皆様への感謝とカミングアウト

みん友の皆様、みんカラご利用の皆様へ

昨年に引き続き、2012年も楽しい日々を送ることができました。

これも、みなさまと車に限らず、お付き合いできた賜物と感謝しております。

さて、2012年は私にとって、大きな出来事があった年でした。
少し長くて面白い内容ではなく、いつもの調子とは異なるので、スルーいただいても結構です。

実は、8月下旬に「うつ病」の診断を受けました。
だいぶ前、おそらく１年以上前から、時折体調をくずすことがあったのですが、
疲れかな？で済ませていました。
今年の6月～7月にかけてかなりしんどくなり、
既往症の「甲状腺機能亢進症」を疑って検査をしましたが、
再発は認められず、心療内科の受診を勧められました。
「甲状腺機能亢進症」は「バセドー病」ともよばれており、
最近では歌手の綾香さんがこの病で休養されましたね。

話を戻しますが、妻も感じるところがあったのか「受診しなさい」でした。
それが8月下旬です。
夏の家族旅行も、一人休憩を十分取りながら過ごしました。

「うつ病」の診断後も、２週間ほどは仕事を続けながらの治療でしたが、
しんどさは改善されず、仕事を休んで療養することになりました。

私の症状は、主に下記です。
・寝つきが悪く、夜中に何度も目を覚ます。目覚める間隔は20分～１時間。
・常時疲労感が抜けず、休日や休みを取っても回復しにくい。
・仕事だけでなく、日常生活の何事にも、意欲的に取り組めない。
　（今まで普通にできてたことができなくなる）

「うつ病」は心の病と言われますが、
先生曰く「過剰なストレスにより、脳が壊れた状態」とのこと。
「何とかいう機能が正しく働かなくなってしまった」と言われました。
この脳の機能を正常な状態に戻すのが治療です。

治療内容は、「抗うつ剤」を容量調整しながら服用することです。
これにより、徐々ですが寝つきの悪さや常時感じていた疲労感、意欲低下は改善されていきました。

ただ、夜中に何度も目を覚ますという「睡眠障害」は改善されず、
追加で「睡眠薬」も服用して治療を継続し、現在に至っております。

この「睡眠障害」はとても重要で、表立った昼間の症状が改善されても、
これをしっかり治さないと再発につながり、治りにくくなる可能性大だそうです。

身体をきちんと休めることができない「睡眠障害」は、
うつに限らず、健康を維持するために大きな阻害要因です。

保険のおばちゃんに聞いた話ですが、
「睡眠障害」の病歴があると生命保険には加入できなくなるそうです。
それだけ「睡眠」は大事だということですね。

さて、療養中は、特段禁止されている事項はなく、
何事も無理にはやらず、疲れすぎないように、でした。

そんな生活の中、意欲低下のある病にも関わらず、
「オフ会に行きたい」、という衝動は止むことがありませんでした。
（さすがにブログアップまではなかなかできずでした）

箱根オフはタイミング的に、症状が悪い時でしたが、
絶対に行く！　という気持ちでした。

「うつ病」宣告後にも気持ちは変わらず、オフ会に参加していました。

仙台＆四倉はさすがにちょっと迷いましたが、
妻にも「行って来たら？」と勧められて参加しました。
KOMさん宅で宿泊させていただいた翌日ですが、
今までにないくらい身体が楽になっていました。
帰宅後に感じた疲労感は、心地よく充実したものでした。

その後は、順調に回復して、日常生活も楽になりました。
しばらく、PCでのネット徘徊もできずにいましたが、
再開できてしまったがために、ポチれるように、、。

オフ会へも可能な限り参加できました。
時間もあるので、ブログやフォトギャラアップなどもできるようになりました。

まだ、「睡眠障害」が残っており、仕事を休んで療養中です。
さすがにたこ焼きはがんばらないと行けないので、見送らせていただきました。
（来年こそは行くぞ！）

順調な回復は、薬の効果もあるかと思いますが、
みんカラやオフ会での気持ちのリフレッシュによるところが大きかったのだと感じています。

私の脳には、皆さんとの交流が一番の薬です。
感謝してもしきれないくらい、ありがたいです。
本当にありがとうございました。

どうしてもこの気持ちを伝えたくて、書かせていただきました。

もう一つ伝えたいことがあります。

私が「うつ病」になっていることは、直接お会いした人でも気づかなかったかと思います。
はたからは普通に見えてしまう、これってこわいことですね。

私が掛かったお医者様や妻の勧めがなかったら、
様子を見ようで済ませてしまったかもしれません。

ちょっと今までと違うな、と思ったら、疑ってみるのもありかと。
特に、睡眠の状態には気をつけてほしいと思います。
「睡眠障害」から始まる「うつ病」もあります。
（どっちが先とは判断しがたいらしいですが）

さて、こんな皆さんに助けられてばかりの私ですが、
これからも今まで通りにお付き合いいただければ嬉しいです。

ひさみき号編、替え歌編に止まらず、別のネタも発掘していければ、、。
（もう飽きちゃった？）

来年もよろしくお願いいたします。
まずは新年会オフですかね？　某幹事さま。


写真は、今年一番のお気に入りを選びました。
雨の後にきれいな虹が出る、このブログにも合いそうです。


おまけ：
「甲状腺機能亢進症」は、甲状腺ホルモンが出過ぎてしまう病です。
甲状腺ホルモンは言わば「がんばれホルモン」です。
出過ぎるのが「バセドー」、出ない場合は「甲状腺機能低下症（橋本病）」です。
女性に多いと言われますが、男性も罹患します。

いずれも脳から「出せ／出すな」の指令に甲状腺が従うので、
出過ぎると常時（睡眠時も）疲労し、疲労が抜けなくなります。
出ないとがんばれないので意欲低下になります。

私は前者ですが、下記のような症状がでました。
いずれもがんばれ状態だったせいです。
・足が異常にむくむ
・疲労感が抜けない
・心臓の鼓動が早い（これは危険）
・たいして運動しなくても汗をかく

ホルモンで身体をコントロールしているので、
ホルモン系の病気は制御不能になるので、実は怖い病気です。

おまけ２：
低気圧になると正常な方でも気持ちが沈みがちですが、
うつ病の場合は、動けなくなるほどの影響もありえます。
これ、結構きついです。

おまけ３：
有休を使いきりそうなので、健康保険の給付金のみで収入減に、、。
弄りは難しいですね。治療も弄りも焦らずです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
応援の「イイネ！」をいただけると励みになります。

それでは！