まさかの・・・

「スピーカーから音が鳴らなくなったので見てもらえませんかね？」

と。

先日搭載部品を全て外して降ろしたステップワゴン乗りだった前職同僚の彼。
新しい車は・・・？

クライスラー300C。
（https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB300）


まぁこれ、オーディオ側なら厄介だろうなぁと思いつつ
とりあえずドア内張りを外してスピーカーを確認してみることに。

そうしたらね・・・

前オーナーの仕業でしょうね・・・
その状態に至るまでも内装のピン割れやら色々ありましたが・・・

まず純正の樹脂製バッフルに社外スピーカーを付けているのですが
スピーカーがドア内部に干渉するせいか、長いネジで中途半端に留めてある（グラグラ）


そしてスピーカー端子を見てもう笑うしかなかった・・・。
そりゃ鳴らなくなるわ。


ボディ側からのスピーカーケーブルの被膜を長めに剥いて、
スピーカー側端子の穴に通して結んであっただけとか（爆）

お粗末過ぎる　（´Д｀　）

普通は平型のスピーカー端子（メス）を圧着するとか、
こだわるなら半田付けするとかしますよ・・・


そして剥かれた被膜も経年劣化で酸化被膜が出来ているのか赤黒い。
さらにしっかり固定されていないスピーカー・・・
つい最近まで鳴っていたほうが奇跡に近いのではなかろうか。


緩んだ線を押し当てて確認したところ音は問題なく出る。
速攻で平型端子を圧着して確実な接続方法に。

そして手持ちにあったやや短めのネジに交換し、
干渉して浮いてしまう部分に余らせておいた適当なナットを挟んで
即席の固定用カラーとして利用、スピーカーをしっかり固定しました。

本人いわく最初の状態より音が聞こえやすくなったと。

とはいえ、スピーカーはバッフルから浮いている状態なので
とてもよい状態とは言えませんけどね　（´Д｀　；
ちゃんとしたバッフルに換えたほうがもっと良くなるよとは言っておきましたが・・・。


いいお値段する車なんだからそういうところもしっかりきっちりやれば良いのにね・・・
前オーナー、絶対他の箇所でも色々やらかしてるかもしれない？
また時間のあるときにじっくり見たほうがよいねという事で作業を終了いたしました。
暗い時間に作業したので写真は無しで　（＾＾；


いやぁ、中古車はおもしろ（げふんげふん）・・・いろいろ大変ですね（笑）