再びタイカン。

カイエンに乗った際に室内がホコリっぽかったので
窓全開にしてしばらく走ってから窓を閉じたのですが
騒音で一か所閉じてなかったのに気が付き、スイッチの引き上げが甘かったかなと
再びオートでクローズ操作しましたがまた閉まっていない・・・

停止した際に改めてクローズ動作させたら
途中で異物検知するらしく、引き返して全開になってしまいます。。。

これはまずい・・・どうしよう・・・
何度かクローズしてみましたが、やはり途中で止まって全開になってしまいます。

オートにならない様、少しずつ断続的に上昇させたら何とか閉じることができたので、その窓は封印してDにヘルプの連絡を入れました。

すぐに担当氏から連絡が来て、入庫することになりました。
突然の入庫のため代車が出払っていて
試乗車のタイカンしかないけどいいですか？とのこと。
充電さえしてあればOKですよということで快諾しました。

ということで、代車さんのタイカン今回はベースグレードでした。
満充電で走行可能距離350キロ程度。

後期型カイエンにも採用されたパワースイッチにインパネシフト・・・
やはり操作しづらく前期で良かったと思いました。
しかもパワースイッチはONもOFFも長押しだそうで地味にイラっとします。

走り出すと以前試乗した4Sに比べて何故か印象が悪い・・・

アクセレーションはそれほど違和感ありませんが
加速してアクセルを離すとそのままのスピードが維持されてしまいます。
あれっ？と思いクルーズコントロールのスイッチを思わず確認。
もちろんOFF。
何度やってもアクセル離すとそのままのスピードをほぼ維持します。
この設定は大いに違和感。
スポーツプラスにするとやや減速傾向ですが、それでも違和感が残ります。

乗り心地は少々ドタバタしますが、及第点。
ただ、キシミ音が出たり、運転席シートから大きなギシギシ音も出て残念。
まだ1年落ち3000キロでしたのでハズレ個体かもしれません。

ブレーキは一定の踏力で踏んでいても
減速感が勝手に変動してこれまた違和感。
ペダルにも何らかの制御と思われる振動が感じられ残念。

あとビックリしたのがヒルホールドが無い模様で
坂道でブレーキ離すと動き出してしまいます。
カマボコ状の歩道を乗り越えて車道に出るシーンでは
上りで後退して、頂点を乗り越えると飛び出してしまいます。
（ちなみにクリープ現象はありません）

返却時に時間が無かったので都市高速に乗りましたが
このシーンが最もイキイキと走ります。
路面に張り付く感触で、圧倒的な安定感。
ハンドリングも思いのままでした。

ただ、エンジンブレーキやハイブリッド車の「B」レンジに相当する
減速機構が無くて、しかもアクセルオフで速度維持されるため
車間が詰まってしまった場合その都度ブレーキを踏まなければなりません。
ここも地味にイラっとしました。

タイヤサイズを確認したらフロント245/45R20、リア285/40R20の
パイロットスポーツ4でした。

ということで、BEVとしては先日乗ったRZ450eの方が良くできていると思いました。

帰りにカイエンに乗ったら「やっぱりイイわぁ～これ」でした(笑)