日に日に寒くなり、洗車するにももうじき気合が必要になってくる季節です。そんな寒い季節に洗車する際は自分はこのカッパの足を使います。簡単に説明するなら靴の上に被せるビニールの保護カバーです。これをすれば全く濡れないわけではありませんが、ほぼほぼ濡れるのを回避できます。暖かい時期なら濡れて気持ち悪いくらいで済みますが、冬場に靴が濡れると熱を奪われますからね。とは言え、長靴だと動きにくいので、自分はずっと前からこれを愛用しています。ただ上の部分がゴムのため、週1~2回洗車する自分は秋の終わりの頃に買って、春先までのワンシーズンが限度です。ただのビニールカバーのくせに1000円近くしますが、冬はこれがあった方がいいですね。まだこの冬に使うものを用意していないので、そろそろ買わなくては・・・。
今日はカッパの足のパーツレビューをアップしたので、カッパ怪獣テペトが登場する回を紹介します。テペトが登場するのは1968年7月14日放送のウルトラセブン第41話「水中からの挑戦」です。伊集湖の底に潜んでいたテペト星人が日本カッパ倶楽部のメンバーたちに自分の存在が知られてしまい、そのメンバーを殺害したことで事件化、ウルトラ警備隊が出動する事態となってしまいます。そしてウルトラ警備隊の捜査網が自分たちに迫ると怪獣兵器のテペトを出現させるが、それもウルトラセブンによって撃退されてしまう。追い詰められたテペト星人は円盤で逃走をはかるも、それもウルトラ警備隊によって撃墜されるというストーリーです。カッパのような風貌のテペト星人が夜の雑木林を不気味に走り回るシーンはなかなかのインパクトでしたが、それほど知名度の高い宇宙人にはなれませんでした。それではストーリーの詳細を紹介します。
夜の伊集湖で男が釣りをしていると、水面からカッパのような生き物が顔を出す。驚いた釣り人は慌てて林の中へと逃げ出した。
その後、カッパが出たという話しを聞きつけて、日本カッパ倶楽部のメンバー4人が伊集湖へとやってきた。湖畔でついにカッパを見られると盛り上がる面々の前に、メンバーがカッパを目撃したという男を連れてくる。その男は夜釣りをしていてカッパのような生き物と遭遇したあの男だった。男は自分が見たカッパのような生き物について日本カッパ倶楽部のメンバーたちに説明した。
日本カッパ倶楽部のメンバー4人はその夜、湖畔にテントを張り、カッパを探すため野営することになった。すると、湖に何かが飛び込んだような音がし、メンバーたちは二手に分かれてカッパの捜索に出た。林の中に入ったメンバー2人は一瞬カッパのような生き物が目の前を横切るのを目撃する。
湖畔を捜索していた別の2人も湖に何かが飛び込んだ音を聞いた。そこに林の中にいたメンバー2人が合流、湖に飛び込んだものはカッパだと考えたメンバーの1人がカッパを捕まえるため、捕獲に使えそうなテントのカバーを取りに戻った。そしてテントのカバーを持って再び合流すると、4人はカッパを捕まえるチャンスを待った。すると水面から何者かが上がってきた。4人はテントのカバーで水面から出てきた生き物を捕らえることに成功するが、それはカッパではなく、ウルトラ警備隊のフルハシ隊員とダンだった。伊集湖の異変をキャッチしていたウルトラ警備隊もまた、伊集湖を調査していたのだった。
ウルトラ警備隊に危険だと忠告されたメンバー4人は湖から離れ林の中を歩いていたが、林の中でメンバーたちを監視するように動き回る影、それにメンバーが気付くが、その時メンバーたちはそれがウルトラ警備隊だと思い、ご苦労さんと声を掛ける。しかしメンバーのあとをつけてくるかのように暗躍する影。だんだんと様子がおかしいことに気付く4人だったが、その時メンバーたちの目の前にいきなりカッパが現れる。咄嗟にメンバーのフジシマがカメラのシャッターを切り、慌ててその場から走って逃げるメンバーたち。
なんとかカッパから逃げ切ったメンバーだったが、気付くとメンバーのタケムラがいないことに気付く。メンバーは恐る恐る林の中へと戻りタケムラを捜索した。その頃ウルトラ警備隊は林の中にテントを張り、周辺の調査にあたっていた。するとテントの中にいたダンがテントの外で何者かが動き回る気配を感じ取る。ダンはその動き回る影を追って1人で林の中に入って行く。すると林の中で頸動脈を切られ殺されているタケムラを発見する。
同じ頃、水面に何かが飛び込んだ音を聞いたウルトラ警備隊の隊員たちが湖の方へと様子を見に行くと、そこで日本カッパ倶楽部のメンバーたちと遭遇する。メンバーたちはタケムラがいなくなってしまったことを隊員たちに知らせるが、そこにダンからタケムラが殺されているという通信が入る。隊員たちとメンバーは急いで現場へと駆けつける。そこには変わり果てたタケムラの姿があった。しかしその時、隊員たちとメンバーを監視するかのように怪しい影が林の中を動き回る。その気配に気付いた隊員たちはその影を追いかけるが、湖まで追いかけると、その影は湖の中へと飛び込んで逃げて行ってしまった。タケムラが殺害されたことは作戦室に待機していたキリヤマ隊長とソガ隊員にも知らされた。ソガ隊員は伊集湖に未確認飛行物体が落下して以来カッパの噂話が広がり始め、さらにそれ以降、伊集湖の魚が1匹もいなくなってしまったという調査結果を報告する。最初はカッパの伝説など日本各地にあると言ってあまり興味を示さなかったキリヤマ隊長だったが、ソガ隊員の話を受け、伊集湖の徹底調査をさせることになった。
直ちに伊集湖で調査にあたっていたフルハシ隊員、アマギ隊員、アンヌ隊員とダンの4人は2機のボートに分かれ湖内部の調査をはじめた。アマギ隊員とダンはウェットスーツを着て湖に飛び込んだ。その後、ダンが慌てて水面へと浮上し、アンヌ隊員にボートを岸へ返すよう忠告するが、その直後、ダンは何者かによって水中へと引きずり込まれてしまう。
すると水面に泡と霧が発生、アンヌ隊員は近くにいたフルハシ隊員に助けを求める通信を入れるが、その後気を失ってしまう。
連絡を受けたフルハシ隊員は水中にいたアマギ隊員をボートに上がらせ、作戦室に応援を要請した。応援要請を受けキリヤマ隊長とソガ隊員がウルトラホーク3号で伊集湖へと急行した。すると湖の中からウルトラホーク目がけてミサイルが飛んでくる。湖の底には敵の基地が隠されていた。キリヤマ隊長はフルハシ隊員とアマギ隊員に岸に上がるよう指示し、上空から湖に向かって攻撃を開始する。一方ボートで岸に向かうフルハシ隊員とアマギ隊員の背後にカッパのような生き物が出現する。それはカッパではなく水棲星人テペト星人だった。
それに気付いたアマギ隊員がテペト星人を撃つ。その直後、水中から巨大な卵が現れる。ウルトラホーク3号から卵を攻撃すると、中からテペト星人の怪獣兵器であるカッパ怪獣テペトが出現する。
その頃テペト星人によって湖底に捕らえられていたダンが目を覚ます。ダンは水中でウルトラセブンへと変身すると、テペトに立ち向かう。
テペトは戦いを放棄するふりをして油断したウルトラセブンに光線を浴びせたり、降参するふりをしてその隙にウルトラセブンを水中へと沈めたりとずる賢い戦法でウルトラセブンに対抗する。
さらにテペトは水中に身を隠しウルトラセブンを翻弄しようとするが、ウルトラセブンの透視能力により発見されてしまい、最後はウルトラセブンが水中に投げ込んだアイスラッガーによって真っ二つに切断されてしまった。
テペトが倒されたことで、テペト星人は湖底から宇宙船で脱出し逃げようとするが、それもキリヤマ隊長とソガ隊員のウルトラホーク3号によって爆破された。その後ボートまで戻ったダンはアンヌ隊員とともに岸へと戻り、日本カッパ倶楽部のメンバーたちも伊集湖をあとにした。
ちなみに以前余談で紹介したウルトラマンティガのメンジュラと同じく、この回に登場するテペトもまた、公募によるデザインです。週刊少年マガジンの怪獣デザインコンクール金賞に選ばれた回転サイボーグデイクロス・レイザがこのカッパ怪獣テペトの元案になりました。
Posted at 2019/11/25 21:37:05 | |
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