間違い電話をかけてきたのは高校の担任だった話

先日、夕食の後ケサオとコーヒーを飲んでたら、電話がかかってきました。
少し遅い時間だったので、ケサオに出てもらいました。
「もしもし、あ～、ウチにはケメ子はいません、ハイ」
間違い電話でした。

またスグ電話が鳴りました。
再度ケサオ登場。
「もしもし、ケメ子はいませんが、え？柑？います！」
？？？

なんだかわからないまま電話をかわったら、電話をしてきたのは高校の担任の亀山鶴子先生でした。

亀山鶴子先生は、名簿を見て丸々ケメ子に電話をかけたつもりだったのが、よく見たら下の段に書いてある私の番号にかけてしまったそうで（若い頃からそそっかしい人）、それに気づいたら私の声が聞きたくなったとのことでした（転んでもタダで起きないタイプ）。

で、一応「お時間大丈夫？」とかお互いに気を使いつつも２時間半、久し振りに長々とおしゃべりをしてしまいました。

電話の内容を細かく書くことは控えますが、ものすご～く感動した事があります。
それは、現在70代の先生の夢のこと。

「柑さん、私ね、103歳になったら三つ下のお友達に私の作ったものをあげるのが夢なのよ！」

先生は、ライフワークとして、ず～っとある手芸をされているんですが（具体的には伏せます）、　103歳で・・・？！

想像してみてください。
103歳のおばあちゃんが、100歳のお友達に自分の作品（そのお友達のために作ったもの）をプレゼントする。
なんて素敵な夢でしょう！

実は今月私は誕生日を迎えます。
（私、おばちゃんぶってますが実はまだ28歳です(^^ゞ）
この鶴子先生との電話は、神様が私にくれたプレゼントだったかもしれないと、マジ思いました。


画像は特に関係ありません（メイです）。
文章中の“丸々ケメ子”と“亀山鶴子”は仮名です。
“28歳”はもちろん大嘘です。