く まのブログ一覧

M50周年のフィナーレとして
XMが発表されました。

コンセプトモデルほぼそのまま、、、

一体どこへ向かうのやら。



XSやXLはあるけどXMは無いなぁ（笑）

待望のラージプラットフォーム車両に試乗しました。

時間のある際に何度かお店に行ったのですが、ずっと触らずに置いてあるのに
試乗は予約制ですと追い返されました。
お店にはロドの部品を買いに行って個人情報もあるし、顔見知りなのに
この上から目線には憤慨しました。。。
別のお店に行ったら即OKでした(;´Д｀)

さて、実物はX3と同等のサイズと言うことで堂々としています。
フロントフェンダーの「飾り」はどうしちゃったの？と言ったら
ですよねー・・・と。
新世代マツダのデザインは引き算のはずなのに
スタッフ向けの開発者説明でもなぜかここだけは足し算のデザインです！と
強調されていたとのことです。
昭和時代のAMGみたいなマフラーカッターといい意味不明です。

室内は質感が高く見えますが、グレードによって結構差があると思われます。
また、上位グレードは白やタン内装のみというのが残念で
コーヒーブラウンなど落ち着いた内装色の設定も欲しいところです。
（多分数年後にしれっと追加されると思いますが）
あとはFRプラットフォーム故後席の前後方向は
BMWと同じで余裕がありませんでした。

エンジンを始動すると6気筒らしい音でワクワク。
ブリッピングすると思いのほか威勢の良い音で
ランクル60を連想してしまいました。

早速走り出します。
シフトレバーは電化されているようですが
プリウスと違ってレンジごとに位置が固定されるタイプで好感が持てます。
ただ、樹脂の箱に突っ込んだ棒を動かしているような手ごたえで
操作感が何だか安っぽいです。

トルコンレスの8ATということで身構えていましたが
やはり低速ではガチャガチャします。
今後の熟成に期待したいところです。

加速感はマツダらしく過剰なダッシュもなく踏んだだけ走ります。
6気筒のフィーリングで上質感があります。
大きく踏み込むとエンジンの粒感が細かくなり
滑らかかつ爽快に伸びるのでついつい回したくなってしまいます。
燃費効率重視のため比較してはダメですがM40dほどの高揚感はありません。

乗り心地も覚悟していましたが、硬いというかちゃんと足が動いていない感触。
この点はどこかの媒体で、リアサスにピロリンクを採用しているため
馴染むまで5000キロ程走らないといけないという記述を見かけましたので
割り引いて考えることにします。（メーカー開発者に確認されていました）
試乗車はオドが120キロでした。。。

車体は剛性感はあるのですが、どこかガチャガチャした感触が残ります。
部品がカッチリ合っていないような感触で
ミッションと相まって荒々しさを感じさせます。
乗っていてなぜか初代X3を連想してしまいました。

で、期待のマイルドハイブリッドなのですが
これが・・・・・
アイドリングストップに入る際にガラガラ音を立てて止まる
復帰の際はするっと・・・ではなくゴリゴリ音を立てて始動・・・
普通のアイドリングストップの方がマシです。
ストロングハイブリッド並みの価格差が理解できません。
これでもプログラムアップデートを実施して良くなったそうです。

営業の方がチラッとこれはプリプロ車両・・・といったようなことを
口に出して途中で止めておられました。
仕方ないのかもしれませんが、まだ世に出してはダメなレベルかと思います。
予約している方が乗ったら失望しかありません。

ちなみにマイルドハイブリッドディーゼルなら10月生産枠がまだあるそうで
年内納車も可能とのことです。

数年かかるかもしれませんが、とりあえず熟成を待ちたいと思います。