40代前半で転職するまで、前職で長年お世話になった方から久しぶりにメールをいただいた。僕が仕事関係でただ一人、心から尊敬できると思う先生(そう呼ばれるご職業の方)である。先生は20年以上ユーノスのオーナーで、ロードスターの先輩でもある。SNSの類は一切されないので最近どうされているか気にかかっていた。お元気にされておられ、ユーノスもまだまだ快調とのことなので安心した。
先生には5年前にユーノスを購入したことは報告したが、未だに不義理でクルマをお見せできていない。ここのところのコロナ禍が落ち着けばぜひお会いしたいものである。
さて。
世の中の状況を鑑み、来月に予定していた2泊3日の旅行をキャンセルした。
我が家は全員、年に数回の旅行を最大の楽しみに日々の仕事や勉強を頑張っているという感じなので、非常に残念ではあるが仕方のない決断だと思っている。
ということで、この4連休もおとなしく家で過ごす。
今日は映画「グランプリ」を観る。
1966年公開。アメリカ映画。ジョン・フランケンハイマー監督。
60年代のF1グランプリを舞台に、4人のドライバーの熾烈なライバル争い、それぞれの女性たちとの人間ドラマを描いている。アカデミー賞の編集と録音の賞を受賞しているだけに、F1マシンの走行シーンは迫力満点。撮影コンサルタントとしてキャロル・シェルビーが参加し、4人の俳優たちも実際にマシンを運転して撮影している。60年代にこれほどの走行シーンが撮影できていたということにまず驚いた。走行シーンには余計な音楽は極力入れず、排気音、ギアチェンジ音が続く。また当時としては珍しいはずの車載カメラの映像。いや~素晴らしい。映像資料としても貴重なのではないだろうか?
違和感を感じたのは、ドライバー役のイブ・モンタンである。現役ドライバー役とは思えぬ容貌。オッサンやがな・・。でも調べてみると撮影当時45歳。うーん、まあ、いいのか・・。あと若いイタリア人ドライバーの恋人役、フランソワーズ・アルディの美貌。すごい美人。イングリッド・バーグマンをはじめて観た時も「こんな美人がいるのか」って思ったけどそんな感じ。フランス人で本業は歌手らしいけど、初めて知った。
全編3時間近い非常に長い映画だけど、クルマ好きなら飽きることはないだろう。おススメである。
Posted at 2020/07/25 22:09:56 | |
トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ