2022年05月05日
今日、5月5日のごっついおっさんの知恵の程度がこどもの日は、久しぶりのエポネタです。
かなり前に三つ目のキャブレター(TS50用)を手に入れていました。
しかし、何やかんやとあったために放置状態にありました。
本日午後から時間ができて、やる気も起こりましたので、エポに取り付けてみちということであります。
画像のように、いつもの大切な儀式
◯オーバーフローの有無の確認
◯フロートチャンバー内の油面調整
をやります。
何回か確認しましたところ、オーバーフローの症状は幸いにもありません。
しかし、油面が少し低かったので、フロート調整により少し上げて、以上をもって大切な儀式を無事済ませました。
エンジンは、3キックですんなりと始動しました。
スロー調整をするも、これまたすんなりと安定状態になりました。
そして、肝心な走行結果であります。
このキャブレターは、低速から60km/h+αまで力強くスムーズに加速してくれて、前キャブレターよりもはるかに走行フィーリングがいいのであります。
9ポートではあるものの、たったの60ccのエンジンですから、そんなに期待をしてはいけませんが、このTS50用キャブレターの方が全てにおいてPV60にはドンピシャな感じです(嬉)
高回転域がもう一つパッとしないのは一次圧縮に漏れが生じているのかもしれないという疑念をずっと持っていたのですが、これを払拭するような変わり映えとなりました。
Posted at 2022/05/05 16:35:09 |
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エポ | 日記
2022年03月24日
先日手に入れた型式違いのエポ用の三つ目のキャブレターを、いつものようにオーバーホールします。
旧車レストアでは二輪・四輪を問わず、キャブレターのオーバーホールはごく当たり前と言いますか、ほぼほぼ必須と言いますか、そのためにYouTubeでもその光景をよく見かけます。
やっているご本人達は異口同音で「楽しい!」とおっしゃっています。
実は私もキャブレターのオーバーホールは大好きなんです。

探し求めていた希少で貴重なお品がメッチャお安くてたまらないというのに、あまりにもど汚くて使い物にはなりそうにないので、だーれも手を出さなかった…そんなキャブレターがこれです(笑)
エポの二つ目のキャブレターも相当酷かったんですが、勝るとも劣らない状態です。
それにおそらく、単純なことですが、見た目がとても悪い押引式のチョークノブの曲がりが入札への敬遠の決定打になったのだと思われます(笑)
なお、今エポ PV60に取り付けているキャブレターのチョークはレバー方式ですので、二つのキャブレターはチョークの作動がノブの押引によるものか、レバーの上下によるものかで見分けることができます。

キャブクリーナーでよく洗浄し、極細針金とパーツクリーナーを使って確認しましたら、ジェット類や各パイプに、錆カスやゴミが溜まって塞がっているといったことは一切無く、また、フロートの穴開きや凹みもありませんでしたので、これは使えるアイテムだと判断を下して磨き中心の作業をしました。
ボディ表面は大いに侵されて、まるで鮫肌のようなザラザラな状態になっていましたので、新品のようなツルッとした金属の輝きを取り戻すことはできませんでした。
しかし、それでもかなり奇麗にはなったと思います。
チョークノブのロッドは真鍮製でしたので、曲がりは簡単に修復できました。
フロートチャンバーのガスケットは、液体ガスケットを塗布して再利用をしようと考えていますので、剝がすのは止めておきました。
近日中にこの型式違いのキャブレターをエポ PV60に取り付けますが。エンジン特性がどのように変化をするのか、今からとても興味津々であります。
これからは雪解けとなった気持ちが、アクティブな行動へと変化をさせることでしょう。
Posted at 2022/03/24 13:39:50 |
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エポ | 日記