N-BOX。

色々と調べてると、JF3後期もコストダウンで四苦八苦してた痕跡がありますね。
あんだけ売れていてもイヤーモデルチェンジの度に値上げしてても、コストダウンで装備落としてたり。
ホンダというマンモス企業の日本国内の稼ぎ頭がやっぱり軽自動車一本じゃだめなんですよ。きっと。

N-BOXの商品力落としてもまだ売れるだろうし、今回のJF5はJF3にお金かけずきたコストの回収だけじゃなくて、自社の赤字車両のコスト回収役まで担う社運をかけた重責FMCなのかもしれませんね。


で、実際お金を出して1台を買う身からのチェックポイント

JF1後期(現在所有)
◎ポイント
素直なダンピングで適度なキビキビ感の走り味。
FFでもドアミラーヒーター装備。
プレーンでなかなか古臭く感じないデザイン(非カスタム)
プラズマクラスター
シートバックテーブルとシートバックメッシュポケット
親水ドアミラー
手頃だった価格

✕ポイント
予防安全装備が貧弱。シティアクティブブレーキのみ
エンジンのホンダどこいったべなぁ？ってな、エンジンフィール
耐錆性能
中途半端なサイズの収納スペースしか無いインパネ


JF3後期
◎ポイント
ホンダセンシング+電動パーキングブレーキ
同時表示項目が多いマルチインフォメーションディスプレイとアナログ二眼メーターのコンビネーション
初代JF1の収納スペースの使えなさを徹底的に改良した大きな収納スペースと数
トリコット地をふんだんに使用したドア内装
見た目で如何にも上質に見える内装のデザインと加飾(前期が一番よい)
シートバックポケットが運転席側にも追加

✕ポイント
ドアミラーヒーター装着が四駆のみ
プラズマクラスターがカスタムグレードのみ
ナビ装着パッケージからETCが省かれた
オートレベライザーからマニュアルレベライザーにグレードダウン
後期になってインパネの素地箇所が増加
乗り心地向上を狙ったショックアブのセッティングがあまりにも腰が無い(好みの問題)
JF1比、77%まで減少した燃料タンク容量(35L→27L)


JF5
◎ポイント
走りに雑味が無いらしい
ホンダコネクト
リアカップホルダー側面にポケット追加
カスタムでもノーマル風なプレーンなデザイン(好きな初代っぽさが戻った)

✕ポイント
初代より安っぽくなったかのような内装の樹脂感(エブリイ前に乗ってたワゴンRのFAみたい)
初代の不満を踏襲してしまった中途半端な収納スペースとワゴンRより不親切なホールドしないカップホルダーのインパネ
省かれた装備と値段が全く釣り合わない車両価格
JF3より車両重量が重くなった
全方位モニタリングよりブラインドスポットモニターつけて欲しかった(これだけで印象上がるのに)
マルチ液晶メーター表示を売りにしてるけど、面積デカいだけでスズキのちっちゃい液晶と同じレベルの同時表示項目
プラズマクラスターはカスタムからも省かれたみたい
燃料タンク容量が27LのままJF3の不満ポイントを踏襲


JF5がダメだって批評する訳じゃなくって、JF5はJF1のフルモデルチェンジと思えば◎。初代JF1より予防安全装備のホンダセンシングは付いてるし間違いなく良いんです。
ホンダコネクトは月額料金かかるものの、対応してない車種には語るだけ無理だし初代JF1よりは遥かに良いと思うんです。
ただ初代の最高級グレード(ターボSS)オーナーは、JF5の最廉価グレードの方が値段高いので全く買う気が起きませんでしたけどね。

ただ
JF3とJF5を比べると
何か痛いところつかれるのが嫌で、直接比較を避けてるようなモデルチェンジに感じるとこがね。なんとなく。
価格は横ばい。なら、私の場合はJF3の真新しいブツ探してJF3の個人的にキライな乗り心地をKYB MCに託してしまった方が幸せなんじゃなかろうかと、今回はJF3を選択しました。

あ、
貧乏人がガッツリ軽自動車にお金払うんだったら
JF3の方が圧倒的に高級に見える。←最要因だったのはこの要素かな？