2022年05月19日
まいど!
二号機導入から、ブレーキパッドが好みに合わないので交換したいなぁ〜と思っていたけど、これがなかなか減らないwww
緩くブレーキを踏むとパッドがビビって鳴く、鳴かせないように踏むにはある程度強いブレーキが要る。
これは使い難い!
パッドが原因だと考えていたけれど、どうやら違うっぽいのでキャリパーをO/Hすることにした。
リヤから始めて左フロントの作業になってパッドを外して気付いた。
あ…ダストシールが溝から出てきてるピストンがあるじゃん。
思った通りダストシールが外れかけていたピストンの出が悪い。
とりあえずバラして点検したがピストンに錆はないし傷もないのは幸い。
右のフロントもダストシール内が汚れているピストンが一つあった。
ふむふむ、とりあえず丁度いいO/Hのタイミングだったってことかな。
昨日は嫁さんに1日だけ自転車通勤してもらってシール交換作業、本日エア抜きを手伝ってもらった。
初めてシャノアールさんの運転席に座った嫁さん。
『こんなに狭い運転席で運転していたの?』
いや、君とは体格が違いすぎるからwwww
これで、次回のエア抜き作業も手伝いお願い出来るかな?
Posted at 2022/05/19 18:10:36 | |
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メンテナンス | クルマ
2022年05月05日
まいど!
この時期になると、車関連のサイトやネットニュースで見かける、『車歴13年重課税問題』
海外では、クラシックカー優遇や免税があるのに日本は何故?
という、論調が多いですが、どうしてそうなるのか?をおいらなりに考えてみたいと思います。
おいら、海外渡航歴は少ないですが、多少気付いたことがあります。
それは車に対する扱い方。
東南アジアでは車は移動の道具なので、趣味性の高い車は金持ちの持ち物。
「動けば良い」ので日本では全く見ない昭和のハイエースなんかが現役で走っていたりします。
ガソリンスタンドもトラックを想定してかかなり広めのレイアウト。
赤土の街道沿いには、トラックのホイルとタイヤが小屋の横に積み上げてあり、パンクした際に交換、中にはリヤデフケースごとタイヤ付きでアクスルが置いてあるようなところもあります。
車検やそういうのは調べていませんが、おそらく無いのかな?と考えられます。
想像ですが、戦後の日本も同じような感じだったのでは無いでしょうか。
日本のモータリゼーションが一般的になったのは戦後。
江戸時代、江戸と大阪を徒歩で移動するためにあった東海道。
農耕民族な日本人は生活圏が徒歩移動で済む範囲です。
かたや狩猟民族な大陸文化、馬やラクダ、牛を移動や運搬の力として使ってきました。
アメリカ建国が1776年と言いますがその頃の日本はまだ江戸時代、平賀源内が生きている頃です。
当時の欧米ではすでに馬は普通に暮らしの中にありました。
戦争の道具として日常の足として。
江戸時代の馬は武士のもの。
しかも、ある程度の身分がないと持つことが出来ない物でした。
欧米の生活に定着している馬は乗ることは勿論、世話も日常です。
侍の馬は「馬番」という家来が世話を行い、主人は乗るだけです。
(ここにも欧米との違いがあります)
その後、馬車が駅馬車になり、鉄道が出来、自転車、自動車と発展する訳ですが〜士農工商が撤廃され、明治時代になっても日本人は馬を一般庶民が持つことはありませんでした。
欧米ではちょっとお金持ちや必要だからと馬を使う人は多く、その世話が大事だと分かっています。
日本人は、商人でも馬を持つ人の割合は少なく、一般的ではなかったようです。
(馬より牛、移動より労働力としての割合が多かったのでは?)
生活に密着している馬、ロデオや馬術や競馬、カウボーイの綱使い等々、馬を上手に乗りこなす技術も発展します、これが後のモータースポーツになると考えます。
日本では馬を使った伝統的な競技に流鏑馬がありますが、これは武芸の一つで一般的なものではありません。
諸説ありますが、日本に初めて自動車が走ったとされるのは明治時代の1897年輸入された蒸気自動車とされていますが、それにしても200年ほどしかありません。
当然、自動車競技なんてものは戦後にようやく始まりますので、日本人に於ける自動車文化(それ以前の馬術競技も含めて)まだ100年にも足りないのです。
(世界初の自動車レースは1895年フランスと言われています)
また、日本自動車界における遺産になるようなメーカーや車種でも、海外とは趣が違います。
本田宗一郎が『日本一を誇るなら世界で戦って一番を取るしかない』(的な発言)がありますが、HONDAがF1やロードレースを戦って世界から認められたってことでもあります。
自動車になる以前からの交通や道路整備から現代のモータリゼーションは繋がっていて、江戸時代市中を駆ける侍の馬に撥ねられた市民が咎められるような時代を経て作られた道路交通法と道路整備が日本の狭い国土と相まって国際基準と別な方向になったと思われます。
結果、欧米では貴族の娯楽だった馬術や競馬がモータースポーツに変わった現代ではそこで勝つことの意味と賞賛が日本社会では偉大なことと扱われないのは当然なのです。
FIAの年間表彰式には皆タキシードで行くでしょう?
それほどの権威がある訳ですよ。
日本人にとっての自動車はやはり輸送、移動の道具であってその運転が上手かろうとどうだろうと一般人には興味もない。
となれば、古くて燃費も良くない道具はさっさと買い替えて新しい楽で快適な環境にも優しい道具を使いなさい!と考える国の姿勢はある意味正しいのかもしれません。
同じようなことは伝統工芸品にも言えますよね?
桐の桶や漆、竹細工や陶磁器、機能さえあれば良いと安い大量生産の樹脂製品を買いませんか?
伝統技術をなくしてはならん!
とは言ってもね?
日本人っていうのは世界的にみてもナショナリズムが弱い人種です。
あなたの家の箪笥に着物はありますか?
洋服と普通に言いますが『西洋の服装』なのですよ?
ここだけ見ても日本人っていうのは民主主義と資本主義の悪いところを表現していると思います。
何故、自動車税を車歴13年で重課税するか?
本来ものを大事にする日本人、物を大切に使う事ができる日本人。
(三世代家族ならお婆ちゃんの着物を成人式にとかあったでしょう?)
それを思い出させないことではないでしょうか?
戦争に負けて、世界に追いつけ追い越せで発展した日本。
いつの間にか消費社会と便利と効率を一番だと勘違いしているのだと思います。
まぁ、根っからの農耕民族のDNAですからね。
『お上』には逆らえない。
『お上』の言うことは正しい。
年貢を納めれば、命までは取られないと思っているんですよ。
お上に尊厳を踏み躙られていてもね…
Posted at 2022/05/05 18:09:44 | |
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