入門者向け低価格キットでありながら、
シールを一切使わずに全ての色分けを成形色だけで再現しただけでなく
パーツ数も少なく組み立てやすい構造と広い可動範囲も実現し、
バンダイ驚異の成形技術を見せつけた
"エントリーグレード 1/144 ガンダム"。
プラモデル入門者向けシリーズのエントリーグレードの性格上
ガンダムシリーズからは他のMSの商品化はもう無いかなと思いきや、
本日ストライクガンダムが商品化される事が
突如発表されました。
昨年のEGガンダムと同じく4つのラインアップで今冬発売されます。
・EG 1/144 ストライクガンダム (ライトパッケージVer.) 12月発売 ¥550
・EG 1/144 ストライクガンダム 1月発売 ¥770
・EG 1/144 ストライクガンダム ソリッドクリア 9月発売 ※一番くじガンプラ2021 D賞
・EG 1/144 ストライクルージュ (ライトパッケージVer.) 10月発売 ¥1,650
昨年のEGガンダムは発売の仕方に問題があり
そのキットの完成度と注目度の高さとは裏腹に
販売方法にのみ大顰蹙を買いましたが、
その反省からか今年は最初から告知してきました。
一番最初にリリースされるのは、
今年も発売されるガンプラ一番くじ版のソリッドクリアで、
この一番くじガンプラ2021には他にも
色々なガンプラ景品があります。
詳しくは
公式サイトをご覧下さい。
二番目に発売されるのは、EGガンダムの時にもあった
クリスマス商戦向けのお菓子入り"ラウンドBOX"版。
EGガンダムの時は2種類のカラーリングがありましたが
今回はストライクルージュのみとなります。
こちらもアーマーシュナイダーのみ付属する
ライトパッケージ版が入っています。
価格はEGガンダムの時と同じく¥1,650となります。
年末に発売されるのは武装無しのライトパッケージ版。
こちらはEGガンダムと同じく袋入りの簡素な梱包で
コンビニ等でも販売されるものです。
ビームライフルとシールドは付属しませんが、
ライトパッケージ版にのみアーマーシュナイダーが2本付属します。
年明けに発売されるのは
ライフルとシールドが付属する箱入り版。
こちらにはアーマーシュナイダーは付属しません。
このEGストライクガンダムもEGガンダムと同じく
シールは付属せず成形色のみで色分けされています。
またストライカーパックは一切付属しておらず
今回の発表でも取り付けに関しては触れられていませんが、
背中にはHGCEやSEED-HGシリーズと同様の接続部的なディテールがあり
その先にはグレーのKPS成形関節パーツもあるので
恐らく1/144のストライカーパックが取り付けできると思われます。
仮にもHGCEウィンダムやダガーLと連動した
ドッペルホルン&マルチランチャーパックも同時期に発売になりますし、
商品開発段階で考えていないはずがありませんよね。
入門キットなら、HGのストライカーパックを手に入れるところから
HGへとステップアップしていくように促す効果もありますからね。
EGガンプラの第2弾がなぜストライクガンダムなのか。
それはデザインや形状からEGシリーズとしての
開発のしやすさももちろんあったでしょうけれど、
恐らく最も大きな理由は中国市場だと思われます。
というのも、ちょうど本日オープンした
上海のららぽーと上海金橋に建設された
実物大フリーダムガンダム立像からもわかる通り、
中国でSEEDが絶大な人気を誇るからだと思われます。
そしてその実物大フリーダムガンダム立像を元にした
ガンプラ2種類が日本でも発売決定!
・
フルメカニクス 1/100 フリーダムガンダム Ver.GCP 9月発売 ¥4,400
・
SDエクスタンダード フリーダムガンダム Ver.GCP 9月発売 ¥770
ガンダムベース東京と福岡の店頭で9月発売、
プレバンで8月発送となっており
本日よりプレバンはガンダムベースオンラインショップにて
受注開始となりました。
・
フルメカニクス 1/100 フリーダムガンダム Ver.GCP 8月発送 ¥4,400
・
SDエクスタンダード フリーダムガンダム Ver.GCP 8月発送 ¥770
ガンダムベース店頭販売はプレバンより一ヶ月ほど後になりますが、
なぜか東京と福岡でのみの販売とされています。
サテライト店が対象外になっている理由がよくわかりませんが、
サテライト店が8月で営業終了なんて事になったりなんて…?
プレバンの方はガンダムベースへ行けない人にもありがたいですね。
しかもこちらの方が早く手に入りますし
8月発送のプレバン限定ガンプラともおまとめできますし。
フリーダムガンダムVer.GCPは
昨年7月の建設発表の際にも書いた通り、
その立像のデザインはガンプラRGがベースとなっています。
それはこれまでに建設された
実物大ガンダム立像や実物大ユニコーンガンダム立像とも同じですね。
MSが実在したら…というデザインコンセプトのRGですから
当然といえば当然なのですが、
フルメカニクスフリーダムガンダムは言うならば
RGデザインのフリーダムガンダムの1/100スケールという事になります。
パネル毎の色分け分割やフレーム構造はありませんが、
MGフリーダムガンダムVer2.0の大胆アレンジが
好みじゃない人にはとても良いキットになりそうですね。
Posted at 2021/04/28 19:49:49 | |
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ガンプラの話。 | 日記