先日の台風の時にトランクの床下に用意してあったジャンプスターターを取り出しました。今の車に乗り換えた際、色々なパーツを購入するついでに買っておいたものです。家に車は自分のが1台のみなので、万が一バッテリー上がりなどがあったら大変なので、保険の意味で購入しました。それ以外でも何かの時に役には立つかなと。そして今回実際に使うまでには至りませんでしたが、あわや初の出番がというところまでいきました。東日本大震災の際も停電したので、今思えばあの時もこれがあれば少しはマシだったかなと思います。これがあれば懐中電灯にもなりますし、情報源ともなるスマホも充電できます。備えあれば憂いなし、とはいえ、バッテリー上がりも含め出番はない方がいいものではありますが・・・。
1998年4月4日放送のウルトラマンダイナ第30話「侵略の脚本」でも電気エネルギーやそれを蓄えるバッテリーの大切さが見て取れます。この回で2度目の登場となったミジー星人たちは、自作のロボットガラオンを使い地球侵略を狙いウルトラマンダイナを追い詰めますが、あと一歩のところでバッテリーの電源が切れてしまい策略は失敗に終わります。ミジー星人の肩を持つわけではありませんが、いつ何時でも予備バッテリーがあると助かるはずです。それではそのミジー星人たちが企てた侵略計画の一部始終を紹介します。
特撮番組の脚本家である三上は「地球無条件降伏」という脚本をプロデューサーの元へ提出するが、もっと笑えるものにしろと突き返されてしまう。
苛立ったまま三上はアパートの自室へと戻るが、戻ると隣の部屋からけたたましい騒音が聞こえてくる。連日の騒音に怒った三上は隣人に苦情を言いに行く。三上がドアを叩くと隣人が出てきた。その隣人はかつて地球侵略を企んでいた知略宇宙人ミジーカマチェンコだった。隣の部屋では再び地球侵略と打倒ウルトラマンダイナを狙ったミジー星人3人が暮らしていたのだった。
ミジーウドチェンコはレンタルビデオショップで働き、ミジーカマチェンコはオカマバーで働きながら資金を稼いでいた。2人は現状に満足し、そのままおとなしく地球に永住してしまえばいいと考えていたが、リーダーであるミジードルチェンコはウルトラマンダイナへの復讐を諦めておらず、戯け者になってしまった2人に喝を入れた。
その後、ミジーカマチェンコは普段通りオカマバーへと出勤するためアパートを出るが、アパートのゴミ捨て場で三上が捨てた「地球無条件降伏」の脚本を見つける。
ミジー星人たちはその綿密に練られた地球侵略のシナリオに感銘を受け、三上の部屋に押し掛ける。そして三上に脚本は非常に素晴らしいが、これでは資金が掛かりするぎると注文を付け、もっと資金の掛からない地球侵略の計画書を書いてほしいと依頼した。そして作戦が成功した暁には軍事司令部の重要なポストを与えると告げるが、馬鹿にされたと思った三上は3人を部屋から追い出してしまう。しかしそこにアパートの大家が現れ、三上は滞納した家賃半年分を請求されてしまう。払えなければ今すぐ部屋を出ていけと責め立てられてしまう三上だったが、それを見たミジードルチェンコが突然三上の家賃を立替えると言い出した。
おかげで三上は事なきを得るが、それと引き換えにミジー星人の計画書の依頼を引き受けることとなる。そして三上はミジー星人が作った地球侵略用ロボットの設計図に目を通すことになる。するとそこには三面ロボ頭獣ガラオンの詳細な設計図が書かれていた。三上はガラオンをどこかで目にした記憶があったが、それが何だったかは思い出せなかった。ミジー星人はかつて対ウルトラマンダイナに使用したガラオンを奥秩父の山中に隠していた。ガラオンは動力源である電気エネルギーさえ補給できればすぐにでも使用できる状態だった。しかしミジー星人はその電気エネルギーを手に入れることができずにいた。そこで、ミジー星人は三上に大量の電気エネルギーを入手し、ガラオンでウルトラマンダイナを倒すという脚本を仕立てるよう誘導尋問する。要望を受けた三上は「侵略の脚本」というタイトルで脚本を書き始めた。
三上の考えたシナリオは、上空にガラオンのホログラムを映し出し、それをα号とγ号で攻撃したアスカとリョウ隊員を相撃ちにさせ、その後β号に笑気ガスを浴びせて捕獲、人質にとるというものだった。そしてそこに現れたウルトラマンダイナにガラオンの攻撃を避ければβ号を潰すと告げ、ウルトラマンダイナを集中攻撃し、ウルトラマンダイナを倒してしまうという流れだった。そしてミジードルチェンコはその後はどういう流れなのかと三上に尋ねると、三上は脚本は前後編になっていて後編を書くにはもう少し料金が必要だと告げた。そして後編はTPCによってウルトラマンダイナが復活する内容であることを説明すると、ミジードルチェンコは後編は書かなくていいと慌てて断った。ミジードルチェンコは午後1時に作戦決行を計画するが、新聞の天気欄でにわか雨の予報を確認すると午前11時に変更した。そして三上に午前11時に秩父山中には近づかないようにと警告した。徹夜で脚本を仕上げた三上は睡魔に襲われ、すぐにでも寝ようと布団を準備するが、そのホコリを吸いミジードルチェンコがクシャミをしてしまう。
ミジードルチェンコはクシャミの反動でミジー星人の本性を現してしまう。ミジーウドチェンコとミジーカマチェンコは慌ててミジードルチェンコを匿いながら隣の部屋へと戻るが、三上はその本性を知ってしまう。
怖くなった三上は公衆電話からスーパーGUTSに通報するが、報復を恐れた三上は通報の途中で電話を切ってしまう。そしてミジー星人の予告通り午前11時に奥秩父山地の上空にガラオンのホログラムが現れる。三上はそれを街の中古買取店のテレビで目撃し腰を抜かしてしまう。
ガラオンの出現を受けスーパーGUTSは奥秩父へと出撃した。そして三上の脚本通り、スーパーGUTSは上空のガラオンのホログラムを挟み撃ち攻撃しようとするが、アスカがガラオンがホログラムであることに気付く。そして山中にガラオンの実体があることを突き止めたスーパーGUTSはガラオン本体に集中攻撃を仕掛ける。
それによりガラオンは撃退寸前に追い込まれるが、予報より早く雷雲が発生、ガラオンに落雷が直撃する。するとガラオンの電気エネルギーが満タンに回復し、ミジー星人は反撃に出る。
ガラオンはリョウ隊員のγ号とアスカのα号を撃墜することに成功する。撃墜され墜落しそうになったアスカはウルトラマンダイナへと変身し、ガラオンに挑む。ガラオンは回転しながら光線を乱射、ウルトラマンダイナをピンチに追い詰め、突進を仕掛けるが、あと一歩のところで電気エネルギーがなくなってしまう。
その隙にソルジェント光線を撃ち込まれたガラオンは爆破されてしまう。その後、ミジー星人のために書き下ろした脚本はプロデューサーから高評価を受け採用が決定された。そして撮影がはじまり、宇宙人役としてミジー星人がアルバイト採用された。ミジー星人の演技も監督からマヌケな宇宙人そのものだと高評価を受けるが、撮影の休憩中、風で舞った砂埃を吸ったミジー星人たちはクシャミをして本性を現してしまい現場は大騒ぎとなった。
ミジー星人たちが初登場した回も機会があれば紹介します。
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カー用品 | 日記
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2019/10/29 21:11:59