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2015年08月03日 イイね!

マツダエンジニアとの対話(其の壱)

マツダエンジニアとの対話(其の壱)実は昨日「マツダ・ビー・ア・ドライバー・エクスペリエンス・アット・ロッポンギ(Be a driver. Experience at Roppngi)」のアテンザ編に行ってきました。マツダの専用ホームページへ応募し抽選で選ばれたユーザー約30名が参加し、トークショーや試乗などを行うという内容で、現アテンザ主査の松岡氏、デザイナーの玉谷氏に加え、各分野(エンジン制御、AT、安全装備、全体取り纏め)のエンジニアも参加されていました。 

その内容がどうだったか?という話の前にですねぇ。。。(^_^;) 

自動車というのは極めて複雑な製品で、実に多くのエンジニアが携わって1台の商品として仕上げています。その1台を構成する様々なコンポーネントには各々専門分野のエンジニアが拘りを持って「より良い商品」に仕上げたいと思っているワケですが、そこには当然のごとく様々な制約があります。エンジン屋はこうしたい、駆動系屋はあぁしたい、デザイナーはこんな風にしたい、etc。色々な分野の希望が寄り集まれば、中には100%通らない主張も出てくるでしょうし、勿論コストの制約もあります。金に糸目を付けずに、などということは有り得ない話で、常に商品としての狙った価格帯にしっかり収まる範囲で製品を仕上げなければならない点は、それがどんな高級車であれ、廉価な量産車であれ同じ事です。そしてそういった大勢のエンジニアの様々な"想い"を取り纏める立場もまた大変な作業である点は想像に難く無く、恐らく「アレもコレも」と好き勝手を言うエンジニアたちwを統率して、最終的に"こんなクルマにしたい"を具現化し、我々の下に届けられるワケです。

ボクは車自体も、それを構成するエンジンやシャシー、駆動系といったコンポーネントに関する技術的な話題や性能などにも、非常に強い興味を持っているまぁヲタクなので(苦笑)、拘り派のエンジニアの方々の熱い想いなんかはいくら話を聞いても飽きないのですが、イチ・ユーザーがそういったメーカーの方々と直接言葉を交わす機会などそうそう無いワケで、今回のようなマツダの企画は大変ありがたいものです。 

しかしながら、、、d(^.^) 

実はボク、こういった機会を利用せずともメーカーのエンジニアとの対話をしていると思っています。 

いつ?どうやって? 

それは彼らがこさえたクルマのハンドルを握り、日々運転するという行為を通じて、、、です(^-^)b。 

マツダがアテンザをどんなクルマにしたかったのか?それはメディアを通じて様々な情報が既に提供され、それらに共感したからこそオーナーにもなったワケですが、そんな「文字を読んで知識として得た情報」よりも、実際に自らがハンドルを握り、様々なシチュエーションで走らせて得られる"体感"の方が、当り前の話ですが遥かに濃密です。 

で、そんな中でときに「なんで?」なんて疑問を持ったりするんですね。 

妥協と言うのは極めて良く無い表現ですが、既に述べた通りで1台のクルマを纏め上げるうえでは様々な制約があります。そんな中で"仕方なく"という部分は絶対に皆無ではないでしょうが、全く逆に"敢えて狙っている"という部分だって沢山あります。 

そしてボクが感じる「なぜ?」とて、メーカーとしての狙いはそうでも、その狙い通りに仕上がらなかったある種のアラであるのか、全く逆に狙い通りの仕上がりで、ボクがその狙いをキチッと汲み取れていない当て外れな疑問、という可能性だってあります。そんな「なぜ?」を頭の片隅にクルマを転がしていると、愛車に対する理解はどんどん深まっていきます。 

実際ボクはアテンザを購入してから既に64,000km以上走っていますが、最初は「凄く良い」と思っていた所が次第に「あれ?」っとなって、その後その疑問を持ちつつ相当な距離を走った結果「アノ疑問は結局、ボクの運転が下手クソだったからだ」なーんてことだってありますし(^_^;)。 

そう実はボクがノーマルに拘る理由がこの「メーカーの拘りを汲み取る」=「愛車を通じたエンジニアとの対話」が楽しいからだったりするんです(^-^)。 

まぁそんな話題はつらつらとブログに書いてきたワケで、もしマツダのエンジニアの方がそれを読めば「この人、解っていない」と思うのか「この人は鋭い!」とビビるのか(笑)、なーんてことになるのでしょうが、どっちに転ぶかは内容次第ではあるものの、実際にボクが思っている様々な事柄については、マツダの方々に直接ぶつけて真意を確認したことはありませんでした。 

大体、メーカーの方々がどのくらいボク(数多存在するアテンザオーナーの中のたったひとり)のブログを読んでいるのか?だって定かではありませんし、もし仮に読んでいる方が居たとしても、厳しい意見を書くときには全く遠慮が無い(苦笑)ことからさぞや「口煩く、疎ましいオーナー」と感じてらっしゃるだろうなぁ~と、勝手に想像はしていました。なのでメーカー主催のイベントには結構、消極的だったんですけどね(^^;)。申し訳なくてw 

そんなボクが思うところがあって、アテンザの開発メンバーが参加するというこのイベントに出てみようかと思って応募してみたら、4セッションある中の第四希望の日程に見事に当選してしまい、六本木まで足を運ぶことになった次第です。 

思うところ=目的は、実は半分から7割くらいしか達成出来なかったのですが、非常に楽しいイベントで行った甲斐があったと思っています。 

んじゃぁその目的が何で、実際に当日はどうだったのか?については次回(笑)。
Posted at 2015/08/03 12:13:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ

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