
期間限定でお披露目されているジャガーのコンセプト・カー「C-X17」を見てきました。
「C-X16」がFタイプとして登場しましたが、今回の車種はどんな名前になるのでしょう?
場所は、表参道スパイラル・ガーデンです。
今回は、どこぞのホテルではないんですね。C-X17の市販は2016年と言われているので、さすがに商談は発生しないだろうということで、予算カットでしょうか(笑)
C-X17のディメンションは、全長×全幅×全高=4718×1959×1649mmホイールベース:2905mm
レンジローバー・イヴォークと同士討ちかと思っていましたが、サイズで言うと、レンジローバー・スポーツのほうが近いですね。
レンジローバー・イヴォーク 全長×全幅×全高=4355×1900×1605mmホイールベース:2660mm
レンジローバー・スポーツ 全長×全幅×全高=4855×1985×1800mmホイールベース:2920mm
ちなみに、担当者にヒアリングしてみると、やはり、レンジローバー・スポーツと同価格帯になるだろうと言っていました。ちなみに、レンジローバー スポーツHSE(3リッターSC)が903万円です。
前日のプレス・デイでは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンの代表取締役社長マグナス・ハンソン氏がプレゼンテーションしたそうですが、身内の中での戦いをどう思っているのでしょうか。切磋琢磨しろということかな。厳しいな~
ところで、ドイツ勢と比較してみると、
ポルシェ・マカン 全長×全幅×全高=4699×1923×1624mmホイールベース:2807mm
ポルシェ・カイエン 全長×全幅×全高=4845×1955×1700mmホイールベース:2895mm
アウディQ5 全長×全幅×全高=4630×1900×1630mmホイールベース:2810mm
アウディQ7 全長×全幅×全高=5085×1985×1740mmホイールベース:3000mm
BMW X3 全長×全幅×全高=4660×1900×1675mmホイールベース:2810mm
BMW X5 全長×全幅×全高=4910×1940×1760mmホイールベース:2935mm
BMW X6 全長×全幅×全高=4885×1985×1690mmホイールベース:2935mm
ベンツ GLK 全長×全幅×全高=4645×1840×1669mmホイールベース:2755mm
ベンツ ML 全長×全幅×全高=4845×1925×1795mmホイールベース:2915mm
VW ティグアン 全長×全幅×全高=4430×1810×1710mmホイールベース:2605mm
VW トゥアレグ 全長×全幅×全高=4800×1945×1740mmホイールベース:2905mm
愛車としてお乗りの方、各車をご覧になったことがある方は、大きさのイメージだけでも、お分かりになるでしょうか。
C-X17は、これらの真ん中狙いみたいです。。。
それにしてもSUVって百花繚乱ですね。アメリカ勢もたくさんあるし、マセラティやベントレーも市販が控えているし。
話は戻って、C-X17。ディテールを見てみましょう。
個人的に、わっと思ったのが、ドア一面に貼られたWood! まさしくWood Jobです!
ロールスロイス・レイスも同じようにドア一面Woodらしいですが、これはイイなぁ。
でも、市販バージョンでは望み薄のようなことを言っていました。んじゃ、次期XJで。
シートには、ウィングチップ・シューズなどに見られるメダリオンのような仕上げが施されています。
とってもオシャレです。この処理は今までなかったと思います。ただし、これも導入はないのではとのことby英国人と思しき説明員 んじゃ、これも次期XJで。
タイヤはピレリ-/ジャガーのダブルブランドネーム。ホイールは23インチ。これも、ここまで大きいのは履かないだろうと・・・レンジローバーでも22インチが最大でしたっけ?
タイヤ・パターンの見た目がステキです。性能は知る由もありませんが。
ドライブ・セレクターは、XFやXJと同じくダイヤル式です。これは市販も同様だろうということでした。Fタイプだけ特別(見方によってはオーソドックス)ってことになるんですね。
隠れジャガーもちゃんとありました。XFはリア・ランプ、XKはフロント・ヘッドライト内にありますね。ところが、XJとFタイプにはありません。遊び心は大事にしてほしいのに。あったり、なかったりというのは、気まぐれという遊び心なのでしょうか。
全般に、エクステリアは市販バージョンに近いようですが、インテリアはコンセプト・カーの臭いがまだまだ残っているみたいですね。
さて、シャシーやドライブトレーンのアーキテクチャーは、2015年市販予定のXEがベースだそうで、モジュール化により、ストレッチ&アレンジするのだとか。
ということは、オフロード性能は、レンジローバー・スポーツに及ばないはず。
残るは、オンロードでの走りや、スタイリング、ユーティリティ、あるいはブランド・イメージ。。。
走りはまだ分かりませんが、少なくともスタイリングは、ピンっ!!!とは来ない。
Fタイプは、見た瞬間カッコイイと思ったし、私の目にはXFやXJはこの上なくビューティフルに映るのですが、C-X17は「何かフツー」
ジャガーの新たなデザイン言語が見慣れてきたせいでしょうか。
う~ん、レンジローバー・スポーツには勝てる気がしないなぁ。戦う前から・・・
ジャガー・ランドローバーとしては、中国で売れればいいらしいです。マーケットでかいですからね。レンジローバーとのカニバリゼーションどころか、他メーカーとの共存も十分に可能と考えているんでしょう。
展示車の色も、中国ユーザー向けだと言ってたし、チャイナ・ゴールド???
なんか、ネガティブなブログになってしまいました。
途中で、ナンチャラカンチャラ・ハーブティをゴチソウになりました。ビールの泡のように見えるのはホイップクリームです。
これは、美味しかった(^.^)