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レッズレノンのブログ一覧

2021年03月29日 イイね!

Imagine 西行さん。

Imagine 西行さん。

旧暦2月、如月。

朝晩はまだ肌寒く

『衣更着(きさらぎ)』の今晩。






自宅近くの駅から

自転車に乗って

家に帰る道すがら、

信号で止まり

横を見やれば

満開の桜。


大木です。


空には

薄絹をかぶりながらも

煌々と輝く、満月。


この歌を

そらんじるしか

ないじゃないですか。



『願わくは 花のしたにて 春死なむ

そのきさらぎの 望月の頃』



(ねかはくは 花のしたにて 春しなん
そのきさらきの もちつきのころ ──『山家集』)



お腹が空いていたうえに

雑念が多すぎて

西行さんの境地には達せず...。

(写真は、いめーぢ)



Posted at 2021/03/29 21:26:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 文芸 | 日記
2021年03月28日 イイね!

古河公方、ゆかりの地を歩く...。②

古河公方、ゆかりの地を歩く...。②5代、約130年間続いた「古河公方」。


初代古河公方・足利成氏(しげうじ)は

現在の「古河総合公園(古河公方公園)」に

館を築き、

北西には、渡良瀬川を自然の要害として

「中世古河城」を築きました。



城下は鎌倉にならったといわれ、

鎌倉ゆかりの寺社を建立。


新たに建立した寺院のうち

「永仙(ようぜん)院」「松月院」「徳源院」の3カ寺は

「古河公方開基の三カ院」と呼ばれています。

(いずれも鎌倉円覚寺末寺・臨済宗)




「徳源院」は何度も行っていますので、

まずは、「松月院」跡へ。


途中の「鳳桐(ほうとう)寺」も

古河公方ゆかりのお寺ですね。




「松月院」跡、着。

んん。

周囲との雰囲気が明らかに違い、

威厳が漂ってくる。


時代の流れからは

取り残されてしまったけれども

凛とした空気が充満していますね。

(この感覚は、「徳源院」でも感じられると思います)






「源氏車」の紋!








よく通る道沿いに

こんな由緒正しきお寺があったとは!

「永仙院」跡。


歴代の住持は政治分野で活躍した方が多く、

戦国時代の季竜周興は古河公方晴氏・義氏の側近となり、

江戸時代初期にも三伯玄伊が円覚寺156世、

天甫碩円が円覚寺157世となって、

ともに鎌倉円覚寺の再建に尽力したそうです。


(江戸時代後期に書かれた『許我志』・『古河志』によれば、
成氏から義氏までの歴代古河公方の位牌が置かれ、
公方家が寄付した足利尊氏の偃月刀(なぎなた)もあったが、
貧窮のため売り払われたという。

『古河志』では、徳源院・松月院とともに、
古河の「足利開基三ヵ院」と称されていたと紹介されている。

江戸時代後期は無住持の状態が続き、
明治4年には廃寺となって、栃木市藤岡町蛭沼・山王寺に合併された。)




上に書いてある

「栃木市藤岡町蛭沼・山王寺」もぜひお参りしようとしたら、

な、なんと。

焼失してしまっているではないですかっっっ!!!


こうして、貴重なものが世間からは忘れられ

失われていきます。


が、これも厳然たる、歴史の一部。



古河公方家侍医・田代三喜(さんき)の供養碑。


(赤穂浪士の一人・吉田忠左衛門兼亮の長女「さん」と
その夫である本多家家臣の伊藤治興のお墓も残されているそう)



室町・戦国時代を代表する医師「田代三喜(たしろさんき)」の

木像がある「一向寺(時宗)」へ。








田代三喜は、永正6(1509)年、

古河公方足利氏に招かれて古河に住み始めましたが、

「古河の三喜」「医聖田代三喜」と称されると、

その医術にあやかろうとする人々も多く、

連歌師・猪苗代兼載(いなわしろげんざい)は、

中風の治療のため古河へやってきて、

のちに足利政氏と歌を通じて交歓するきっかけとなりました。

(豊臣・徳川に医師として仕える、
曲直瀬(まなせ)家代々の初代道三は、三喜の高弟だそう)


三喜没後は、古河公方ゆかりの永仙院に葬られましたが、

墓所は明らかではなく、その墓印にと松が植えられました。


のちにその松は枯死。昭和7(1932)年、

その地に「医聖 田代三喜供養碑」の建立とともに松が植樹されました。



さて、いよいよ「古河城本丸跡」へと歩いていきます。
(車はとめられませんよー)



一向寺から歩いてすぐわかるのは、

「古河城」がいかに低い所にあったか。


クルマで走っているとわからない

微妙な高低差を感じながら歩くのは

とっても楽しいです。

「永仙院」に入るところから、もう低くなっています)


両脇に民家が並ぶ、細い1本道を、

菜の花満開の土手に向かって歩いていきます!

気分は自ずと高まりますねー。




でも古河は

近世の城主大名の藩では

数少ない『城跡がない』城下町、という側面を持っています。

(わたしが大好きな「関宿城」も城跡が

河川敷に埋まっています...。トホホ...)


土手の上に到着!!

向こうに見えるは「新三国橋」。
(下総国(茨城県)、下野国(栃木県)、武蔵国(埼玉県)の3国を
またぐから、三国)




古河は

1590年以降、明治維新までの約280年間で

11家28名の大名が存在した城下町。


土井利勝の16万石時代には

本丸に御三階櫓が建造され

城下の形が整ったとみられます。


その本丸も

今では、野球場...。




城の規模は

南北およそ1,800メートル、

東西350~400メートル(濠幅を含めると450~550メートル)。



将軍の日光社参の際は、1泊め・岩槻城、2泊め・古河城、

三泊め・宇都宮城とされていました。








明治6年の廃城令にともない翌年には建造物が取り壊され、

明治43年からの渡良瀬川の河川改修により

古河城の主要部分はほとんど破壊。

中世以来の古城もなくなってしまいました。



明治3年、

武藤松庵によって撮影された数葉の写真によって

城の面影を偲びましょう。



Posted at 2021/03/28 15:07:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社仏閣 | 日記
2021年03月28日 イイね!

古河公方、ゆかりの地を歩く...。①

古河公方、ゆかりの地を歩く...。①古河は、社会人1年めの販売研修で毎日通っていた地ですが、

駅の反対側(東口)に勤務地があったため、

古河宿があった西口は、

じっくり、広域にわたって歩くことはほぼなかったです。

(長谷観音や古河歴史博物館、
鷹見泉石記念館などはよく行くのですが...)




大好きな日本史の授業でも

鎌倉公方、古河公方など

政治情勢が混とんとしてくるところは

(学生時代は)あまり興味がなく

深く調べたり、

ゆかりの地を訪ねることは少なかったように思います。



しかし、古文書の勉強を深めたり

地域の学習を深めたりすると

「古河公方」の存在が

自分の中ではどんどん大きくなってきました。

(近年では、
古河公方と関東管領の争いは戦国時代の先駆けとも言われていますしね。
周辺研究もだいぶ進んできているように思います)



....... ということで、

古河(野木も含む)をいろいろとめぐってきました。
(まだまだ回らねばなりませんが)



まずは、何年も前から、ここの桜を見たいと思っていて

昨日、やっと実現の「満福寺」。

(ちなみに「古河宿」は緑枠の部分で終わります)


古河公方・足利成氏(しげうじ)の開基、戦国時代の1492年に建立。
(以前ご朱印をいただいた、五霞の「東昌寺」と関係があるようです)


戦国時代の連歌師・猪苗代兼載のお墓があることにちなみ、

昭和30年代、兼載が好んだ桜が山門前に植えられており、

名所となっています。









足利成氏公のお墓へ。

(足利成氏:
第5代鎌倉公方・初代古河公方。
享徳の乱にて室町幕府・関東管領上杉氏と争い、
享徳4年(1455年)に鎌倉から古河へ移座した。)





(わたしは、石塔よりも

隣にある、この墳墓らしきものが

お墓だと思いますが...。)




猪苗代兼載のお墓へ。


(猪苗代兼載:
応仁・文明の乱後に京都で活躍した連歌師。
親交のあった宗祇とともに『新撰菟玖波集』の撰集を行った。
永正7年(1510年)に古河城下で没した。

宗祇の弟子宗長が書いた紀行文『東路の津登』によれば、
永正6年(1509年)には、
古河公方家侍医・田代三喜の治療を受けるため、
古河に滞在していた。

兼載は第2代古河公方足利政氏とも句を交わしている。

現在は、三百回忌にあたる文化6年(1809年)に造立された
供養塔が残されている。)











近くにある「熊野神社」。






「光明寺」も、美しい!









(...続く)




Posted at 2021/03/28 10:42:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 神社仏閣 | 日記
2021年03月21日 イイね!

古河の桃源郷に行ってきました。

古河の桃源郷に行ってきました。



あいにくの曇天でしたが

翌日の天気は荒れるとのことで、

3/20(土)に行ってきました、桃源郷。







毎年、この時期に行く

恒例行事です。


桃源郷の在り処は

古河公方さまが住んでいた

「古河総合公園」。














今回は、写真部所属の次女の

練習も兼ねています♪



















「富士見塚」より。




「古河公方館址」。

奥は江戸時代初期の建物。

「西郷どん」で使われました!
















その後は、「鷹見泉石」生家跡へ。


(古河歴史博物館での
特別展「国宝参上。-鷹見泉石像と古河ゆかりの文化財-」はコロナで見られなかった―ー。残念!!!!)


天保の飢饉の頃に描かれた、渡辺崋山の代表作「鷹見泉石像」。

この国宝を自分の目で見るチャンスだったのに――!!

(なぜこの絵が国宝なのか。
それは、日本で初めて西洋絵画の手法を取り入れたものだから。
顔に当たる光の表現をよく見てください。
それまでの平板な肖像画とはまったく異なりますね)



お昼は

「古河でパスタを食べるなら、ここ」と

有名らしい、「マタタビ食堂」へ。






いやー、本当においしかった!

行ってよかった!!!


「坂長」さんでおみやげ買って。


(これらではなく)


この日発売されたばかりの『古河史略』(1,000円)を購入。

大判の古地図が3枚もついていて、

貴重な写真も掲載。

古河の歴史が非常にわかりやすく説明されていて

このお値段とは。

歴史好きなら、見逃せません!!


古河の

一番のオススメスポット。

「鷹見泉石記念館」。


泉石が晩年住んでいた場所で、

「あの」国宝もここに眠っていましたよ。








締めは「長谷寺(長谷観音)」。


古河公方さん。

元はと言えば

当然、鎌倉公方さんなので、

鎌倉にあったお寺さんなども

古河に移ってきています。

(鎌倉からの文化もたくさん根付いています)





何十回と訪れても

まだまだ古河の歴史の深さには

驚くばかり...。




Posted at 2021/03/21 09:42:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 公園 | 日記
2021年03月14日 イイね!

「ブレイブ ‐群青戦記‐」、楽しめたなー。

「ブレイブ ‐群青戦記‐」、楽しめたなー。
この映画、気楽に観に行きましたが、

意外と圧倒的な描写もあり、すごく楽しめました!

(ある意味、戦国時代の「リアルさ」が
体感できると思います)





「PG12」指定だったので

それなりに血なまぐささはあるんだろうなーとは

思っていましたが、

予想を(はるかに)上回る、冒頭の圧倒的な戦闘(=殺人)シーン。


かっこいいイケメン高校生や

かわいらしい女子高生が

容赦なくやられていきます。

(その映像も、容赦なし!!)


もうやめてくれー、というほど

高校生たちが死んでいきますが

これがその後の、主人公の「一所懸命」につながりますので

必要な描写ではあったかもしれません。


「仁」が好きな人は

ぜひご覧ください。

(ラストシーン、めちゃくちゃ好きです。
ある程度想像はできますけど......)





三浦春馬さん。

いい演技、してたなー...。

(もう新たな演技を見ることはできないのですね)



(『ブレイブ -群青戦記-』の撮影が行われたのは、
2019年12月2日から翌1月28日まで)



Posted at 2021/03/14 15:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

プロフィール

「念願の「赤松宗旦 旧居跡」へ! http://cvw.jp/b/861852/47669302/
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サッカー、フットサル、浦和レッズ、ジョン・レノン、キャンプ、ドライブをこよなく愛する50代です。
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