2024年05月11日
アンテナサイトだったか、記事一覧だったかで久々にみたボイジャーの名前。
興味があったので何本か記事を読んでみたら、非常に興味深いものでした。
1977年の打ち上げ。ボイジャー1号と2号の2機。
まだ両方とも動き続けているんですよね。凄い。
電源は原子力電池。それでも、電池切れが近付いているそうで。
打ち上げから50年の動作を目指して、2027年まで動作させるつもりみたい。その為に電力消費を抑え、使わない機器の電源を落としたりとかをしているようです。
それでも凄いんですけど。
勿論、不具合も起きているわけです。その対処で色々と苦労している話もありますね。
そりゃそうだろうと思います。
というのはですね、まず、ボイジャーまでの距離が遠すぎる。
ボイジャー1号だと、約240億キロ。通信で命令を送るのにも、片道で22時間以上かかる。およそ1日。
つまり、命令を送って返事が返って来るのに、ざっくり2日かかる計算。
気が遠くなりますね。
去年の7月頃に1号に不具合が出て、プログラムの修正とかをやって、今年4月に修正が成功したことを確認出来た模様。
2号は今のところ無事に動き続けているみたい。
木星や土星、天王星や海王星に接近した時の、写真を送ってきた報道を見て感動しましたもんね。当時。
木星にも輪があったという発見もありましたし。
不具合の対応にも苦労するのは、確かボイジャーを設計・製作した人が亡くなったりしてもう居ないそうで。
当時の紙の設計図とかから調査するしかないという。
今現在、地球から一番遠い場所にある人工物ということで。
まだ遠ざかり続けているんですがね。
電源が切れても、そのまま飛び続けるんですが、オールトの雲に到達するまであと300年とかだったかな。
壮大なドラマですなあ。
Posted at 2024/05/11 20:41:43 | |
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