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2014年06月09日 イイね!

ちょっくら豚カツでも食べにいこうか


takanzさんが此方へ急遽いらっしゃるとのことで、古くからの友人のプレ80君と会う事にしました。右後ろ脚のグリスを古い日産のグリスとデッドストックのトヨタのグリスとちゃんぽんにしての出発です。当初の予定よりも早く落ち合う事が出来たのでせっかくなのでちょっと豚カツでも食べに行こうかと言う話になり(そうさせた)お隣の件まで3人でドライブと相成りました。

先ず友人のJB23を自宅に置いてから出発しようと後ろを追いかけますが、このJB普通の人ではしない一見普通だけどよく見ると(驚 という仕様になっています。実はこの子には黄色の単筒が入っているのですが、いぶし銀のコイルにこの津田レーシングの組み合わせは後ろから見ていても凄い。何がと言うとJBに時折みられるトリッキーな挙動が皆無でしなやかに走ります。同乗のtakanzさんも以前自分が乗っていたことも有りその乗用車ライクのしなやかな足にこれジムニーじゃない!との評。その驚きようがこの一言でしょうか。もし自分がJBを買ったらこの仕様をそっくりすると。


気が付いたらオッサンになっていた3人は漁船へ乗り込み、一路北へ走ります。この感覚学生以来でしょうか(笑 大柄な3人が乗り込んだサファリですが特に問題なく速度を上げます。同乗のみなさんが外観の異様さと裏腹に至って普通な乗り味のサファリに驚かれた様子。軽快とは言いませんが重量級がトルクで速度を上げていく様に「これサファリじゃない!変だ!」

後席の友人はこの車後ろも結構快適だねと。助手席のtakanzさは仕事の関係でサファリや足回りには詳しくこの変な感覚に分析をしていらっしゃるのが面白いです。容量のある強靭なフレームに比較的軽い上物が乗り絶妙な煮ツメの足が織りなすこの感覚は凄いと。昔職場にサファリに乗る同僚がたくさんいたけど皆口をそろえてサファリは今一つだなぁと言っていたのが不思議に感じる。これに乗って感じるのが皆車高を上げていたのでこのバランスを失いそう感じていたのだと今更ながらに思うとのこと。


たしかに僕も4インチ上げていたし、ナローにして235/85R16を履いたりもしましたが、それなりに良いけどやはりこのサファリらしいドッシリ感と言うのが失われます。一度これに魅せられるとちょっとタイアを交換したり、重心高をかえるともう駄目ですね。何かが違うと思ってしまいます。その点ランクルはおおらかでそれを感じにくいまとめ方。


親不知のカーブの連続区間でも初夏の夕暮れの日本海の景色を楽しみながら快適に5番ホールドで走り抜けます。

ほどなくして目的のとんかつ屋へ到着。






帰路は途中からtakanzさんにハンドルを任せこの僕がここでいつも唸っているサファリを堪能して頂く事にします。僕は普段座ることがないリアシートでのんびりとします。普段の唸りの文章からだとゲテモノの様な感じさえしますが、運転するといたって普通なのです。takanzさんも人の車だと緊張するものだが見様にしっくりきてリラックスできるこの感覚はなんだろうと。

エンジンと会話しながらと言う意味もご理解頂けた様で、アクセルを途中から足していくとトルクが湧き上がり重量級がどんどん速度を上げていきます。親不知のコーナーでもハンドルを切るとスパッと曲がる事に感心された様子。独立懸架の車ならいざ知らずあのデカキンタマのリジットですからね。

後部座席も確かに快適でした。運転席に乗っているとリアが暴れるなと思っていた状況でも実際に後ろに座っていると然程でもないのには驚きました。ダンパーが本調子だったらどうなんだろうか?と思うぐらいです。後ろに乗っていて思うのが靴を脱ぎたくなり窓を開けて手を振りたくなる感じです(笑 ハイルーフが織りなすこの空間の大きさは凄いものが有ります。もちろん足は全席の下に入れると言うのはお約束です。

3列シートが有る場所には僕の車は広間ですからこの後ろの空間の大きさも楽しくなります。前方はハイルーフからの巨大な空間が印象的でサファリのリアシートは着座位置が低いので余計に感じます。重心が低いのはリアシートに座ると余計に感じ親不知のコーナーをそれなりのペースで駆け抜けても左右に振られず楽です。またピッチングと言うものは感じずこれは流石2970mmと言うホイルベースのなせる業だとおもいますね。

お任せで後ろのシートで怠惰な格好でリラックスモードの私でしたが、その状態でも速度の伸びは感じます。特に長い登坂車線前方のトラックを追い越すために5番でアクセルオンにするのをレスポンスとして感じそこからぐんぐんと速度を伸ばしていくのは確かにTDのサファリでない!と感想が上がるのも納得です。この坂は生時代はアクセルべたふみでやっと追い越していた記憶が有りますが、軽く踏みたしてどんどん速度が伸びる感触は気持ちがいいものです。

後ろのシートも良いもんだ!運転手が居る時はこれから後ろに座ろうと思ったぐらいです。いやはやオジサン3人でお出かけするにもなかなか楽ちんで誠に良い感じです。


楽しいとんかつ屋までのドライブも終了に近づきました。友人と別れを告げ今度はtakanzさんと二人で宿を目指します。僕がハンドルを握ると車がまた変わったと言います。確かにアクセルの踏み方など無意識にしていることがありますね。

コツを話してtakanzさんにハンドルを渡すと今までは探りながら運転しており、この美味しいところの入り口までしか体験していなかったという事でした。それでは美味しいところをお楽しみ下さいと言うと(笑 

純正ターボの様にガバっとふんで即走ると言う感じでないけど、エンジンの準備が出来たところでアクセルを踏み足し、回転を美味しいところに入れ欲張り過ぎずにシフトアップをするコツをつかむと気持ちの良い息の長い加速が味わえます。

十分堪能しすぎてそのまま国道41号線を遡っていった事は言うまでもありません(爆




Posted at 2014/06/09 16:10:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記
2014年06月09日 イイね!

ちょっとのつもりが・・・・・

週末は発進時に右のリアから金属板の共鳴が聞こえるのを修理しようと久しぶりに純正おにぎりを脱ぎました。どうもバックプレーが鳴っている感じです。締め直すためにはローターを外さねばなりません。



キャリパーを外し、サイズは忘れましたがM4程度の大きさのボルトをローターのサービスホールに2本差し込み締め込みながらゆっくりとローターを引き抜きます。錆で少し太っているのでそれなりにがっちりと噛みこんでましたが無事に摘出できましたが、、

なんじゃこりゃ!!!!、




一気に憂鬱に。。。

そうだったこのホーシング僕がベアリング打ち換えたのでなかった。。。。そうそうローターは外さないので泥や砂がこびりつきブレーキダストと錆びと阿鼻叫喚です。元のホーシングは油でギトギトで黒光りしてましたが、今回はカサカサ凸凹のアバタ状態。
これには耐えられません。

ワイヤーブラシ集合!




とにかく必死に磨き表面の忌まわしき物体たちを取り除きます。表面が有る程度落ち着いたらハンマーで叩くとまたボロボロと酸化した物体がはがれおちてきます。とにっかうこれの繰り返しです。ある程度目途がついた段階でバックプレートを外そうと思うとこの様にクラックが入っていてそれでビビり音が出ていたようでした。参ったなぁ。。。。

しかもバックプレートは+ねじ留めで錆でがっちりと。とてもドライバーでは動きそうもない感じです。だまし油を塗りドライバーの+部分を掃除して少しでもしっかりと食いつくように準備です。





インパクトドライバーは充電池がダメなのでホームセンターへ物色しに散歩へ。ベッセルののショックハンマーには手が出ませんが、それに類するものを買って帰ります。だまし油と数回のトライで何とか撤去成功。バックプレートを外してからさらに磨きをかけます。しかし泥があちこちに入り込んでます。先がとがったキリのようなもので崩して掻きだしてから、マイナスドライバーで削り取りワイヤーブラシで磨くの繰り返し。ベルトサンダー使えば良かった。



少し気持ちが落ち着いたので台所へGo 奪ってきたのがこれ。



ガシガシ洗いましょう。




水を切り様子を確認するとぶつけて変形しております。それもありクラックが入った感じです。SPF材の切れ端を持ってきてそのうえで板金作業をして形状を修正しました。




ホイルの当たり面、ハブも錆びているので磨き、奥に入り込んでいる塩もこの際に掃除します。だんだんと正常化してくるので気持ちが良いです。ただこのベアリングケージとホーシングへ固定するブラケットは別体でこの隙間にも泥がこびりつき、裏側の隙間にもびしりと固まっているのが見えます。仕方ないドライブシャフトを抜くか。。。スタッドボルトを守るためにネジを取り付けてから引きぬきます。




ここからは汚れたグリスとの戦いになるので文章だけのご紹介になります。

ドライブシャフトを引きぬくとデフオイルの臭いが鼻をつきます。ホーシングのベアリンケージとの当たり面は少し水が浸入して錆が出ております。結露か水に入った過去があるのか水滴も少し見受けられます。ただ以前130000km頃に自分で修理した際とは少し様子が違います。

オイルシールはリップはそれなりに減ってますが、まだしっかりしているので今回はこのまま再利用します。古い変色したグリスを撤去したのちケージとの当たり面の切削部分をペーパーかけして出来るだけ滑らかにしました。まるでキャリパーのOHの気分です。Oリング部分で水が止まっていたのかその収まる溝に錆が出ているので念入りに。ホーシング側が一段落したら今度はシャフト側。

ケージとブラケットを叩いて分離させるとぼろっと大量の泥と錆が。ひたすら磨いてほじくり出しての繰り返し。皆さん泥遊びはいいけど時々前後ともローター外して奥まで掃除してね~。グリスシールに泥をかんだまま走るとスピンドルを摩損したり、この串刺しべリングを抜かないと交換できないシールを傷めるよ。リアはローターまで外して水で良くこの継ぎ目に入りこんでいる泥は洗い流しましょう。サファリはこのケージとプレートの隙間に泥をかむと面倒です。ここのシールはベアリング交換前提でしか交換できませんので。


話を戻します。
掃除をした後ユニットベアリングにグリスを詰めれるだけ指で詰めます。ここのグリスは6万キロで交換の指定ですが、どうやってしろと言うのか⁉





手元に日産スペシャルグリースNo.2が無かったので長期不良在庫のトヨタのグリスを。トヨタのはカスタードクリームのような色しておりますが、日産のは飴の様な色合いですね。この手の作業をしている間にバックプレートとケージの塗装をしておきました。




バックプレート取り付け部分は大きめのワッシャーを入れネジ箱に有った適当なボルトに交換しました。ダメ押しでまた黒にぬります。





最後にローターを付けておしまいですが、ふと気になったグリスキャッチャーというサービスホールを見るとここが泥で詰まっております。。。。それでか。先に書いた違和感とはここが泥で閉塞していたので内圧や空気が抜けることが出来ずに結露していたようです。時々このサービスホールの事を知らずにローターで塞いでいるケースもあるので注意を。正しくはこの様に開放しておく必要が有りますので。







この様に何とか復旧しましたが、色々と課題が残る作業でした。また反対側も行わなければなりません。またあの状況とご対面かと思うと気が重いですね。



Posted at 2014/06/09 09:01:42 | コメント(5) | トラックバック(0) | GQという名の漁船 | 日記

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“ぐらい堂”でございます。豪州の安心・安全・楽しいターボ屋の頑固親父ジョンとの出逢いから、日々ノーマルのサファリの足の良さと、ターボのトルクを楽しんでおります。...
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