましたし、飲酒運転や時速300km/hでの暴走運転なども記憶に新しいのではないでしょうか。

また視線を自分の身近な所に置いてみると、事故や違反を起こしている人は同じ人が繰り返していて、自分の叔母などは同じ交差点で二度同じ事故を起こし、それ以外もあちこちでクルマをぶつけていて、そうした人には何かしら原因があるのか、そもそもクルマの運転が向いていないのかも知れないですね。

自動車教習所を見ていると免許はお金で買える物、みたいに余程酷くても取れてしまう現状もあると思うし、一度取得してしまえば永久免許の様になってしまい、免許取得後に安全運転や運転技術の向上を念頭においてハンドルを握っているドライバーはそれほど多くはない様に思います。

自動車免許の更新時に優良ドライバーであれば数十分のビデオを見るだけの物だし、違反があっても一時間ほどの講習で新たに免許が貰えてしまいます。

個別の事案(違反や事故)について警察では限界があるのでこうした状態なのでしょうが、例えば自動車教習所やプロドライバーなどと連携して安全運転や運転技術の訓練を受ける様な仕組みなどは出来ない物かと思います。

またこれは半分冗談ですが、自動車免許をランキング制にして事故違反歴が多ければD級、優良ドライバーであればS級みたいに。
D(デス)級以下は免許失効で。
白バイや覆面パトカーも安全運転やマナーの良いドライバーには加点する役割も担えば、今のように目の敵にされなくなる様に思います(笑)

話を高齢者の免許の年齢制限に戻して。
確かに高齢者の重大事故が増えていますが、私は一律にある年齢から免許を取り上げる事には賛成出来ないと思います。

年齢に関係なく安全運転や運転技術の向上させる様な仕組みを作り、それを満たさないドライバーには年齢に関係なく免許を失効とし、逆に条件を満たすのであれば高齢でもそのまま運転を可能とする様な。
即効性があるとは思いませんが、時間をかけてそうした土壌を作って以後の悲惨な事故が無くなればと。

団塊Jr. が概ね50代前後、これからますます痛ましい事故が起こる様な気がします。
一刻も早い対策を望みます。

先日の東京での事故。
プリウスを運転した老人が歩行者を跳ね清掃車を横転させ、３０代の母親と３才娘が亡くなってしまった痛ましい事故で、ご主人の会見がありましたがとても他人事とは思えないほど無念さが伝わると共に、加害者の飯塚幸三氏の警察やマスコミの扱いに怒りを覚えてる人も少なくないのではないのでしょうか。

少し前には某局アナの千野志麻氏が沼津のホテルの駐車場で男性を引き殺した死亡事故がありましたが、逮捕も拘留もされることがなく罰金刑で済ませた事例があり、千野氏の親が沼津市議である事と千野氏の旦那が福田赳夫元首相の孫で在ることから、当時は裏から圧力なり忖度があった物だとされていました。

今回の飯塚氏が起こした事故、当初の報道では「飯塚さん」と報じられており、現在では「元院長」など、通常であれば容疑者と報じられる重大事故だけに、千野氏と同じく圧力や忖度があるものと感じずにはいられない。
以前に高級官僚であったり、勲章を貰った功績があったとしても、交通事故で二人の命を奪った量刑は変わる物でないし、残された遺族の方に対しての謝罪も負って行かなければならない筈ですが、今の所何も行われていない事にムカついているし、今後も注視しておきたいと思った。

この記事は、【拡散希望】フォロワーさんの260RSが盗まれました。について書いています。

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