2020年05月05日
一昨日は大失態を犯していたことを発見し、昨日はその反省のために蟄居の身にありました(笑)
1日空けた本日、磨き上げと塗装を進めて、全体のクリア塗装をするまでに至りました。
残す作業は4層のクリア塗装が完全に乾燥しての磨き上げであります。
ようやくここまで漕ぎ着けました。
後1日の作業時間でスペアエンジンのオーバーホールが完成と相成ります。
できましたら、整備手帳で報告します。
Posted at 2020/05/05 18:41:34 |
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SL125S | 日記
2020年05月03日
今日は、右側のクランクケースカバーとコンタクトブレーカーカバー(ポイントカバー)を磨き上げて、腰上のシルバー塗装を行う予定でベースへ行きました。
ところがふと「キックスターターの作動確認」をしていないことに気付いたのです。
確かにギアシフトの作動は確認したけれども、うかつにもキックスターターの作動は確認していなかったのです。
磨き上げ作業の前に、プラグを取り外して圧縮抵抗を排除し、キックペダルを取り付けて、手で押し降ろしました。
そうしましたら、カムシャフトの抵抗だけでキックペダルはすんなりと降りました。
ところが、ペダルが元に戻って来ないのです。
垂れ下がったままです。
手で持ち上げて戻す必要がありました。
何回やっても同じです。
おまえ! やっちまったなー!!
目の前が真っ暗になり、頭が真っ白になりました。
やっと組み上がったエンジンをもう一度分解して、クランクケースを左右に割らないとこの補修はできないのです(汗)

案の定、黄緑色↓の部分のコイルが軸に引っかかっていません。
これではペダルは戻りません。
コイルの補修をしている最中にふと嫌な予感が走りました。
私は思いのままに周辺を全部点検してみました。
そうしますと、赤色→のキックスタータースピンドルとトランスミッションカウンターシャフト(ドライブシャフト)のワッシャーが欠落しているのを発見しました。
心当たりを探してみると案の定、ワッシャーは2枚とも、「欠けがあってボツにした左側のクランクケース」の内側の所定の箇所にへばり付いていました。
作業過程での画像を確認すると、確かにドライブシャフトとキックスタータースピンドルからワッシャーが欠落しています。
作業中は全く気が付いていませんでした(汗)
当時、ギアシフトスピンドルから脱落し、出所不明となっていたワッシャーに全ての気が行ってしまっていたんです。
キックスタータースピンドルのワッシャーの欠落は、エンジン作動にさほど影響はないように思いますが、ドライブシャフトのワッシャー欠落は、走行中は常時回転している部分ですので、悪影響を与えてしまうことは火を見るよりも明らかであります。
私は愚かでありました。
私は本当に大バカ者です。
私のいつものこの愚かさは死なないと治りません。
今回、キックスタータースピンドルのコイルの取付作業の失敗からこの2枚のワッシャー欠落大失敗を発見して補修することができました。
そして、何日も要してやっていた分解・組立を1時間半でやっつけてしまいました。
この「失敗が失敗を知らしめたこと」は、不幸中の幸いとなったのか、あるいは災い転じて福となしたのか、それはわかりませんが、作業が停滞してしまった今日一日は、一連のレストア作業の中でとても有意義であったように感じています …
Posted at 2020/05/03 21:25:22 |
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SL125S | 日記
2020年05月01日
今日から本格的にエンジンの「仕上げ磨き」を始めました。
最初から最後の最後まで力仕事ですから、まぁ大変です。
汗だくだくの豚丼です。
1日ではとても出来上がりません。
4種類の仕上げを考えています。
◯ 荒磨き 〜 クランクケース、タペットカバー
◯ 中磨き 〜 ダイナモカバー外側、スプロケットカバー、右側クランクケースカバー
◯ 細磨き(バフ掛け)〜 ダイナモカバー内側、ポイントカバー
◯ シルバー塗装 〜 シリンダーヘッド、シリンダー
ダイナモカバーとスプロケットカバーは磨きが終わりました。
ダイナモカバー内側は、何とか鏡面になりました。
これらの表面は、ウレタンクリアスプレーで皮膜を作り、表面を保護することとしています。
Posted at 2020/05/01 17:53:20 |
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SL125S | 日記