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2021年08月13日 イイね!

透明の樹脂製燃料ホースの早い劣化のお話 SL125S

透明の樹脂製燃料ホースの早い劣化のお話 SL125SSL125Sの充電圧調整に凝り固まって、いろいろな仕掛けをかましている最中でありますが、その作業中に、ガソリンの臭みを感じて関係箇所を指で触れて調べ上げたところ、ガソリンタンクに設置している第一燃料コックの出口辺りから滲み出ているのがわかりました。



直接の漏れ原因は、劣化によって透明の燃料ホースに横向きの亀裂(赤←)が生じたことによるものだとすぐにわかりました。

燃料コックのレバーがオフになっていることから、ガソリンはジワーッと漏れ出ていて、それは落下する前に蒸発していたようです。

劣化したホースを取り除いて、第一燃料コックを確認すると、案の定、それこそほんの少しですが、ジワーーーッと出口からガソリンが滲み出ています。

間接の漏れ原因は、第一燃料コックの切替レバーの中にあるパッキンに不具合があり、しっかりとガソリンの流れを止めることができていないことであります。

もし、切替レバー辺りの隙間から直接外部に漏れ出る症状が発生していたならば、ガソリンタンクからガソリンを全部抜き取り、燃料コックを外して、コック内のオーバーホールをする必要があります。
しかし、そうではないので、取り敢えずこの措置でたちまちは大丈夫です。

そう言えば、実はこの社外品の燃料コックは、レストア シーズン1の時から元々新品なのにそのような安物買いの銭失い的な粗悪な既往症があり、そのために第二燃料コックを取り付けた経緯があったのを思い出しました。



燃料ホースは、ゴム製のものと透明の樹脂製のものがあります。

いずれも経年劣化はしますが、樹脂製の方が格段に早いのは経験からも大いに理解しています。
今回はレストア シーズン2での施工ですから、たったの1年半しかもたずして逝ってしまいました。

このレストア シーズン2で、キャブレターまでのこの間だけを透明性のホースにした理由は、オーバーフロー対策や油面調整をしている際に、キャブまでのガソリンの流れを確認する必要があったからです。

今後、ガソリンの流れは透明のフィルターで確認することとし、交換するホースは耐久性の高いゴム製を選択しました。



修理完了です。
第一燃料コックの不具合はその解決を棚上げとしますが、たちまちもう外部に漏れ出ることは無さそうなので、第二燃料コックを信頼して今後もこの運用を継続します(汗)
Posted at 2021/08/13 16:59:28 | トラックバック(0) | SL125S | 日記

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「[整備] #SL125S 若いもんにゃー負けへんでー! エンブレムの複製 https://minkara.carview.co.jp/userid/1608170/car/2883992/7523005/note.aspx
何シテル?   10/09 10:16
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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