
先日シビックタイプRとその特別仕様車であるリミテッドエディションが発表されました。
情報収集とやらをしてこようと早速ディーラーに行ってきました。現時点ではお客さん向けに公開できる情報はなく、ディーラーの端末に社外秘として送信されているデータのみのようです。社外秘ということで、そのデータの画像などはありませんが、とりあえず新色であるレーシングブルー・パールとポリッシュドメタル・メタリックの2色が追加になることと、今ネット上でも先取り情報として上げられているダンパー制御の変更などが載せられていました。まだ200台限定のリミテッドエディションについても販売方法は未定のようですが、おそらく抽選になるのかなと思われます。基本3年スパンでの乗り替えをしている自分には突如現れた気になる候補なのですが、3年後に80%近く戻ってくる補償は無いですし、今後、逆輸入から国内生産になって納期が短くなる可能性も無いわけではなく、そうなるとリセール面では少し不安材料も残ります。さらにシビックタイプRだと納期がかかりそうなことが予測されるので、ハリアーの車検までに間に合わない可能性も高いというマイナス面もあります。やはり主軸はロードスターで考えるべきなのか悩むところです。ここ数年は(予算の範囲内で)即決でコレが欲しいと思わせてくれる車が無いのが困ったもんです。もっともシビックタイプRは完全な予算オーバーですので、リセールに期待できる場合のみという条件付きの候補です・・・。
というわけで、今日はタイプRの話題ということで、2007年10月12日放送のULTRASEVEN X 第2話「CODE NAME“R”」を紹介します。ULTRASEVEN Xでは従来の防衛チームのようなものは存在せず、DEUSという組織に属するエージェントたちが怪事件を解決していきます。そしてそのエージェントたちはアルファベットのコードネームで呼ばれ、今回は元エージェントだったアールが事件の鍵を握るということでタイトルが「CODE NAME“R”」となっています。今の世界に自分を見出せなくなったRは、自分と同じような境遇の人たちを宇宙船に乗せ自由の身にさせ、自身もジンからウルトラアイを奪い宇宙船へと乗り込もうとします。しかし最後はジンに諭され、ウルトラアイをジンに返すと、それが反逆と捉えられ、宇宙船の光線を受けたアールは抹殺されてしまいました。結末は少し違いますが、どことなく昭和のウルトラセブンの
「円盤が来た」を思わせるような内容になっています。現代版かつ大人向け「円盤が来た」といった感じでしょうか。時間に追われ、必要以上に他人に気を遣い、孤独感と先の見えない不安に苛まれ、どんなに働けど収入は一向に増えない・・・そんな人が増える現代、そのうちこのドラマのようにその想いが宇宙から船を呼び寄せてしまうかもしれませんね。それではストーリー紹介に移ります。
仕事を終えたエリコは夜の街を歩きながら家路に着いた。
マンションに着き、部屋へと戻ったエリコはテレビのスイッチを消すが、画面は消えずサンドノイズが映り続けていた。その後、エリコはパソコンから音楽を聴きはじめる。
しかしその直後、エリコは外に出てタクシーに乗り込むと、呼び寄せられるかのように埠頭へと向かった。タクシーの車内でエリコは焦りながら「お願い急いで。船が出る。」と運転手を急かした。
タクシーが埠頭近くに着くと、エリコは車内にコートを置き去りにしたまま埠頭へと走って行った。深夜午前3時にもかかわらず、埠頭にはエリコの他に21人の人がいた。しかしエリコとその21人の人たちは謎の光に包まれると消息不明になってしまった。
深夜の人間失踪事件はこれが3回目だった。DEUSの指令を受けたジンとケイはそれぞれ捜査を開始した。
ジンはタクシー運転手の証言を元に事件の謎を探りはじめた。ジンはエリコの「船が出る。」という言葉で3日前のあるできごとを思い出した。ジンは3日前に立ち寄ったバーで奇妙な男に出会っていた。その男はカウンターで飲んでいたジンの横にいきなり現れると、「あんた、船に乗らないか。」と話しかけていた。ジンはそれを断ると、男は「次の船は13日に来る。」と言い残して立ち去っていった。エリコが消えたのは13日の午前3時だった。
男のことが気になったジンは再びバーを訪れた。するとカウンターにはその男がいた。男はジンに「船は人を連れ去るんじゃない、船を望む人々のために船は来るんだ。」と告げた。ジンは男に正体尋ねると、男はアールと名乗り、走り去る。ジンはアールを追いかけるが、アールは曲がり角を曲がると姿を消してしまった。一方、ケイは失踪したエリコの部屋を捜査していた。エリコの部屋ではテレビのサンドノイズが流れたままになっていた。その後、ジンは小型カメラで記録していたアールの画像をケイに見せた。するとケイはアールのことを知っていた。アールはかつてDEUSのエージェントとして任務を遂行していたが、1年前、アールは突然行方不明になってしまっていた。
ケイは失踪した一部の人たちの部屋でテレビ画面がサンドノイズになっていたとジンに伝えた。ジンはそのサンドノイズとともに何かメッセージのようなものが流され、それによって被害者たちは誘き出されたのではないかと考えた。それを聞いたケイはDEUS司令部にサンドノイズに関して問い合わせると、その電波はΣエリアY16であることがわかった。ジンとケイはその発信地へと急行するがそこには誰もいなかった。
ケイは失踪事件の首謀者がアールであると確信するが、その後の調査で、電波にはサンドノイズ以外にメッセージらしきものは送信されていなかったことが判明した。ケイは被害者たちがどのよう誘き出されたのか検討もつかず悩んでいた。するとジンはアールが「船は人を連れ去るんじゃない、船を望む人々のために船は来るんだ。」と言っていたことをケイに伝え、アールは誘き出そうとしているのではないのかもしれないと告げた。そしてジンはアールがどのような人物だったのかとケイに質問した。ケイによると、アールは失踪の直前、妻を自殺で亡くしていた。しかしケイにはそのことがアールが失踪した理由かどうかはわからないと答えた。そこに再び電波が発信されたとDEUS司令部から連絡が入る。ジンとケイは発信地へと急行した。発信源をつきとめたジンとケイは建物の中に突入、電波を発信しているパソコンを見つけたケイはパソコンを破壊しようとするが、ケイはいつどこに船が来るのか解読しなければ事件は防げないとケイを制止した。ジンはケイにメッセージ送信を停止させ内容を解読するよう告げ、アールの行方を追った。
ケイはメッセージから午前3時にシンタグマ広場に船が来ることを突き止め、それをDEUS司令部に報告した。一方ジンもアールを発見し、追い詰めていた。
アールは「俺は船からのメッセージを伝えている、本当にそれを必要とする者にだけ届くように。」とケイに告げる。
アールは失踪した人たちは幸せになるために懸命に努力してきたが、努力すればするほど自分を見失ってしまった人たちであるとケイに話した。アールもまた、凄腕のDEUSエージェントだったが、妻を自殺で亡くしたことから今の世界に疑問を持ち、自分を見失っていた。そしてアールは船が発する「帰ろう まだ見ぬ故郷へ そこで待っているのは 本当の私」というメッセージを自分を見失ってしまった人たちに向けて送信していた。そしてアールはジンにも「君は、本当の君なのか。」と問いかける。一瞬迷いの生じたジンの前にエレアが現れ、「騙されないで、彼の本当の目的はあなたを船に乗せることよ。」と告げた。
しかしジンが我に返った瞬間、アールはジンからウルトラアイを奪いシンタグマ広場へと逃走する。ジンはアールを追いかけ、「この船が本当に君の言う通りのものなら、君にはそんなものは必要ない。何も持たずに行けるはずだ。」と叫ぶ。するとアールはウルトラアイを投げ捨てるが、その直後、船の意思に背いたアールは船から発射された光線を受け抹殺されてしまった。
ジンはウルトラアイを拾い上げ、ウルトラセブンXに変身すると、宇宙へと逃亡を図る船にワイドショットを撃ち込み爆破した。
事件は解決したが、船とアールの関係は最後まで謎のままだった。そして船が消えた世界では、孤独にさいなまれる人たちが残されていた。
というわけで、シビックタイプRの限定車も候補入りしましたが、どれだけ値上がりするのでしょうかね。
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Posted at
2020/02/26 19:51:39