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並盛りジョニーのブログ一覧

2016年02月08日 イイね!

S660vsビート

S660vsビートS660が発表された直後、実際に運転こそしないまでも、シートに収まったときに思ったことをブログに書きましたが、改めて見直すと、その時に思ったこととほとんど一致していたことに思わず笑えてきます。

もちろん、実際に乗ったからわかったこともあるんですが、ビート乗りが直感でピーンと来る時点で、やはりS660はビートを相当意識して作ってるんだな、と思うしかありません。
実際に製作に携わった方が「ビートとは違う車です」なんて言ってたように思いましたが、乗った感じは、ざっと言えば「ビートの強化版」でしたし、思えば一日付き合っていて、普通の人なら「乗り降りしづらい」とか「着座位置低すぎ」とか、大抵カルチャーショックを受けるものなのですが、元ビート乗り二人が「至極当然」に受け止めて、なんの抵抗も感じなかったのですが、そう馴染める時点で、やはりS660は、色々「狙っている」んじゃないかと。

でも、S660とビートは同じ車か…と言われると、「似てはいるけど別物」とも思います。
今日日の車としてみれば、S66は相当攻めてる車だとは思いますが、現代の車だけあってAT(CVT)があったり、パワステがついたりしてますが、ATはともかく、パワステについては、ビートにあった「車とダイレクトに繋がる」感覚を薄くしてしまってるようにも感じました。(ジムカーナのような素早い切り返しを要求されるステージでは必須だとは思いますが)

さらにビートは、パワーがないことで「とにかく踏ませる」車でしたが、運転が大変な代わり、どこでも踏めて、「運転が大変」というのが楽しみになる車でしたが、S660は、低速トルクがぐんと太くなり、3~4速入れっぱなしでも街乗り可能になりましたが、ビート乗りからすると「これは違うかなあ」と思うんです。
新車を作る上で、低燃費も求められる(市場の要求だけではなく法的な部分でも)昨今ですから、ビートのあのまま…というのは難しいとは思います。
MT人口が減ってることからも、AT用意するのも仕方のないこと。
そのATとMTでは、S660はまるで別物…という話ですが、AT未乗車ながらも、MTに乗って「これATじゃかったるくて面白くないだろうな」と思ったのは事実です。
同行した方の一人が、過去にATのS660を試乗したそうなのですが、「ATはひたすらかったるかったのに、MTは印象がまったく違う」との話だったので、やはり本命はMTでしょう。

もうひとつ…S660とビートの比較で言いたいのは、S660は「ビートの上位互換」ではあるけれど、ではホンダはS660でどうしたいのかがイマイチ見えてこなかったのです。

ビートは、「どこでも踏める車」で、いろんな人にスポーツドライブを楽しんで欲しい…という明確な狙いがあったように思います。(ミッドシップ・アミューズメントなんてロゴがメーカーオフィシャルで作られてたくらいですから)
ホンダのスポーツモデルは、基本「乗り手に挑戦させる車」で、速さを引き出そうとすると、乗り手にスキルを要求してくる傾向を感じます。
ビートも例外ではありませんが、タイプRやS2000と違うのは「速い車ではない」ことで、並みの車では味わえないスピードレンジに入らなくても「全開ドライブを味わえる」ことで、結果的に誰でも楽しめる車になった…と思っています。
誰でも楽しめる車であるからこそ、3万台ちょっとしか生産されなかった割りに生息数が多く、ホンダが主催するランキングでもトップを獲得してしまうほど愛される車になったのではないでしょうか。

一方で、S660は「ビートの上位互換」だけど、それでどうしたいのか?どう楽しんで欲しいのか?どう育てていきたいのか?その辺が見えてこなかったのです。



こういう点では、過去に乗ったNDロードスターの方がむしろ狙いははっきりしていて、「初心者でも踏める後輪駆動」という車、そこから後輪駆動の味をしめたら、よりスリップアングルをつける(=ドリフト)走りはどのように突き詰めればいいのかを、腕とセットアップを乗り手に学ばせることで、「車を乗り手と共に育てる」ことで、いい車を味わう味覚もユーザーに身につけてもらって、ドライビング・プレジャーを標榜するマツダの車の方向性を、より広める役割をロードスターに負わせる…なんてことまで考えているように思ったのです。
プロドライバーがNDロードスターを酷評する記事を何度か見ましたが、あえて熟練者は切り捨ててまで初心者にやさしい車にNDロードスターを仕上げた(ように感じた)のは、多分にそういう背景があると睨んでいるのですが、S660からは、そういう深いものは見えてこなかった。
ビートとは、作られた時代や背景が違いますし、昔よりも衝突案件や環境性能、燃費性能で制約が厳しくなってる中で、ビートのような車をあれだけ再現できたのは凄いけど、そこで止まっちゃってる。

やりようによっては、印象の薄くなったホンダのブランドイメージを引き上げる役目も負わせることも出来るくらいの傑作なのに、「名車のリバイバル」で止まってしまっているのが実にもったいない…と言ったら言い過ぎでしょうか?

…そんな風に感じたS660を、ホンダはどのように育てていくのか。
刮目して見守りたいと思います。
Posted at 2016/02/08 19:24:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | ビート | 日記
2015年04月03日 イイね!

元ビート乗りから見たS660

元ビート乗りから見たS660今日は午後から出社…だったので、ホンダの青山本社へ寄り道してきました。

お目当ては2つ。
ホンダのフォトコンヘ作品を出したのですが、それを見に行くこと。
もうひとつは、S660を見に行くこと。

そんなわけで、ビートに乗っていた身からみたS660。
展示車触っただけなので、走り云々は語れませんが、名前は変われども「これはビートだな」という印象。

車の脇にたってみると、屋根が見下ろせる感覚といい、シートに座ってドラポジ決めたときのフィット感といい、ビートのときのそれそのまんま。
ビートを手放してまだ二ヶ月しか経ってませんが、それだけにまだまだ感覚は残っていて、「乗れればまた乗りたい」という気持ちを再確認。
それだけに、もはや旧車となったビートの代わりとするのには、このS660は十分だろうと思います。

気になる点もなくはない。
すでに今生き残っているビートは、少なからず錆や欠品パーツとの戦いに突入しておりますが、今のビートと同じくらいに年数へたSは果たしてどうなるか。
数年前にレンタカーで借りたCR-Zのあちこちに錆を見つけてしまったが、そんな高年式で錆びるくらいの品質は、このSで改善されているのかどうか。

非力な車を全開で走らせるところに美点があったビートに対して、ターボ積んだりタイヤ奢ったりして、性能面を強化しすぎにも思えるとか。

そのターボエンジンも、ガンガン走らせて熱持たせて、ただでさえ熱ダレしやすいMR車で、周辺の補機類なんかは劣化しやすかったりしないのか…。

そして、何もかもか「ビート」過ぎてて、「S660」としての主張は出来ているのか…などと、むしろネガな点での見方をしたくなるけれど、運転席収まったら
「そんなこといいから走りたい」
という気にさせられたので、この車にとっては、欠点なんてどうでも良いのかもしれない。

ビートから乗り換えた今の車はコンパクトカーなので、ビートとは比べ物にならない使い勝手で、ビートの時と比べてやや生活は変わったけれど、2シーターで荷物積めなきゃ、親や知人から必要に応じて普通の車を借りればいいし、多少なりとも荷物を積み込む方法はいくらでもあるし。

…やばい、その気になってる(汗)

買いたくても金ないし、あったとしても今年の生産分はほぼ捌けてしまったという話らしいので、今更ほしくなってもどうにもならないのが救いかw

S660、とにかく思ったのは「ビート乗りなら乗り換えてもあっさり馴染めそう」に思いました。
Posted at 2015/04/03 20:27:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビート | クルマ
2015年02月04日 イイね!

ラストラン!

15年連れ添った黄色いホンダ・ビート「かるろべろーちぇ号」は、伊豆半島にお住まいの方へお譲りすることになりました。
当初はその方が、当方宅まで引き取りにやってくる予定でしたが、日程がなかなかあわないことと、自分としては、最後にビートで走る機会がほしかったことで、直接私自身がビートを回送することになりました。
先方は、当初「申し訳ないですよー」という反応でしたが、こちらからお送りしたほうが何かと都合よかったことと、私自身は時間さえ確保できれば長距離ドライブを苦にしない性質なので、最終的にご承諾いただきました。
そんなわけで、ビートでの最後のツーリングです。

東名高速を延々と沼津岡宮まで走りつづけ、一旦は高速を降りる。

その後は、沼津にある軽自動車検査協会へ向かい、名変用書類一式をまず入手。
伊豆南端のほうでも、車検や名変にあたってはこちらへ足を運ばないといけないようで、なかなか大変です。
実際、新オーナーさんの住所からここまでは、2時間近くかかるとのことでしたが、伊豆へのルート上にあるので、名変を素早く済ませるのなら、当方が記入すべき箇所に記入して捺印した書類を先に渡しておけば、二度手間にならずに済むかな・・・と思いまして。

書類入所後は、伊豆縦貫道路でひたすら南下。
伊豆地方は、ずいぶん前に、当時付き合いのあった車関連の集まりで、修善寺の「虹の里」へ行ったきりでしたが、そこから先は車では未踏の地。
会社の研修で、伊豆高原までは鉄道で行ったことはありますが、それもかなり前の話なので、伊豆自体どのような土地なのかは、情報がほとんどありません。
走っていて思ったのは、ひたすら山ばっかり・・・ですね。
伊豆縦貫道路もまだまだ出来ていないようで、途中からは136号線・伊豆街道をひた走る。
石川さゆりの歌でも有名な「天城峠」にさしかかり、登りながら右へ左へステアを操作し、きつい勾配とワインディングを存分に堪能しつつの天城越え。
車だったら楽だけど、徒歩や馬車くらいしか交通手段がないころは、さぞつらい峠越えだったのだろうな・・・と思いを寄せる。
サスペンションは、売却にあたって純正ショック+スプリングへ戻したが、ここまでの高速ロングランと天城越えで、ビート純正足の素状の良さを感じることに。
フロントにガッツリ荷重をかけても、車高落とすとたちまちロックが始まった前輪が、長いストロークのおかげで確実に荷重がかかり、鼻先が入りはじまった所からアクセル入れても、危なっかしい挙動をおこすことなく曲がっていく。
サスストロークを大胆に使って、前後の荷重をきっちりかけていくように操作すれば、かなりおもしろいことになったかも・・・。
とあるみん友さんが「ビートのノーマルサスは侮れない、あれを使いこなせて一丁前」という話をしていましたが、今さらながらに痛感する。
ビートに限らないかもしれませんが、サスセットで迷うことがあったら、いっそ純正の足に戻すのも手じゃないかと。
136号から、海が見たくなったので、河津方面へ向かって、海沿いを下田のほうへと走り続ける。
風景がよく、天気も良くて、この辺は真冬にもかかわらず気温もやや内陸よりも高いようで、ビートのような車で走るには最高でした。
ハードトップ外してオープンで走りたいくらい・・・こんな場所でビートを迎える新オーナーさんが羨ましいです。

ビートの次は、NCP13ヴィッツRSに乗り換えることがすでに決定していますが、この車もハンドリングマシンなので、ぜひまたこの辺を走りたいです。
千葉からここまで約6時間・・・結構な大冒険になってしまいますが、伊豆方面の道路の楽しさは、もっと知られていいかも。
でも、平日で道路が空いていたのも、ドライブ堪能できた理由かも・・・と考えると、休日で交通量多くなると、それどころじゃなくなるかも。

伊豆急下田駅で新オーナーさんと落ち合い、ビートを引き渡す。
開口一番「ここまで大変でしたねぇ」といわれましたが、
「いや、ここの道路最高ですよ!ドライブを存分に楽しめたので、ちっとも苦じゃなかったです!」と言ったことで、新オーナーさんも安心されたようです。
新オーナーさんは、この辺の居心地の良さに惚れ込んで移住されたそうで、実際ここまでドライブを楽しんだことで、移住したくなる気持ちわかるなぁ・・・と。
ビートも、最後の最後でトラブル出ることも危惧してましたが、トラブル出るどころかむしろ絶好調で、「手放すの惜しい」と思いつつも「これだけ調子が良ければ新オーナーさんも気に入ってくれるだろう」という気持ちも。
最後、伊豆急下田駅のロータリーから、新オーナーさんと共に去っていくビートを見守りましたが、「寂しい」という気持ちよりも「今までありがとうな」という気持ちのほうが強かったです。
購入直後に、オーバーホールが必要なほどエンジンがくたびれていたとか、しばらく車検切って置かれていた頃に「廃車引き取ります」というチラシが貼られて、そうしたくなる理由が分かるくらい外観がボロボロだったりと、なかなか波乱万丈な車生でしたが、今後は伊豆で新オーナーさん共々、幸せな余生を送ることでしょう。
せっかく下田まで来たので、観光して帰ろうか・・・とも思ったんですが、実はこの日は夜勤もあったので、別れの余韻に浸る間もなく、昼飯の駅弁を売店で買って慌ただしく特急へ乗る。



特急・踊り子から、海の風景を堪能しながらの移動。
行きのドライブは、6時間ほどかかって到着しましたが、帰りは特急使用で、最寄り駅までは4時間ほど。
千葉方面に住んでいると、伊豆ってなかなか縁がありませんが、いずれまた機会を見つけて伊豆に来たいと思いました。
そして、最後までビートはいい車だった・・・という一言で、伊豆への旅と、ビートとの生活を締めくくりたいと思います。
Posted at 2015/02/05 22:28:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | ビート | 日記
2007年07月13日 イイね!

4/33676

4/33676悪天候が続いている為、今日もビートで動いておりました。

床屋行ったり、市役所行ったり、パーツ買いにいったり、バイク屋行ったりとあちこち回りましたが、今日はやたらとビートに遭遇したのが印象的でした。
自宅近くで赤いのとすれ違ったのを皮切りに、市役所の駐車場で黄色、そこから出る時にまた黄色、16号線で又また黄色・・・と、計四台。
表題の数字はビートの総生産台数でして、台数あたりの確率からすれば、結構凄いことのような帰がするのですが(^-^:

総生産台数で比べれば、カプチーノは26474台。
AZ-1/キャラは、4409/534台で、個体数からすればビートが最大なので、遭遇する頻度が高いのもうなづけますが、それ以上にビートって実動個体数がやたらと多いように思います。
それが何故かはわかりませんが、自然吸気ゆえにエンジンの負荷の少なさか、それによるトラブルの頻度の少なさか・・・その辺は今後の研究課題(!?)ですね。
まあ、ビートだって並の車と比べればトラブルは起きやすい傾向ですが・・・。

ひとつ気になるのは・・・これまで自分の個体に乗られた方のうち、ほぼ全ての方が乗った後で「おもしれー!」と仰っているので、このビートって言う車は誰が乗っても”わかりやすい楽しさ”があるのでは?
そんな所が、高稼動率に一役買っているように思えます。
何度か手放そうかと思案したこともありますが、軽自動車ゆえの維持コストの安さと、いつ乗っても楽しいのもあって、結局手放せないんですよねぇ・・・。
Posted at 2014/09/09 20:26:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビート | 日記

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