http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
科学的見地から判断をしようというサイトを見つけた。
志賀さんという高齢の方のようだ。
リンク先で見れるものは全部読んだ。
ケーブル以外にも言及しているけど、ケーブルのことだけ触れてみる。
オーディオのケーブル(オーディオ用と名がつくと途端に何でも高額化するわけだがw)も純度を上げたものを使用して音が良くなるというのは、気温が1℃変わるだけの程度の違いで「今日は気温が低いから音がいいなと感じたことはないだろう」という経験と参照すると、説得力はある。
私はケーブルを変えて音が変化するのに賛成する派ではあるけど、「構造が同じで純度が違う」もののブラインドテストはしたことないなァ。ケーブルを変えて楽しむのにも賛成だ。それはオーディオの趣味の一環なのだから。
ケーブルを取っ替え引っ替えしないのは、
第一に、
ケーブルを入れ替えるのが面倒くさい。
第二に、音質を求めても使いやすさが悪かったら苦労するのを経験してる。
第三に、アキュフェーズは自前のケーブルであの特性を出してきてるというのを見ると、ある程度でいいかなと思ってしまう。それにアキュフェーズはSN比を改善することに邁進しているが、電源ケーブルとかで良くなるのならとっくにやってると思うから。それでも自社製でやってるということは、アキュフェーズのケーブルが優れているか、大して変わらない、という短絡的結論。
第四に、そんなに軍資金割けないってのが理由(笑)
第五に、きりがないこと。ここに泥沼が待っている(汗)
昔、ステレオサウンドで故・上杉さん、柳沢さん、三浦さんの三人でケーブル論を繰り広げていた記事があったけど、柳沢さんは折角だからとブラインドテストやったら価格的に音の評価が並んだ(苦笑)って言ってたっけ。でも基本的に私と同じで使いやすさ優先のスタンスだった。5ch(旧2ch)で三浦はあの二人相手に持論を臆さずぶつけて偉い、なんて書き込みを見たことがある(笑)
まあ、ミニコンポのヒョロヒョロケーブルでも結線すればちゃんと音は出るので、好みかな。同記事で上杉さんが言ってたけど、散々やって安価なケーブルが良かった事例もあるって言うし。
価格にだまされるのは良くないよって話。
そして、思い込みにはまってるのが永遠に続くならそれはそれでもいいと思う。
ただ、それをあくどい商売としてやるのはダメだよねってこと。
実際、ケーブルの材質純度が高い方が音が良いです、なんてケーブル紹介で適当に散見できるサイトにも書かれちゃってるんだから。
そういや瀬川冬樹氏は、ある程度技術の方向性が収斂するものもしないで並行していくなら、どれ使ってもそんな変わらない論だった。これは良いものになるよう研究をしていくと似たり寄ったりの考えになるから、そうなってないならお察しってことだとさ。
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Posted at
2021/01/21 10:24:43