
秋のドライブに北海道行ってみようかなんて考えていましたが、気づけば秋になってました
北海道となると行き帰り自走は大変なのでどちらかフェリーとなるのですが、予約だなんだとずいぶん前から綿密な計画が必要となるのでズルズルとしています
そのうち行きたいとは思いますが…
というわけで秋のドライブは近くて行けていなかった山梨県の船山温泉へ1泊ドライブです
日帰りで行けてしまうエリアなので、なかなか計画と合わず先延ばしになってました
宿を知ったのは3年くらい前でしたけどね
行きたい場所が見つからなかったので行けるときに行っておきます
今回は6時半に自宅を出発
新東名の沼津SAほ目指します

連休最終日でしたが、朝早いせいもあるのか渋滞もなく走れ切れました
新東名を沼津SAのスマートインターで降り富士宮市に到着
まずは新幹線と富士山がみえる場所に寄りました

くっきりとではありませんが富士山が見えてよかったです
でもやはり雪の季節に来た方が雰囲気ありますね
また冬に訪れたいと思います
300km/hで走る新幹線を見た後は、岳南鉄道の比奈駅へ
目的地は隣の岳南富士岡駅ですが、駅周辺に車を停めれる場所がありませんので、こちらの駅に来ました
駅前が有料駐車場になっていますので24時間300円で停められます

都市伝説「きさらぎ駅」で比奈駅というワードが出てくるそうですが、あれは浜松の話らしいのでこちらとは関係なさそうです
それよりもこちらでは月ではなく富士山へ帰る「かぐや姫」のお話が有名みたいです
無人駅なので駅の出入りは自由です

ミラーに写るウチの車
他は1台も止まってませんでしたが、こちらはネットで予約が必要な駐車場となってます
30分に1本の電車に乗って隣駅へ移動しました
岳南鉄道に乗ったのは中学生以来です

電車ですがワンマン運転で駅での切符の販売もありませんから、乗車時に整理券を取り運賃箱に入れるというバス方式で乗車します
現金のみなので乗るときは注意が必要です
岳南富士岡駅に到着

初乗り170円でした
こちらも無人駅です
こちらでは駅構内に「がくてつ機関車ひろば」があり、歴代の機関車と貨車が保存されています
夜はライトアップもやってるみたいですね

周囲は工業地帯なので昭和の時代は大活躍だったと思いますが、トラック輸送に変わり今は役目を終えてしまったんでしょうね
地図で見つけて気になったので寄ってみました
駅前は住宅街ですが、その奥には富士山があるという不思議な光景

ここに住んでる方々には当たり前の景色なんでしょうけどね
駅間は1キロほどしかありませんので、帰りは工場の中を歩いて帰ります
車まで戻ってきました
10時を過ぎましたので昼飯の調達に望月商店という果物店に向かいます
こちらはフルーツサンドがあるとの事でしたが、行ってみるとお休みでした
仕方ないのでチェックしておいた近くの富士宮やきそばのお店に寄ります
お好み食堂「伊藤」です
ほとんどのお店は11時以降から開くんですが、こちらは10時半と少し早めに開くのでチェックしてました

ほんとはもっと早朝からやってるようなお店があると良かったんですけどね
祭日なので行列も予想されましたが、開店直後ということもあるのか少しだけの待ちですみました
店内はお座敷も少しありますが、メインは鉄板の横で食べる席ですかね
入って知りましたが、こちらもゆるキャン△に登場するお店だったようです
2品注文したうちのひとつ「生ホルモン炒め」が到着

ちょっとコリっとした食感とスパイシーな味付けが美味しかった
ビールに合いそうですが、運転があるので我慢
こちらはすぐ出てきたので、焼きそば待ちにちょうど良かったです
続いて人気メニューとあった「五目焼きそば」が到着です
卵は潰して焼くスタイルみたいですね

富士宮焼きそばというと濃い目のソースの印象があるのですが、こちらのはけっこう薄味なんですよね
五目だといろんな具材が入るんですが、イカの味が勝っちゃって焼きそばの旨味がまったく…
こちらで焼きそばをいただくならノーマルのほうがいいんじゃないかと思います
五目が食べたいならしぐれ焼きのほうがいいかもしれませんね
自分は平ゆうの方が好みです
無事に昼飯にもありつけましたので、ここからは林道を走っていきます
まずは国道469号線の桜峠から
こちらは国道ですが、けっこう細い道での山越えルートです
山を越えた後は県道369号線で北上
終点を通り過ぎても川沿いに上がっていくと丸野滝に到着
ここまでも最後の方が道が荒れていますが、ここからは路面がダートなります
県境の石上峠に到着
ここからは山梨県です
天子湖沿いに北端まで走り切ると林道を一旦抜け、上佐野エリアに入ります
こちらには「マムシ養殖場」なんて物騒なものがありました

右側の
梶原商店ではマムシの粉末やマムシ酒など売られています
パワーが欲しい方はぜひリンクをクリック
ここからさらに山へと入り佐野峠線を上がっていきます
こちらもほぼダートですね

道はフラットな方だと思いますが、ノーマルタイヤで行くのは止めた方がいいかと思います
だいぶ高いところまで上がってきました

まだ紅葉には1ヶ月ほど早かったようですね
そして今回は動物との遭遇はありませんでした
熊も覚悟してたんですけどね
峠を越えると三石山線へ合流
ここからはアスファルトで整備された道をひたすら北上しています
特に面白みもなく眠くて仕方ありませんでした(笑)
合流地点から25kmほど進むと南アルプス展望所という場所に到着です

ポツンと台があるだけですけどね
右奥の方が南アルプスになりますかね
午後で逆光ということもあり、残念ながら霞んでよく見えませんでした
とういうわけで走り切ったルートはこんな感じです

のんびりと走っても3時間かからないくらいでした
最終的には下部温泉に抜けました
と、ここで林道の汚れ落としです

ぬかるみや大きな水たまりがあったりして泥跳ねがひどかったので、ケルヒャーでさっと流しました
2リットルのペットボトル2本持っていきましたが、水の量としてはギリですね
もう1本ぐらい欲しかった
バッテリーは持つけど車を洗うには水が足りないというのが今の課題です
やっぱポリタンが必要ですね
車はそこそこキレイになったので、宿へ向かいます
でもせっかく身延まで来たので駅前の栄昇堂へ寄ってまんじゅうを調達
こちらの駅前の山梨水晶さん、開いてるの初めて見ました
やはり休日に来ないとダメなんですね

ちなみにこちらは水晶店とは名ばかりでゆるキャン△グッズ販売店だとか…
噂ですよ
身延駅前から10kmほど
国道52号線から逸れ、船山川に沿って上がっていくと船山温泉に到着です

こちらは撮ったのは到着時ではありませんが、宿の全景です
建物は2階建てで客室は全て2階ですので、上の階の騒音に悩まされるということはありません
団体客や小学生以下の子供も泊れませんので、非常に静かな宿になります
また目の前の道路は行き止まりなので通過する車両はなく、川の流れと自然の音しかない静かな場所です
宿泊客を絞っているせいもあると思いますが、宿としては少し高めの部類に入りますがのんびりするには最高ですね
宿内は全て畳敷きのため、スリッパの使用はありません
部屋はこんな感じでした
直前で宿泊日変更をしたため一番狭い部屋となりましたが、一人なら十分ですね
マッサージチェアもついてます
窓からの眺めはこんな感じです
着いたのは15時半ごろでしたが、こちらは13時からチェックイン可能です
チェックアウトは11時なので、22時間も滞在が可能な宿となっています
コーヒーと紅茶は飲み放題でしたので、外でのんびりと過ごすのもいいかもしれませんね
とりあえずこの日は暑くて汗をかきましたので、ますは温泉へ
貸切の露天風呂に入りました
川の音を聞きながら入ることが出来ます
こちら船山温泉は冷鉱泉となりますので加温と循環はありますが、すこし硫黄の香る温泉となっています
足の疲れに効くお湯でした
ちょうどいい湯温でゆっくり入れました
こちらは露天風呂付の大浴場が2つ、貸切風呂が2つあります
貸切ついては空いていれば予約なしで利用可能です
またバスタオルやアメニティなどは全て風呂に備え付けなので、手ぶらで入りに行けるのは楽なところ
宿泊人数が少ないので、貸切が空いてない方が珍しく、大浴場でも人と合う方が珍しいくらいです
こういう贅沢さはいいですね
まだ夕食まで2時間近くあるので、ビールをいただきます
おつまみは先ほど購入したみのぶまんじゅう
あー最高ー!
なんて横になったらやっぱ寝てましたよね
夕食のお誘いの電話で目が覚ました(笑)
つづく