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2020年06月26日 イイね!

エストレヤカスタム計画のお話 エストレヤ

エストレヤカスタム計画のお話 エストレヤSL125Sのレストア作業が終了し、ちょっと暇を持て余す日々が続くようになったので、エストレヤに目を向けて少し弄ることにしました。
その前に皆さんにはここでいつものウンチク平 モリチク平攻撃です。

エストレヤは最近では不調に陥ったキャブレターをオーバーホールしたり、点錆が発生したホイールのメンテナンスとか、異音がするリアドラムブレーキのメンテナンスとか、コックピット周りの変更とか、そんな弄りだけでした。
今回弄ろうと考えている部分は、昔々に考え付いてずっと着手せずに温存していたものです。



エストレヤのカスタムコンセプトは、同じキャプトンマフラーにより歯切れの良い重低音を奏でる画像のカワサキ W1SAに模すことであることはしばしば宣ってきました。
ガソリンタンクがその象徴的なカスタムです。
※W1の前身は、メグロ K2 500ccであります。
※目黒製作所は、英国 ノートン社のバーチカル4stエンジンを模したバイクメーカーでありましたが、経営難であるところ、2stエンジンしか持たなかった川崎重工に吸収されたのでありました。



ネットで、W1SAのヘッドランプの下にツールバッグを取り付けている画像を見つけてはこれを模しました。



W1SAファンは私だけではなく、W650をW1SAに模している、こんな方が結構日本中におられます。



しかし、 実はエストレヤのルーツは当然ながらW1SAではありません。
このメグロ 250SGがルーツなんです。
クォーターサイズのバーチカルシングル、前後ドラムブレーキ、鞍型シートはその象徴であります。
このモデルは、これまでOHVエンジン、トランスミッション別体型オンリーだったメグロにとっては初めてのOHCエンジン、トランスミッション一体型のクランクケース構造でした。
だから、このモデルがエストレヤのルーツなんです。

半年ほどなんですが、画像のメグロ 250SGを所有したことがあるんです。
結局、レストアはせずにもちろん登録もせずに、カーポートの肥やしにしただけで手放してしまいました。



なお、メグロ 250SGとエストレヤとの間には、カワサキ Z250LTDなどのシングルエンジン車が介在します。
カワサキ Z250LTDは、二十歳代に1~2年乗っていました。
根っから私はこの系統には縁があるわけです。



いろいろなバージョンを持っていたエストレヤの中でも、私はメグロ 250SGを意識して前後ドラムブレーキで鞍型シートのバージョン「エストレヤカスタム」を選択しています。

この純正の鞍型シートは私のごっついケツにはちょっと小さ過ぎて、乗車するといつもケツが4つに割れましたので、今のハーレータイプの大きなスプリング式のものに交換し、ついでにこのシートには椎間板ヘルニアに優しい自作の背もたれを取り付けています。
このカスタムシートによって長距離を乗ってもケツの割れは2つのままですし、地獄のような腰砕けは発生しません。



今回のカスタム構想は、W1SAに模するものではなく、250SGに模するものであります。

前後サスペンションは、このように同じデザインがカッコええのですわー!
テレスコピック型サスペンションカバーであります。
実用車臭いので若い頃は絶対的に敬遠するサスペンションスタイルでしたが、この歳になると、なんかとても愛しくなるのであります。



高校時代にこんなアンバランスなデザインの前後サスペンションを持ったホンダのマルチ車もあったんです。
それはCB350Fourです。
高校時代に友人が乗っていたものを1週間ほど借りて乗ったことがあります。
残念ながら体感的にはとても走るバイクには思えませんでした。

このバイクは、コイルがインナーチューブの中にあるセリアーニタイプのサスペンションなのに、テレスコピック型サスペンションカバーを付けていました。
だいたい、テレスコピック型サスペンションカバーは、インナーチューブの外側にあるコイルを保護する目的を持っています。
したがって、旧式サスペンションに使うのがセオリーなんですがー …
当時の私はフロントサスペンションはインナーチューブ剥き出しのセリアーニタイプしか受け付けませんでしたけどね。



さて、エストレヤのテレスコピック型サスペンションカバーカスタムなんですが、専用のものは当然にしてございません。
メグロ 250SGのものがヤフオクにいくつか出品されていましたので、単純にこれなら合うかもしれないと思いました。
しかし、世の中はそんなに甘いものではございません。
250SGのインナーチューブの直径が32cmであるところ、エストレヤは38cmでかなり太いために全く適合しないことがわかりました。
他車のもので合うものがないか調べましたが、やはり無さそうでした。

従いまして、今回はアルミ板を曲げて筒にして … そんな感じでワンオフ作成することになります(汗汗)

P.S.
<後日談>
色々と調べ倒しました。
ゴムブーツで覆われているために見えませんが、ステムのアンダーブラケットからボトムケースまで露出しているインナーチューブの長さは「130mm」あります。
この長さ内でアウターカバーとインナーカバーを取り付けることになるのですが、シリンダーストローク量が 「110mm」あるために、フルストロークした時に、ステムのアンダーブラケットとボトムケースの隙間は「20mm」しか残りません。
この20mmに両カバーを収めることはできませんので、Fサスペンションでのこの壮大な野望は物理的な理由により頓挫となりました。
儚い夢でした …
フロントサスペンションは、W1SAを模したままとしておきます。
 
Posted at 2020/06/26 12:25:42 | トラックバック(0) | エストレヤ | 日記

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何シテル?   10/09 10:16
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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