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2021年10月03日 イイね!

マフラーカスタムのお話 エポ

マフラーカスタムのお話 エポエポのカスタムレストアもこれだけ期間が長引くと、初期の計画を度外視し、次から次へと妄想竹が生えてきて、なかなか完成を見ることができません(汗)

その妄想竹とは、ラムエア冷却システムもどきであり、オイルチェックバルブであり、オイルフィルターであり、長尺ワイヤー・ケーブルであり、シリンダー温度計であり、そして、51cc→60cc ボアアップ化であります。

これまで 51ccエンジンのキャブレターセッティングに全く力が入らなかったのは、すぐにでもやろうとしていた 60ccエンジンへの移行のことが絶えず頭をよぎって、51ccエンジンのキャブレターセッティングは全く無駄なことだなと思うようになったからでありました(汗)

そして、今回新しく生えてきた妄想竹というのは、60ccのエンジン性能に見合った「カッコええマフラー」に交換をしてエンジン・ボディカスタムをすることであります。

そうなんです!
2stエンジンは、マフラー(チャンバー)の性質によって、目に見えて性能が大きく左右されることから、チューンドエンジンにはそれなりのマフラーを用意しなければ、その性能が十分に発揮されないということであります。



これは、カスタムレストアに着手して間もなくリファインをしたエポの純正マフラーであります。

焚き火でマフラー焼きをして本来の性能を取り戻し、これに防錆処理をして耐熱塗料による塗装を施していますので、見違えるように綺麗になり、耐久性の改善も万全となっています。
そして、マフラーガードのメッキも綺麗なんです。

しかし、このマフラーは、制限速度30km/hの条件で使いやすい低速トルク重視型の3ポート3psエンジンに見合った作りなのであります。



余談ですが、エポのエアクリーナー側の処理も低速トルク重視の作りを徹底しています。

画像のように、低速トルクが増強する「長いファンネル※」を取り付けて、エアクリボックスの中に突っ込んでいて、外観からはわからない構造となっています。

一方、高出力(中高速トルク重視型)のRG50やTS50のエンジンではそのような作りにはなっていません。

※2stエンジンの場合、長いファンネルは低速トルク重視型、短いファンネルは高速トルク重視型になります … 4stエンジンでは2stエンジンの真逆の効果になりますので、お間違いのないように!!

マフラーの話に戻りますが …
まぁそんなことで、実は私の頭の中ではリファインしても、このエポのマフラーはとてもカッコ悪いのであります。
その作業の当初からそのように強く感じています。



エポの台形のサイレンサー部分とそこから突き出ている細いパイプは、このヤマハ チャッピーの丸いサイレンサーとそこから突き出ている細いパイプと同じであり、いかにも走らないファミリーバイクにしか見えません。
カッコ悪い理由はこれなんです。

ましてや、細いパイプから放たれるオイル煙によって生じるリアフェンダー周りの汚れを避けるために、私は細いパイプの延長までしてしまっているのです。

搭載する原付二種エンジンを9ポートの60ccに交換をして、さらにパワーフィルターを使いますので、もう少し抜けの良いカッコええマフラーに交換すれば、8〜9psは出るようになるはずです。

このライトチューンドエンジンに見合った
◯取付けが比較的簡単な
◯抜けが良い
◯安価な
◯カッコええ
マフラーを見つけて交換したいと願うのは男の性というものであります(笑)



そこで白羽の矢が立ったのは、7ps以上のハイパワーエンジンを積むハスラー TS50のマフラーであります。

原付一種のバイクでこんなにパワーを出してどないすんねん?と思いますが、それはそれとして … (汗)

このマフラーならちょっとした工夫でエポのエンジンと車体にカッコ良く取付けが可能であります。



…ということで
中古のマフラーをヤフオクで入手し、エポ純正マフラーと同じように、焚き火に放り込んで「マフラー焼き」をしました。



「チャンバー形状部分※」と「円筒形貫通タイプのサイレンサー部分」のそれぞれの内部からご覧のとおり、乾燥した燃カスカーボンが大量に出てきました。

サイレンサー内部にあるガラスウールの消音材は煉瓦色に変色していますが、焼けずに残っています。

※見た目はチャンバーそのものですが、下画像の例のように「内壁」や「消音材」があって消音効果を持たせていますので、これは単なるマフラーであり、決してチャンバーとは言いません。

※YouTubeに、この内壁によってチャンバー効果を持たせているものもあるという解説があり、2stエンジンについて今色々と勉強中であります。

今後、このマフラーの防錆処理と耐熱塗料による塗装をし、消音材のグラスウールを新品に取り換えててリファインをします。

チャンバー形状部分をどのようにフレームに固定するか、チャンバー形状部分とサイレンサー部分の継ぎをどのようにするか、そして、サイレンサー部分をどのようにフレームに取り付けるかがちょっとした課題です。

後ほどまた記録しますが、シリンダー温度計を取り付けたシリンダーヘッドと60ccシリンダーは既にエンジンに組み込んでいます。
これにこのマフラーを取り付ければ、ほぼほぼカスタムレストアは完成の域に達します。

まぁ、「遅なりついで」ですので、ゆっくりと仕上げたいと思っています。
冬までには … (汗)
Posted at 2021/10/03 16:24:44 | トラックバック(0) | エポ | 日記

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