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2022年03月06日 イイね!

セミトラ化構想のお話 SL125S

セミトラ化構想のお話 SL125S少しの間、ご無沙汰していました。

もうすぐ春です。
そうすれば、レストアやカスタムの作業を鋭意進めていく気持ちが湧きます。
今はもう少しの間だけ冬眠をしています。

さて以前、SL125Sの12V化計画のお話をしたところですが、実はこの12V化計画に伴う「セミトラ化構想」があります。



これはヤフオクで継続的に出品されているセミトラ(セミトランジスタ点火)ユニットであります。

6V・12V兼用ですので、今の6V状態でも取付可能であります。

フルトラ(フルトランジスタ点火)は、エストレヤに採用されているメンテフリーの「無接点点火方式」でありますが、セミトラは、「ポイント」の接点を利用しつつ点火を制御するユニットであります。


 
画像のように、セミトラユニットはポイント点火の配線に割り込ませるだけとなっています。

ポイント点火は、ポイントの隙間の適否がスパークプラグの火花の強さを決定してエンジンコンディションの良否に大きく影響しますので、定期的な点検整備が必須となります。

調子がおかしくなった時、キャブレターの詰まりの場合がありますが、このポイントの隙間が広がったことによる場合が少なくないのです。

ポイントの隙間が広がるのは、ポイントの両面が減るためでありますが、それはここに大電流が断続的に流れていることにより、面が荒れつつ減っているのであります。

セミトラは、ポイントを単なるスイッチだけの機能にしてしまい、大電流はセミトラユニットが担うシステムですから、ポイントの面が消耗して減ることはなく、そのためにポイントの隙間調整に対して過敏になる必要はありません。

また、大電流はセミトラユニットが担うことにより、スパークプラグにおける安定した点火を得ますので、アイドリングなどでの安定は雲泥の差となり、これは嬉しい限りです。

しかし、フルトラがメンテナンスフリーになるのに対して、セミトラでは点火時期やガバナー進角の定期点検はしなければなりません。
Posted at 2022/03/06 11:51:08 | トラックバック(0) | SL125S | 日記

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「[整備] #SL125S 若いもんにゃー負けへんでー! エンブレムの複製 https://minkara.carview.co.jp/userid/1608170/car/2883992/7523005/note.aspx
何シテル?   10/09 10:16
≪車両管理分担≫ ウンチク平 … JB64W モリチク平 … SL125S ≪オタク度≫ ● 何かにつけて、ウンチク平モリチク平すること半端ない! ...
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