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並盛りジョニーのブログ一覧

2016年01月07日 イイね!

手放す覚悟

「あと何年乗れるかな?」
最近、知人二人から、ほぼ同じ内容の話を聞いた。
両者に共通しているのは「売るにも値段が付きづらい旧車」であること。
これがなかなか悩みどころで、どうせ売ったって値段付かないなら、本当にダメになるまで面倒見よう・・・という心理になる。
ただ、経年重ねた旧車であれば、いずれ治しきれなくなるくらいのトラブルはやってくるし、不動車になってしまうと本当に値段はつかなくなってしまう。
人によっては、そうなる前に治すべき場所・交換するべき部品などを予防予知で手を付けられるけど、それをやるにしてもコストはかかるし、それらを重ねて「初期化」をしきったころには、肝心のボディ本体が錆・・・なんて笑えないパターンもあったりする。(経験談)
人気のある車だったら、メーカー自身でパーツの生産終わったとしても、代替品を出してくれるケースもあるけど、当然価格は割高になり、ショップ単位でパーツをストックしている所もあったりするけど、足元見られて吹っ掛けられたりなんてのも実際に見た。(やはり経験談)
旧車をコンディション保ちつつ、綺麗に乗るのは傍目で見ていても格好はいいけど、やはり先立つものは必要。
自分の場合は、そういう現実目の当たりにして、そもそも稼ぎが少ない身の上、さらに知恵もスキルも時間もない身の上で、車を維持しなければならない・・・という現実直視した結果が、今のヴィッツなわけですが、それとて経年10年越えの旧車ですから、いずれはどこかで補修すべき箇所は出てくる。

終わりまで面倒を見るべきか。
ほどほどのところで見切りをつけて、懐が痛まないカーライフを送るか。

共感されるのは前者の方でしょう。
ただし、実働状態維持するとなると、手間もコストも乗り手の知識も、あらゆるものが要求される。
旧車を綺麗に乗っているたぐいの人は、裏で絶対苦労はしているのだ。
そういう苦労を自分自身で味わったことで、自分は最終的に後者を選びました。

ただ、車と言うのはどうやったってコストはかかるものですし、年式古めの車が新車時と比べればはるかにお安く買えるのも、当然ですが「消耗しているから」。
消耗した分を補てんするとなると、当然コストはかかる。
車をつくるのは、部品寄せ集めて流れ作業でパーッと作れるけど、治すとなるとそれ以上の時間はかかる。
車は作るよりも、治す方が時間がかかる。
コスト面だけで言うのだったら、値段が落ちきるまえに手放してしまった方がいい・・・とも思う。
いつまでも同じ車と付き合う・・・というのはロマンチックではあるけど、そのロマンには金がかかる。
よほどうまくやれる人か、運に恵まれているでもなければ、車の寿命が人よりも長くなることはない。
乗らずに放っておいたって、ゴムのように年月経っただけで劣化する部品だってある。(厳密にいえば、ゴム以外の部品でも経年劣化はするものですが)

身もふたもない結論だけど、結局はオーナー自身で決めていただくしかない。
もしそこで色々困るようなら、何かしら手を差し伸べられれば・・・などとは思うのですが。
余談ながら、今日うろついていたら見つけたFD3Sの放置車。
勿体ないけど、なおす手だてはなかったのかな・・・と思うとむなしい。



Posted at 2016/01/07 23:24:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車雑談 | 日記
2016年01月07日 イイね!

ダイハツ・ムーブの老人③

近所の老人Tさんから「譲る」と言われたダイハツ・ムーブ。
引き取り手も見つかったことで、名変と車検を通すことになった。
一通り点検はしたが、車検に引っかかりそうな項目はバックランプのタマ切れだけだった(自分目線では)ことで、年内にはすべて終わるだろう・・・とタカをくくっていたのだが、通常の車検である「継続検査」ならともかく、廃車からの再登録となると(新規登録・中古)予想していた以上に面倒なのをこの時知った。
廃車証明書(車検証に当するもの)に記載された寸法どおりであることが求められるため、ディーラーOPで付けられたバンパーガードなどは、バンパーよりもわずかにはみ出してしまうため、継続車検なら問題ない部分でも突っ込まれることになる。

同様に、ルーフキャリアもついたまま持ち込んでしまったことで、ここも同様に突っ込まれる。
そして、装着されていた14インチのアルミが、フェンダーツライチであるのが災いして、継続車検でもギリギリアウトのはみ出し具合。



作戦失敗をTさんに報告したところ、「そーいや、車検時はタイヤ変えてたんだったわ」と今更言われ、そのタイヤもディーラーへ車検出していた時に向こうで用意してくれていたものだったらしく、純正サイズのタイヤもなし。
ビートで使っていた13インチと、スタッドレスタイヤがあることで、これを履かせてパスできないか・・・と試したが、ビートのボルトピッチはPCD100に対して、この型のムーブはPCD110という、俺は未体験のサイズ。
え?114.3じゃなくて110?
そういや、履いてるアルミは、マルチピッチのホイールだった(汗)
ビートのものが使えないことで、純正相応のものを用意することになり、ヤフオクで純正サイズのアルミ&タイヤを購入。
到着したところでモノを見たところ、ひび割れなどはないものの、4本中1本がスリップサインが出るまで摩耗している状態で、このままではまた車検に引っかかることで、今度はタイヤも用意しないといけなくなった。
155-65-13サイズのタイヤなんて、用意するの大変だな・・・と思っていたら、以前ビートで使っていた同サイズの中古タイヤがあったのを思い出し、これを履かせることで対応。

溝があるとはいえ、前がコンフォートタイヤ、リアがディレッツアDZ101(しかもサーキットで使ったことでショルダーが偉く摩耗している)という、NAのムーブに履かせるにはアレなものの、ひとまずタイヤの問題は解決。
ホイールの幅もオフセットも、純正サイズなので、はみだしも問題ない。

突っ込まれた各種装飾品は、パーツそのものを取り外すことで対応し、フロントのバンパーガードから、リアドアのキャリア、果てはフォグランプのカバーまで外し、バンパーガードのステーがバンパー下面からわずかにはみ出していた個所も、手曲げで押し戻すまで対応。
バンパー周辺に突起物などがあると、ここでも検査項目に引っかかるのである。
そこまで一通り準備して、検査場へ臨んだのが昨日(1/6)。
タイヤにエアを入れるため、検査場近くのGSでエアーを入れようと、ピラー部に書かれた指定空気圧を確認したところ、最後の最後で重大なミスに気付いた。
純正サイズが145-80-12、または155-70-13・・・扁平率違うやん!(汗)
70と65だと、メーター誤差が3%狂うため、検査基準誤差2%以内を超えてしまう(大汗)
色々調べて、誤差3%で速度がどれだけ変わるのかを見て、40km/hで合わせる場合の速度をシミュレートして臨んだ。

ラインは結局、40km/h時のメーター誤差検査で一度やり直しになったのを除けば、ほぼ問題なくパス。

検査中、すぐ近くの習志野駐屯地で、今週末の訓練始めの予行演習で、ヘリの爆音や火薬の炸裂音をBGMにしながらの検査になった。

すべて終わった後で、各種装飾品を元に戻し、仮ナンバーを市役所へ返却し、新オーナーの先輩宅へ納車に向かう。
NA・5MT・パワーウインドーと集中ドアロックなし・・・という、今時珍しい男仕様(というかほぼバングレードだわw)のムーブは、「車無いよりかは全然いーわ」と喜んでいただき、無事に納車となりました。

これまで名変・車検は幾度も経験しておりますが、廃車からの再登録は初体験だったこともあって、やや手間取りましたが、無事にことを終えてほっとしております。
今回は軽自動車でしたが、普通車とかだと、また事情も変わってくるんでしょうねぇ。
Posted at 2016/01/07 02:06:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | エピソード | 日記

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