栃木県日光市　手白沢温泉→鬼怒沼（撤退）→日光沢温泉。

【12月31日（火）】
●11:30　女夫淵温泉駐車場　行動開始。
　2010年9月以来の女夫淵。駐車場の前に聳えた女夫淵温泉ホテル（鉄筋5階建て）が跡形も無くなっていてビックリ！後で聞いた話では2013年2月の地震で損壊し取り壊されたとか。。。ご愁傷様です。
●12:45　手白沢橋。
　パートナーの足への負担を考え、女夫淵橋を渡り階段を上ったら鬼怒川へは降りずに奥鬼怒林道（車道）を歩きます。手元の地図だと手白沢橋から温泉に向かう歩道があるのですが、橋から沢に降りる踏み跡がなく断念。遠回りですが引き続き車道歩きです。
●13:05　手白沢温泉への分岐（車道）。
　女夫淵から奥は一般車通行禁止ですが、唯一川俣タクシーだけが手白沢温泉までの送迎が可能だそうです。
●13:35　手白沢温泉到着、行動終了。

　看板ワンコ岳（ガク）のお出迎え（？）にパートナーもご機嫌。

　露天風呂と、奥に聳える根名草山（？）。洗い場に蛇口はなく、内湯と併せて男湯だけで計4本の樋から懇々と湯が注がれます。客室の手洗いからも硫黄臭のする温泉が出てきます。湧出量の表示などは見つかりませんでしたが、ものすごい豊かな湯量を誇っていると思われます。

　お正月の特別ですが、なんとこの豪華な料理（後でお雑煮が出ます。）が朝食です！大晦日の夕食もそれはそれは素晴らしいもの（↓）でした。。。

　私はこの宿は初めての宿泊ですが、広い館内に客室は7つだけ。日帰り入浴は受け付けておらず、宿泊客はいつでもゆったりと入浴を楽しめます。館内は暖房が行き届き、零下の外気温にも関わらず浴衣一枚で快適に過ごせます。そして贅沢な料理とムーディなBGM。。。本当に圧倒されました（価格にも圧倒されましたが（＾＾；）。
　当初は「これほどのお宿を、なぜこんな山奥に？？？」と少々違和感も覚えましたが、前述の豊富な湯量を考えれば納得です。この地にこれだけ豊かな温泉があればこその、贅沢なお宿という訳ですね。。。

【1月1日（水）】
● 9:30　手白沢温泉出発、行動開始。
●10:15　日光沢温泉到着。
　チェックインまで時間があるので、パートナーには留守をしてもらって鬼怒沼を目指します。看板ワンコ（チャング、ワラビ、サンボ）と連泊している常連さんが相手してくれたお陰でパートナーも退屈せずに済んだ様です。盛り上がって？少々酒が進みすぎてしまった様ですが。。。（＾＾；

　標高1,800mを超えると深雪となり、先行する男女2名のパーティ×2と合流し交代でラッセルしながら進みます。輪カンを持ってこなかった事を後悔。。。
●13:15　標高2,000m付近。
　
　降雪が激しくなり、目印のリボンがなかなか見つけられらない場面が出てきました。GPSを持参するパーティが「鬼怒沼の東側にルートを逸れているようだ。」と教えて下さいました。奥鬼怒山へ直登するルートだったのかもしれません。
　残念ですが時間切れのため下山する事にします。既に1パーティーが離脱し、残る1パーティも休憩後に下山するようです。
●14:30　日光沢温泉到着、行動終了。
　前日とは打って変わって、こちらは山小屋そのものといった風情の温泉宿。白濁した硫黄泉と透明なお湯の2種類のお風呂が楽しめます。但し湯量は手白沢温泉の様に豊かではなく、この時期露天風呂のお湯はぬるめです。。。

　夕食です。手白沢温泉で思い切り贅沢した後なので、なんかホッとします。。。こちらも味のほうは素晴らしいです！部屋は寒いですが炬燵に入れば快適。夜は湯たんぽの貸し出しもしてくれます。

【1月2日（木）】
● 8:25　日光沢温泉出発。行動開始。
●10:35　女夫淵温泉駐車場到着、行動終了。
　帰りは往路と違って川沿いの奥鬼怒歩道を歩きましたが、下りにも関わらず2時間以上かかってしまいました。足に自信がない人は遠回りでも車道歩きを検討する価値はありそうです。八丁の湯・加仁湯の送迎バスが行き交うので注意が必要ですが。
　残念ながら白銀の鬼怒沼は見られませんでしたが、残雪期にパートナーを連れてまた来よう。。。