YouTube不動産、印南和行(いんなみ かずゆき)氏の「プロ建築士が絶対しない家の建て方」という本。
いきなり脱線するが、新撰組の山南敬助は「南は、なみ、と読まないから、やまなみではなく、さんなんと呼ばれていた説」があるが、上記の通りなので、やまなみでもいいんじゃなかろうか。
閑話休題。
なんとなく動画を見て「人が良さそうな顔と喋り方、そして紹介の仕方をする」ので見ているチャンネルなのだが、その人が本を出版することになったというので買った。
実際動画だとジングルが入ったり無駄な時間が取られることはこのチャンネルに限らないが、本だと無駄なことは(多分)書かないのですっきりまとまっていて動画を見直すよりも時短になり、動画より見返しが楽である。
読んでみて逐一メモを取りながら、基準として捉えた場合、あれがいい、これは不要と、自分にとってどうしたいのかまとめている。ビション構築は大事だ。最低限、最高限(?)あれば満足できる必要不必要の設備がある家作りのためだ。私は建築に関して素人なので結構ためになる。しかもこの本は家を建てた人たちの後悔の声を元に「それならこうすることが良いですよ」と紹介されているものだからだ。
この本の中で「新築を建築時に虫が侵入して完成した後に這い出てくることもある」というのは思いもしなかったこと。美装業者が入れば確率も下がるのだろうが確かに夜の無人建築物は虫にとって安住の地なのかもしれない。虫ってのはシロアリやGのことが紹介されているが、Gの卵はどんなものかはネットで調べてねと、あえて画像を本に載せないのは好感だ(笑)
虫系の動画はおーちゃんねるという観察の鬼(ヴォニ)がやっているのがなかなか面白い。さかなクンさんの虫版みたいな人だ。
そうしてYouTubeで建築の動画を見る内に、オススメでは建築のものばかり出てくるようになってしまった。家作りは自分を知っておく必要があるというのは真理だろう。何が怖いって、売り上げ至上主義の売人とぼったくりと手抜き工事だ。せめて払うものは払うから手抜きだけは勘弁してほしい。
因みに今回の本、好評なら次もあるのかもしれないが、この本にはペットのことに関しては一切載っていなかったことをここに記しておく。
Posted at 2022/08/29 09:34:58 | |
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