施餓鬼会がありました

ウチのお寺で、盂蘭盆施餓鬼法要がありました。

今回は、およそのお寺の住職が3人みえて、いつものお上人親子とで５名。

にぎやかな法要となりました。

新盆の方は４名、そのご家族もみえていましたので、お彼岸の時よりは檀家の皆さんの参加が多く、狭い本堂ですので、椅子を置いたらいっぱいいっぱいになっちゃって、今日は太鼓は無しでお願いします、なんてやってました🐱

読経とお焼香が終わり、住職のお上人から挨拶があって

最後に長老からも挨拶がありました。

以前も書いたかもしれませんが、長老は９０歳を過ぎていて、耳がほとんど聞こえないそうなんですが、上手に話をされます。

今日のお話は、今年新盆を迎えられた方のことでした。

もう８０年以上前のことですが……

今年新盆を迎えられたおばあさん（ヨイさん仮名）は、長老より年上の方だそうです（100歳以上）。

昔、今住んでいる地区が村だったころ、村の小学校は、近隣の村の小学校の分校だったそうです。
それで、給食室がなかったので、近隣の村の小学校からリヤカーで運んできたのだそうですが、そのリヤカーを、毎日毎日、暑い日、雪の日、嵐の日も休まずひいてきてくれたのが、ヨイさんだったのだそうです。

長老の話は、まるでその時にタイムスリップして、ヨイさんがリヤカーをひいて分校に来て、大喜びの子供たちに囲まれている様子が見えるようなお話でした。

８０年以上も前のこと、今よりずっと不便であったろう時代ですが、大人も子供たちも皆生き生きとしていた光景を、お寺の天井を見ながら想像していました。

それで

住職の、お上人の話は忘れてしまいました😅

外気温は34℃。でもお寺の中はあちこち開け放してあって風が通り、たいして暑くもなくて助かりました。

こういうときは、どなたかが助けてくれるのかなあ？なんて、思います。

🐱🐱😊