ある日僕は片側一車線の路肩がほぼ無い道路をクルマで走行していた。
ふと、200mほど前方を見ると、対向車線のクルマがこちらの車線側の店舗駐車場に入るために右ウィンカーを点けて停止している。しかしクルマの列は途切れないのか、なかなか駐車場には入れない。そのクルマの後ろには直進するクルマが何台も詰まってしまっていた。僕は別に先を急いでいるわけではないので、速度を緩めてハイビームで先にどうぞと合図する。すると手をあげてお礼をしてくれて店舗に入っていった。ここまではよくある話だ。
その時は、右折したクルマの次のクルマ(直進)のドライバーも軽く手をあげてくれた。クルマの詰まりを解消してくれてありがとう、というわけだ。しかしこのケースのように2台目に並んでいたクルマのドライバーがお礼の合図をしてくれるのは「ごくたまに」しかない。しかもたまに合図してくれるクルマの、そのほとんどがトラックドライバーである。普通乗用車のドライバーはほぼしないといっていい(と思う)。トラックの場合は車体が大きく、右折待ちのクルマの脇をすり抜けることが難しい場合が多いからこのケースは助かるのだろう。
だけどというわけではないが、僕はこれと同じケースに遭遇した時は(僕が2台目に並んだ時)、なるべくお礼の合図をするようにしている。やはりクルマを運転するときは気持ちよく運転したいものだから。一度僕がお礼の合図をすると意味が分からなかったのか「キョトン」とされたことがあるけれど(笑)。
合図といえば。
先日ユーノスに乗っていた時に、AE86(パンダトレノ)とすれ違うことがあった。その時86のドライバーが満面の笑みで手をあげてくれた(もちろん知らない人)。急いで僕も手をあげたのだけれど、いや~これは嬉しい出来事であった。車種が違ってもほぼ同じ時代のクルマに乗る者同士の心が通った気がした、みたいな感じ。
今度からは車種が違っても勇気を出してこっちから合図してみよっと。
Posted at 2021/07/03 17:56:55 | |
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