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2021年07月31日 イイね!

GPZの外装部品再生中

GPZの外装部品再生中屋根裏部屋にGPZの部品をおいているが、なかでも、場所を占領しているのが、GPZ900Rの外装部品。 乗り始めて、塗装する前提で中古部品を買ったが、そのまま手つかずで放置。 その後、ジャンク市で買い集めたものやら、転倒や、もらい事故で都度交換した部品が増え保管してたらとんでもないことに・・・・・。
フロントカウルX3 --まだ重ねられる
タンクX2 ---こいつは無理。
サイドカバー、シートカバー、センターカウルX2セット2--重ねられる
センターカウルX2--重ねらる
ロアカウル、フェンダーX1 と屋根裏の片隅を占領する始末。 サイドカバは、塗装しようと思って、再生すすめてきたが、コロナ禍でどこにもいけず、ひきずりだしていじり始めた。 塗装をするとき、ふつうは塗装を剥離することはしませんが、昔、学生時代に、FT400の塗装したとき、古い塗装下地が縮んでエライ目にあったので、今回は下地まで、だすことにしました。 まだ、落とせない塗料があるものの、フロントカウル2枚、サイドカバ4枚、テールカウル1枚の塗装剥がしは概ね完了。
#40でまずは、再塗装被膜を削るが、硬くて削れない。
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純正の塗膜が出てきたのでひたすら削る。
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だいぶなくなったが・・・。まだ残ってる。
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これでどうでしょう? 少しのこっているけどいいでしょう。
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シートカバーはどうでしょう? まだ残っている。
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タンクは、塗装の剝離剤が使えるので、塗る直前まで手を付けないことにしました。
ヤスリがけは、単調で飽きるので、フロントカウルやフェンダーの欠けと割れの修理をおこないます。 欠けた部品が残っていな場合、部品ををつくらないとなりませんが、こいつは手間がかかる作業です。 定番は、プラスチック粘土(型取りくん、おゆまる)で欠損した部品の型をつくって、樹脂(プラリペア)を流し込む方法が一般的です。 
前に買い込んだプラリペアが発掘されましたが、4半世紀前のもので液が蒸発して使えませんので、今回は3Dプリンタで似たような形状をABS樹脂で印刷しました。               まずは、欠損したフェンダーの寸法を測ります。
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寸法測定は、2次元だとノギスで距離を、製図用のテンプレートでRをはかります。3次元だと測定は簡単でありません。 どうせ、最後は塗装するのですし、切った貼ったで修復するので、割れた部位にピッタリ合わせるなんて難しいことは考えず、平面と円弧で簡単な形状を3D CADで描きます。 寸法でしくじっても、リカバリできるようにちょっと厚めにしておきます。
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CADデーター(STLファイル)をファイルをスライサーというソフトでGコードへ変換して3Dプリンタのデーターをつくります。alt
3Dプリンタで印刷します。
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金切り鋸とヤスリで削って、欠損した部分に仮止め。
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フェンダー外観 右側も、ボルト穴が欠損しているので、切りだした部材で補修します。
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この後の作業は、また気が向いたときやることにします。
他にも、塗装用で買い求めたフロントカウルがありますが、前のオーナーがウインカーホールを削っているので再生しました。
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難しいことは考えず、CADでお絵描き。パッチを当てます。
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カウルと印刷した部材削りながら大まかに面をだします。ちょっと微妙。
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フロントカウル外観です。ウインカーカバーがかぶさるので、中はみえません。
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あとは、サイドカバーの装着するときよく折れる爪(キノコ)ですね。 後ほど印刷してみます。
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サイドカバーの後ろ側に、生えているのですが、ここもニンジャの弱点です。
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割れの修理
割れた部分、欠損した部品を接着するときは、強度をだすために、両側ともに外側が広く溝をきっておくのが大事ですといろいろな文献に書いてます。 ただ、面倒なのでそんなことしないで接着剤流し込んで終わっているパターンが多い気がします。で手をぬくのでまた割れてしまう事例が多いかと思います。  
接着剤は、前出の「プラリペア」や「瞬間接着剤(耐衝撃)」などを使用します。
今回は手元にアロンアルフアの灰色のパッケージの瞬間接着剤(耐衝撃)Extraがあったのでこれをつかいました。 http://www.aronalpha.com/product_search/ex_shock/
このボンドは、先に、メガネのプラスチックフレームの修理に使用してますが、普通に日常生活で使用できてますので、ある程度強度に期待がもてます。 
接着剤で、割れた部品が固定できたら、裏から補強をします。
以前、サイドカバー割れを補修したとき、プラリペアで接着しましたが、FRPシートの補強だけでは、使用の過程で割れてしまいました。現在は、プラスチックリペアの機材が売られているので、これらを使うのが楽そうですが、1度使用したらまず使わないので、原理的に似たようなことをやります。
破損部に合わせ、ステンレス線を波型に成形したものを、カセットコンロで赤熱して割れた部分に押し込んで補強するという原始的な作戦です。
ペンチで熱したピンをつまんで、割れた部位に押し込みますが、ペンチが冷たいのか、熱が奪われて、あまり深く押し込めないのが悩みです。 ペンチを熱していれば解消するかな?
93年にGPZ750R手に入れたときから装着されていたカウル(おおまかに修復後)です。右側面は、ミラー固定穴からスクリーン固定穴がばっきりわれてます。 拡大写真を示します。
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中央の黒い線が割れた部分です。
いままで割れた部品のかけらを保管していなあと感心するやらあきれるやら。
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スクリーン裏側の取り付け穴の張り合わせた部分にステン線を埋め込んでます。
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こちらは、ミラーからカウルのエッジ裏側です。
こちらもステン線で補強してますが、やや浅めか。
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こちらは、はじめに直した左側です。 
今回塗装を全部おとしたので修復あとがサルベージできました。
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ニンジャの弱点。 ウインカーホール(三角形)の陥没です。
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当時、プラリペアで接着して、裏にFRPで補強してました。
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よくみると、右側壊した影響で、カウルのエッジの亀裂が開いてます。
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今回、ステン線で補強した部位は、ヤスリでならしたあと、FRPシートを貼り付け、さらに補強を予定してます。 コニシボンドから「FRP補修用」http://www.bond.co.jp/bond/detail/000960003476/
という製品が(1.2K-1.6K前後)販売されており購入しました。 これ1個で、FRPクロス 10X40cm を3枚重ねでエポキシ樹脂に浸して貼り付けができます。 みんカラユーザーでは、バンパーの補修でお馴染みのアイテムのようです。
割れ部位を直したあとは、水都議研ぎしてサフェーサーを吹いて、一度完成させて一区切りとします。(結局断捨離できてないのかいと言われそう。)
塗装はあまりやったことがなく、スキルもあまりないので、あまり難しいことはできないと思いますが、どのような色に塗るか、ゆっくりと考えがら準備をすることにします。 




Posted at 2021/07/31 15:26:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 3Dプリンタ | 日記

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何シテル?   05/02 13:12
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