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本日は、久しぶりに飛行機のお話

1937年7月12日～14日

旧ソ連のツポレフANT25長距離機により




モスクワ⇒北極点⇒アメリカカルフォルニア州サンジャシントの
航路（10,148km）を、62時間17分、無給油無着陸で成し遂げられました。

この記録は、初の直線飛行距離での1万キロメートル突破となります。





ANT25長距離機は、細い胴体に大きな３４ｍのつばさを持ち
乗員は３人 翼面はユンカースＪｕ５２同様に波板外板構造が用いられ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Junkers Ju-52

その上に羽布を貼り
空気抵抗出来るだけ減らす様に仕上げられています。



この記録を打ち立てたANT25の設計に携わったのが
パーヴェル・オシポヴィッチ・スホーイ
ソ連時代はスホーイ設計局として多くの軍用機を送り出す
ことになります。



日本でスホーイの名前を多くの方が知ることになったのが
1983年の大韓航空007便をミサイルで打ち落とした
Su-15 フラゴン　迎撃戦闘機
冷戦時代を象徴する旧ソ連の航空機ですね


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Sukhoi Su-15 Flagon