GW最終日だった昨日は、予定通り、お籠りの日となりました。
午前中は仕事絡みのメールをドイツに出すべく、
ひたすら英文作成をグーグル翻訳に(爆)やらせていました(大笑)。
結構上手い訳をするなぁと思う反面、
文脈的にどう考えてもここは一人称だろうという所が
二人称になるのだけはいつも納得がいきません。
あと、やたら一人称複数にしたがるのは何故?という感じですね~。
それと、昔のMBサービスマニュアルとかでも時々ある事なんですけど、
ある物の名称をさっきまでAと表現していたのに、
次の文章で同じ意味のBという言葉を使う事も結構ありますよね。
(これは独語を英訳していたからって部分もあるのでしょうね)
まぁ、恐らくグーグル翻訳では文章ごとに単独に訳していて、
それぞれの連続性とか考慮されていないのでしょうね。
って具合に、出来た英訳を思った意味に改造していく作業に加え、
調べ物をしながらやっていたので結構時間が掛かってしまいました。
でもこんなやり方でそこそこ長文になっても
殆ど通じているらしい所が、恐ろしいなって思います(爆)。
勿論、結構時間が掛かるし、それなりに苦労はしますから、
いざ英文を作らなきゃとなるとウンザリはするのですけれども、
MBクラシックセンターとのやりとりに
この方法を散々使ってきて、それがまともに通用してしまったので、
海外にメールを出す事にあまり抵抗がなくなってきてしまいました(大笑)。
そんな具合で、午前中の空き時間は殆どそれで終了。
午後は思いっきり睡魔に襲われたのですが、
2時間以上の昼寝はボケの元という話もあるようですし、
あまりガッツリ寝たくなかったので、
座椅子の上でウトウトすることに。
でも、結局、感覚的には2時間位寝ちゃったみたいです(苦笑)。
で、先日はアメリカのいーべーでタイプを絞らず、
MBの旧車部品という枠で数千点の商品をチェックしていたので、
この日の午後はドイツのいーべーで同じことをやろうと思い立ち、
やってみることにしました。
おかげでホントはこないだに引き続いて
ナイトライダーのDVDをまた見てやろうと思っていたのが
出来なくなっちゃいました(苦笑)。
買えないけど、気になるものがいくつかありましたので、
今日はそれをご紹介いたしましょう。
先ずはNOSステアリング編。
一つ目は1961年から1963年(ないし64年)まで用のホワイトステアリング。
これ、この箱が良いですね~。
これがいつの時代からいつの時代までに使われていたものかは私には判りませんけれども、
とにかく時代が合っているかはともかくとして、古い時代の物であるのは間違いないので、
NOS感を感じさせるアイテムとしては最高だと思います(笑)。
出品者は後期アデナウアー、後期ポントンに適合だと書いていますけれど、
厳密には誤りです(笑)。
それらとは円形のホーンリングは共通ですが、ステアリングの握りの形状が違うのですよね。
正確には220SEbクーペがデビューしたころから初期の230SL辺りまでが
該当時期になります。
以前にも書いたことがありますが、現在220君に付いているステアリングが
その後期アデナウアー、後期ポントンに採用されていたものなんですよね。
時期的に1959年半ば過ぎ~1961年の頭位までだと思うので、
恐らくですが、そちらのタイプの方が希少だと思われます。
しかし、本来の220君用としてはピッタリの物のNOSなので、
実はお金があればホントは是非欲しいと思う一品で御座います。
長期保管でステアリングホイール自身には何らかの痕跡が発生していたらしく、
それは磨きによって完全に除去されているそうで、
再塗装は全くしていないとのこと。
センターパッドは新品から手付かずの状態だそう。
ホーンリングの相手の部分の塗装もオリジナルのままだそうです。
そのまわりのリングや、ホーンリングはリクロームされているそうです。
良いけど、私にはとても買えない…。
だって、2000ユーロもするんですもの(涙)。
私のはレストア物だったのですけれども、雰囲気は悪くないし、
これより希少なタイプで1/2を遥かに下回る金額だったので、
バリバリ使うにはそちらの方が良かったよなぁって思います。
二つ目は1965年~1967年のホワイトステアリング。
出品者は1963年~1967年までの殆どのMBに適合と書いていますが、
厳密には恐らく誤りです(笑)。
あくまでも恐らく、としか言えないんですけれども、
ステアリングホイールの円周上の二重溝は250時代からである筈なので、
1965年の終わりから1967年までが正解だと思います。
そういう意味では希少なのですけれども、
今、出回っているこのタイプのホーンリングの付いた純正リプロは
このタイプがベースになっているので、
この形態というくくりで言った時には数は多いと思います。
当時の仕様のままのこのタイプは希少だと思われる中、
これは1967年2月23日製造の当時物らしいので、価値のある一品だと思います。
って事は、箱はオリジナルではなさそうだなぁ。
ホーンリングの相手の部分の塗装がさっきのと違って黒塗りですが、
これでオリジナルのままらしいです。
他でもこのパターンは見た事があるので、
合理化なのか、ステアリングポストの色に合わせたのかは判りませんけれども、
恐らくこれは正解で、
ひょっとするとその1965年の終わりから1967年までという短い期間に作られたものは
この配色になるのかもしれないなと思っています。
これもステアリングホイール自体は洗浄・研磨しただけだそうですが、
センターのパッドは例によって暗色化していたそうで、
塗ったのか張り替えたのかは判りませんが、
とにかくステアリングの色に合わせた色変えを行っているそうです。
パッドの周りのリングはリクロームしているそうですが、
ホーンリングと(恐らく)お星さまの入っている丸い部分の外枠のクロームは
そのままのようです。
こちらは1950ユーロ。
三つ目は1961年から1963年(ないし64年)まで用のブラックステアリングです。
この包装ビニールが良い。
センターパッドのビニールも◎。
これも握りが新しい方なので、1961年から1963年(ないし64年)まで用と判断しました。
何が根拠なのか判らないものの、出品者は1960年製造と言っているのですが、
それが間違いないなら、先行して作られていたスペア用の部品だったのだろうなぁと思っています。
先程の2つはステアリングホイールを研磨しているという事でしたが、
これは未研磨のままだそうです。
センターパッドについても未洗浄のオリジナル状態だそうです。
ホーンリングも状態は良さそうだけれど、手を入れていないそうで、
お客さん自身で綺麗にしてくれとの事でした(笑)。
どうして急にそんなに投げやり(笑)?
ってな感じで全然弄られてはいないみたいですけど、画像を見る限りは綺麗そうですよね。
こちらは1800ユーロだそうです。
お次は初期のW108/109用の左ミラーです。
日本仕様のこの時期のW108/109は皆、グースネックが付いていますが、
オリジナルはこちららしいです。
よく見るとミラーヘッドに108って刻印が入っているみたいです。
日本仕様でグースネックは自動的にフェンダー装着になってしまうので、
このタイプのドアミラーにする場合は
そっちの穴を塞がなくてはなりませんから一寸大仕事かなぁ。
でも、私がこの時期のW108/109オーナーだったら、
絶対にやりたいな、、、って思う事には間違いないですね(笑)。
国内じゃ本当にこれが付いている車を見かけませんからね~。
これ、もちろん、MB純正品だそうで、
お値段、208ユーロだそうです。
最後はW111カブリオレ用のトノカバー
これ、恰好良いかどうかはともかくとして(笑)、
面白いナァって思いました。
これなら冬場にもキッチリヒーターでぬくぬく走れそうですし、
この車には付いていないようですが、クーラー装備車ならば、
夏場も快適に走れそうですしね。
実はコペンでも、以前から、こういうのがあったら良いなって思っていたんですよね。
そして今、思い立ったので調べてみると、やっぱり作っている会社がありました。
24000円+税との事だから、私にはさらっと買えるようなものではありませんけれども、
一寸イイナァって思ったりしております。
因みにこのW111カブリオレ用のこれ、中古品なのですが、
お値段、1200ユーロだそうです。
と、いう感じにさらっと眺めまわした総数、約1万点(笑)。
買えないものばかりなのがツマラナイ所ではありますが、
他にも驚くようなものもありましたし、久々にやってみて楽しかったです。
ってな感じで私のGWは終わりました。
GW明けの今日の午後、
ヤナセクラシックセンターの担当者の方から電話を頂いたのですが、
ホントは入庫日の相談だった筈なのですけれども、
ドイツから来たブレーキブースターの所在を把握出来ていないとの事で、
一寸待ってほしいとのお話で御座いました。
MBJの担当者の方とやり取りをされている、
ヤナセの部品部門の方に訊けば一発だと思うのですけどねぇ。
私としては、車が手元にあっても仕方がないので、
なるべく早く持って行って貰いたいんだけどなぁ、、、という感じです。
こんな感じでまた延び延びになっていかなければ良いのですが…。