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この世界の歴史が、もし「ビートルズが存在していなかった」という歴史だったなら、いったいどんな世界になっていただろう。
考えただけで、混乱するし、動揺するし、恐ろしい。


先週、映画「Yesterday」（2019年米英）の録画を観た。





アルバイトをしながら売れない歌手をしている主人公。ある日、国じゅうが数秒間停電になる。停電が復旧した後の町はどこかがおかしい。町の人たちはビートルズの存在も曲もまったく知らないのだった。その後主人公は（なんやかんやで）ビートルズの曲を自分の曲として発表、デビューしてしまう。彼は瞬く間に成功するが、ビートルズを覚えている人物がほかにも存在しているのが発覚し・・。というストーリー。


いやいやいや・・。えっこれって、この漫画のパ〇リとまでは言わないけれど設定が非常に酷似しているのだけれど。




「僕はビートルズ」原作：藤井哲夫、作画：かわぐちかいじ


うーむ。
漫画「僕はビートルズ」のほうは、ビートルズがデビューする数年前にタイムスリップしてビートルズより先にデビューする話だし、映画「Yesterday」のほうは現在の話で、ラブストーリー仕立てにもなっているので、まあ全然違うと言えば違うのだが。


実際、映画「Yesterday」は一つのエンタメとして観たら楽しい映画だとは思うが、漫画「僕はビートルズ」が好きで、この作品に感動していた僕にとっては、設定が似すぎているし、なんだかちょっとなあ、という感じであった。


それにしても、色々な意味でビートルズの影響力の大きさといったら！
あらためてこのバンドの偉大さを再確認した次第。