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2020年03月18日 イイね!

ポイント式点火のお話 SL125S

ポイント式点火のお話 SL125Sレストア シーズン2のために用意した新品の「ポイント」であります。
SL125Sをはじめとした当時の二輪は「ポイント式点火」でありました。
唯一、カワサキ マッハシリーズで「CDI点火」が採用されましたが、まだ未熟で周辺に電磁波を撒き散らしていたようです。
ちゃんとしたトランジスタ点火やCDI点火が出現するのはもう少し後です。

だから、私に言わせると、旧車と言える二輪は、マッハシリーズを除いて、このポイント式点火を採用しているバイクであり、点火に関してメンテナンスフリーとなるトランジスタ点火やCDI点火のバイクはセミ旧車二輪なのであります(笑)
とにかく、フル旧車二輪は、原始的な機械でなければならないのであります(笑)
だから、カワサキ エストレヤはトランジスタ点火ですから旧車二輪の領域には程遠い位置にあります。



SL125Sのポイント(コンタクトブレーカー)は、カムシャフトの端に取り付けられています。
カムシャフトは、クランクシャフトが2回転すると1回転します。
4stは2回転に1回点火して爆発するので、ポイントはカムシャフトに連結しているのです。
※CDI点火になってからはクランクシャフト1回転につき1回点火しています。〜 排気時も点火しているのです。
※カムシャフト1回転で、吸気と排気のカムを1回ずつ動かします。

ところで、SL125Sは6Vなのに、「バッテリー点火」なのです。
直近の後継車 エルシノア MT125やバイアルス TL125も6Vなんですが、「マグネット点火」と言って点火専用発電機の電源で点火しており、これは今も採用されています。

たった6Vで点火の電源までバッテリーが担うのですから、か弱いバッテリーの負担は並大抵ではありません。
バッテリー点火の弱点はバッテリーが上がってしまうと点火しないということです。
だから逆に言うと、ちゃんと点火するようにポイントの保守をしてバッテリーに余計な負担をかけてはいけません。

… で、今回、新品のポイントを用意しました。
Posted at 2020/03/18 21:42:21 | トラックバック(0) | SL125S | 日記

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何シテル?   10/13 16:08
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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