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この記事は、関東CHシリーズ NTR2のタイヤについてについて書いています。

先日投稿したように今年もNTR2クラスは紳士協定で独自タイヤ規制を行いますが、今月のオートサロンで71RSが発表になり、それを受けて再度NTR2エントラント間で意見交換を行い、多少内容が変更になっています。
詳しくは上のトラックバック先をご覧頂ければと思いますが、端的に言うと…。

●部会規則におけるタイヤ規制
①今年から縦溝規制が無くなったことで、AR-1とR888Rが使用可能になっています。
②継続モデルであっても、規定上の基準日に基準を満たしていないタイヤは使用不可？との事で、71RSは使用不可との判断のようです。（未確認だし、ちょっと解せない部分もあるのでアレですが…）

●紳士協定のポイント
①昨年同様Z3、AD08Rと旧モデルの71Rは使用可能。（71RSは部会が禁止しているため）
②今年から使用可能になったAR-1とR888Rは価格が安いので若者などの新規参入者への配慮もあり禁止とはしないが、推奨しない。
③A052は昨年と同様使用不可。
④紳士協定は任意であり、第3者がご自身の判断のもとNTR2にエントリーすることを妨げるものではない！

以上がポイントですが、今の所ほとんどのメンバーが、Z3を装着するようです♪
という事で今年も平和に過ごせそうですな…。

芋ジジイさんも書いてますが、こういう問題は中々悩ましいです。
議論でもジムカーナにおけるタイヤ規制のあるべき姿と、現実問題のはざまに揺れる心がありありと読み取れました。

71RSがA052と同じレベルのグリップを発揮するようになったらどうするのか？
従来モデルの継続モデルでも規制していいのか？
価格的に安くてもグリップや寿命が著しく劣るタイヤについてどう考えるのか？
そもそもノーマルタイヤクラスにふさわしいタイヤとはどういうタイヤなのか？

皆さん色々と悩まれているようです。



最後に、部会が71RS使用不可と決定したのが本当だとしたら、かなり重大な決定になりますので早い発表が望まれます。それもHP上での発表がベスト。

またタイヤのニューモデルの発表は大体年明けですし、今後その他のタイヤが次期モデルに変わった時はどうするのか？など不安も募るように思います。なので今後の対応についてもぜひ明確にして頂きたいと思います。

まーここに書いてもしょうがない話ですけどねｗｗｗ

もう皆さんご存知だと思いますが、ここまで書かないとこの問題も終われないので書きます。
先日JMRC関東ジムカーナ部会から以下の文章が発出されました。
（元文章：http://www.jmrckg.com/gijiroku/201912-tire.pdf）

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２０１９年１２⽉
ＪＭＲＣ関東ジムカーナ部会

２０２０年タイヤ規定について

ＪＭＲＣ関東各シリーズ参加選⼿より頂いた、要望書について関東ジムカーナ部会で検討した結果下記内容を決定いたしましたので、ご連絡いたします。

◎．『使⽤禁⽌タイヤ銘柄リスト』は、採⽤しない。
・これまでの『⼀般市販品に対しメーカー及び銘柄を指定しての排除は⾏うべきではない』
とのスタンスは続けるべき。
・使える／使えないの判断には明確なルールを制定すべき。

◎．オールスターシリーズＰＮ部⾨に、ＵＴＱＧのＴＲＥＡＤ ＷＥＡＲ２８０以上のタイヤのみ使⽤可能な
クラスとして、２輪駆動（ＦＦ・ＦＲ）と４輪駆動の２クラスを追加する。
・多くの参加選⼿の皆様からご要望を受け、シリーズ（選⼿権）対象クラスとして追加。

◎．チャンピオンシリーズのＮＴ規定から『縦溝制限を削除する。』
・縦溝制限を削除する事により輸⼊タイヤ等の使⽤可能なタイヤの選択肢を増やし、タイヤコストを抑える。

規則全⽂については、２０２０ＪＭＲＣ関東ジムカーナシリーズ共通規則をご参照ください。
選⼿の皆様におかれてましては、本規則の主旨をご理解いただき、益々のジムカーナの発展にご協⼒をいただけますようよろしくお願いいたします。
引き続きご意⾒をお待ちしております。
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昨年提出した我々エントラントの提案書に対して、誠実に対応して頂いたと感謝しております。
このようにそれぞれの変更点について部会の判断理由が明記されているのは本当に良い事ですし、このような情報開示こそが、部会と選手間の意思疎通の一助となり信頼関係の礎になるものと思います。
今後も更に良い規則となることを期待しております。

昨年から続いたこの件はこの投稿で、本当に最終となります。
お付き合いいただいた皆さんありがとうございました。