ゲーム特典の限定CDという、ある意味(人によっては)入手難易度が高いCD。
音量は上げる必要はなく、普段通りに聴けば普段通りの音量が出てくる。弦楽四重奏だしクラシックだからといって音量を上げなくてもいい。そのままDisc2に移行できる音量設定。
このCDも「聖剣伝説3 25th Anniversary Orchestra Concert CD」と同じで、ゲームをやったことがあるかどうか如何で評価は変わる一面を持つ。
アレンジは原曲からぶっ飛んでる所もあり、そこの評価は割れるかもしれない。音像は左右のスピーカーいっぱいに拡げるのではなくスピーカーより内側に楽器と声がある。音割れはしない。
レクサスのマークレビンソンだとヴァイオリンの高域がかなりきつく、ヴァイオリニストは弓を押し付けるかのように力が入ってるな感が凄く(苦笑)、メインシステムで聴くと肩の力が良い具合に抜けてるように聴こえ、加工なしの素の音という感じで、再生への挑戦しがいはある。
トラック7の真・女神転生Ⅲのタイトルループ2のヒョローってした冒頭の音って奏法どうなってんでしょう?よくわからないです。音域と弾き方でシンセサイザーっぽく聴かせてる?無知でお恥ずかしい限り。
選曲に関しては名曲を厳選し過ぎなので(笑)、あれもやってほしい、これもやってほしかったな、というのが本音。というのも、せめてCDの容量埋めるくらい量を使ってほしかった。約40分だし。まあ、もっと聴きたいと思うくらいには認める良さがあるわけで。嫌だったら「この短さで終わって良かった」って感想になるから。
真・女神転生ストレンジジャーニーの曲はまさにメロディーラインを絞りに絞ったアレンジで、堂に入った演奏。原曲からすると、独自のアレンジ成分も多いが。
後発な分、シリーズとしては歴史の浅い真・女神転生Ⅳからは「東京」と「Battle a‐2」が選出されてかなり満足ではある。個人的にⅣの中では5指に入る曲のうちの2曲。余談だが、ゲーム内で初めて「東京」がかかるタイミングでは、ウーゴの顔が画面にドンと出てくるので、この曲を聴くときは閉鎖された暗色の東京空間と黄色い袈裟のイメージが交錯する。もうちょっとなんとかならんかったのかなーと今更思う。
Posted at 2021/12/25 02:37:52 | |
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音楽 | 日記