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2020年12月08日 イイね!

トルクレンチのお話 SL125S

トルクレンチのお話 SL125S四輪や二輪の整備ツールとして不可欠とされているものの一つに「トルクレンチ」があります。
トルクレンチと言っても様々なものがありますが、私は画像のプレート式のものを使用しています。



メリットは画像に記載のとおり、構造が簡単で壊れにくいことと、それに伴い、精度が保たれるので正確性が高いということです。
四輪の整備マニュアルにエンジンヘッドのボルト・ナットの締付けではこのプレート式のものを使うように指定している場合もあります。

一般のダイヤル式のものはこのプレート式よりもずっと便利に使えますが、トルクオーバーによって空回りする時にテンションパーツの「減り」が生じるために、使い込めば使い込むほどどうしても誤差(甘くなる)が生じるようです。



SL125Sのレストアにおいて、トルクレンチはエンジンヘッドの締付けだけに使いました。
ここはボルト・ナットの締付けトルクが半端ありませんし、4本の締付けが不均等であると、特に圧力が強いシリンダーヘッドとシリンダーとの間からガスケットをすり抜けてオイルが滲み出る可能性が極めて高いからです。

SL125Sの整備マニュアルにも各部の締付トルク値が記載されていますが、私はエンジンヘッドの締付け以外は手や腕の感覚で締めています。
プレート式では小さい締付トルクだと誤差が出やすいという理由からです。

プロの整備士さんではないので偉そうなことは言えませんが、小さい締付トルクだとこれまでの経験から手や腕の感覚で締め足らないか、締め過ぎかが分かるので組立工程上は全然大丈夫です。
後にボルト・ナットが緩んでいたということはありません。
ホイールナットなんかは当然トルクレンチなんぞは使いません。

本当はYouTubeでの整備風景のように、各部のボルト・ナットをきちんとトルクレンチで締めるのがいいのでしょうが、取扱いの簡単なダイヤル式を持っていないので、これからもエンジンヘッド以外ではトルクレンチは使わないと思います(汗)
Posted at 2020/12/08 13:08:34 | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #SL125S 若いもんにゃー負けへんでー! エンブレムの複製 https://minkara.carview.co.jp/userid/1608170/car/2883992/7523005/note.aspx
何シテル?   10/09 10:16
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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